【未経験向け】ITエンジニアの転職面接を徹底解説!よくある質問や逆質問など紹介
ITエンジニアの転職面接ってどういう感じなんだろう…
面接では何を聞かれるのだろうか…
✓本記事の結論
- ・ITエンジニアの転職面接は2回ある(※1回の希望も稀にある)
- ・ITエンジニアの転職で面接でよく聞かれる質問は10個を例文付きで解説
- ・面接官に良い印象を抱かせるために逆質問も考えておこう!
ITエンジニアの転職面接は一次面接と最終面接の2回に分かれることが多いです。
本記事では、よく聞かれる質問や注意するポイントなどITエンジニアの転職面接について徹底解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.ITエンジニアの転職面接の流れとは?
ITエンジニアの転職面接には次のような流れがあります。
- ・一次面接(人事)
- ・最終面接(役員または人事責任者)
それぞれの面接で注意したいポイントは次の通りです。
1-1.ITエンジニアの転職面接は2回に分かれることが多い
ITエンジニアの転職面接は一般的に一次面接、最終面接の2回です。
たとえ一次面接が成功したとしても、同じやり方では最終面接で落ちるケースもあります。
なぜならば、一次面接と最終面接は異なる意図があるからです。
まず、それぞれの面接で何が求められているのか正しく把握しましょう。
1-2.一次面接でのポイント
ITエンジニアの転職面接における一次面接を担当するのは主に人事担担当者です。
まず、一般的なビジネスマナーや技術力を持っているかがチェックされます。
また、人材を募集している現場のマネージャーが同席することもあります。
一次面接でのポイント
- ・ビジネスマナーを意識する
- ・前職の話に細かく回答できるようにする
- ・勉強していることを整理し話せるようにしておく
さらに全ての面接で共通して重要なのは、笑顔や人柄です。
シンプルに面接官に好かれると一次面接は通りやすいです。
1-3.最終面接でのポイント
ITエンジニアの転職面接での最終面接は、社長や役員が行います。
確認されるのは「入社意欲がどれくらいあるか」です。
最終面接でのポイント
- ・入社したい理由を回答できるようにしておく
- ・自社で長く働いてくれそうと思ってもらうように回答する
一次面接と同様のことも聞かれることが多いので、回答できるように準備しておくことが重要です。
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2.ITエンジニアの転職面接で企業がチェックしているポイント
ITエンジニアの転職面接で企業がチェックしているポイントは主に次の3つです。
- ・人柄やマインド
- ・経験やスキル
- ・コミュニケーション能力
- ・長く自社で働いてくれるか
これらのポイントが重視される理由や、アピールするコツについて解説していきます。
2-1.人柄やマインド
人柄やマインドが企業の理念や雰囲気と合っているかどうかも企業としては気になるところです。
毎日、顔を合わせる相手を選ぶのに「一緒に働きたい人物かどうか」は外せません。
「チームメンバーに加えたい」「社風になじみそう」という第一印象を与えるには、身だしなみ、清潔感も大事です。
笑顔や挨拶にも気を使うようにしましょう。
2-2.経験やスキル
転職求人は多くの場合、即戦力を求めています。(即戦力でない募集の場合は人柄を重視している)
そのため、転職希望者が必要な経験とスキルを持っているか厳しくチェックしているのです。
すでに十分な経験とスキルを持っているならば、しっかりとアピールしていきましょう。
不足している部分に関しては「独学で勉強中」など、意欲を見せるのも大事です。
ITエンジニアに求められるスキルについては、企業によって変わりますので、重要です。
2-3.コミュニケーション能力
チームで仕事を進めていくITエンジニアにとってコミュニケーション能力は欠かせません。
人の話をよく聞けるか、話の内容がわかりやすいかがチェックされます。
面接でも質問に対して的はずれな回答になっていないか気をつけてください。
結論から先に伝えるのも大事です。
コミュニケーション能力は「人を楽しませる」「盛り上げることができる」などのコミュニケーション能力では、ありません。
Aの質問に対し→Aの解答ができるのが重要です。
また、コミュニケーション能力に自信がない人は、質問予測して、解答できるように準備しておきましょう。
2-4.長く自社で働いてくれるか
長く自社で働いてくれるのかも見ています。
IT技術はスキルの習得までに相当な時間がかかるため、研修を導入している企業も少なくありません。
教育や研修にもお金がかかっているため、長く働いてくれる人材を求めている企業も少なくありません。
3.ITエンジニアの転職面接のために準備しておくこと
ITエンジニアの転職面接の前に、準備しておく必要があるのは次の項目です。
- ・自己分析
- ・企業分析
- ・面接で聞かれる質問の答えを用意しておく
それぞれ、具体的にどうするのか、なぜ必要なのか理由とともに説明します。
3-1.自己分析
自分の長所をアピールするには、まず自己分析が欠かせません。
転職の際の自己分析は前職での経験を手がかりに行います。
あらためて自分の強みを把握し、面接で話せるようにしておきましょう。
転職後のミスマッチを防止するためにも自己分析は必要です。
3-2.企業研究
ITエンジニアの転職面接で必ず聞かれる志望動機に答えるためにも、企業研究は必須です。
まず、企業の経営理念、沿革、事業内容に目を通しておいてください。
事業内容や企業の強みを把握したら、志望動機などに盛り込んでいくことをおすすめします。
また、経営陣が取材を受けた記事などにも目を通しておきましょう。
3-3.面接で聞かれる質問の答えを用意しておく
ITエンジニアの転職面接では、限られた時間内に効果的にアピールできなくてはいけません。
このため、想定される質問に関しては、あらかじめ答えを絶対に用意しておいてください。
ワードやエクセルで解答をまとめておきましょう!
4.ITエンジニアの面接でよく聞かれる質問11選(例文付き)
ITエンジニアの転職面接でよく聞かれる質問を例文付きで解説します。
4-1.経歴を含めた自己紹介をお願いします
会社側が知りたいこと
- ・名前、年齢など基本的な情報を知りたい
- ・スキルや過去の経験・実績を説明できるかを確認したい
- ・マナーや言葉遣いがしっかりしているか、確認したい
作り方のポイント
- ・自己紹介は1分以内に簡潔に
- ・挨拶や氏名、経歴などの基本情報を端的に述べる
- ・勉強していることやITに関する経験やスキルを要約して説明する
- ・その会社に対する興味や関心を具体的に示すこと
例文
本日はお時間いただき、誠にありがとうございます。〇〇と申します。 過去の経歴としましては、営業サポート業務に従事しておりました。広告代理店の営業会社だったのですが、そちらの業務は電話対応、Excelでの資料作成、売上管理、会社説明資料の作成、日程調整、お客様のサポート業務が主な業務でした。 常に営業が売上を作りやすい環境を考え、資料などを細かく確認し、営業全体の資料などの訂正を行い、お客様にミスのないようなサービスを届けることを心掛けておりました。 本日は宜しくお願い致します。 |
4-2.これまでの職歴を教えてください
会社側が知りたいこと
- ・前職での経験と持っているスキルの確認
- ・業務内容や自身の役割を理解しているか
- ・論理的に相手に説明できるか
作り方のポイント
- ・前職の経験を事前にしっかりまとめておく
- ・少しの経験したことでも話アピールする
- ・どんな考えを持ち、行動してきたのか考え作成
前職の業務では、3年間営業として不動産の業務に従事しておりました。 主な業務としては、お客様のアポイント獲得から日程調整、ヒアリング、物件のご案内、パンフレット作成、契約書作成、見積書作成、重要事項の説明、物件調査の全般業務を担当しておりました。 営業は数字が求められる存在のため、常に売上を逆算し、安定した高い売上の確保を意識して業務に取り組んでおりました。また、お客様に良いサービスを提供するために、多くの物件の内軒をし、多くの物件を覚え、初期費用を算出し、お客様に提案できるように心掛けておりました。 その結果2年目以降は社内で2位、3位の売上を上げ続けることができました。 前職の自身のコミュニケーションスキルを活かしつつ、ITエンジニアとして、知識を身に付けて、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーと段階を踏んでキャリアアップしていきたいと考えています。 |
4-3.当社の志望動機を聞かせてください
会社側が知りたいこと
- ・情報収集できているか
- ・入社後、長く自社で働いてくれそうか
- ・熱意と覚悟
作り方のポイント
- ・応募する企業の強みや特徴を見つける
- ・自分の経験がどのように活かせるのか
- ・働きたい理由を言語化する(結論から話すように意識する)
私は前職の営業の経験からITシステムの重要性を知り、システムエンジニアになることを決意しました。 前職では、様々なシステムが導入されており、業務効率化のためにSEの方と打ち合わせをする機会が多くあり、顧客のために、どのようなシステムの仕様にするかを論理的に考える部分に魅力を感じました。 また、大学は文系だったのですが、情報系の授業があり、Javaのプログラムを組み、モノ作り楽しさを実感しました。 貴社では、様々な業務系のシステムを開発しており、設計~運用まで一貫してお客様のビジネスを支えている部分や新しいことにチャレンジさせていただけれる部分にも魅力を感じており、貴社を志望致しました。 |
【関連記事】ITエンジニアの志望動機例文9選!書き方のコツも解説
4-4.なぜITエンジニアになろうと思ったのですか?
会社側が知りたいこと
- ・エンジニアに本気でなりたいと思う熱意
- ・自社の目指している部分にマッチするか
作り方のポイント
- ・エンジニアになろうと思ったきっかけ・理由を話す
- ・自己アピールを最後に盛り込む
私は前職の販売業で、在庫管理システムを導入し利用しており、そのシステムで様々な業務の効率化に繋がり、エンジニア職に興味をもったのがきっかけです。 最初はIT業界の事から知るのを始めようと考え、ITエンジニアの仕事内容や業界について調べ、ITエンジニアの仕事内容を詳しく知っていくうちに、開発エンジニアを目指そうと志しました。 前職での販売職の経験もありますが、クライアント様に向けて、業務改善ができる点に魅力を感じました。 現在はJava言語の勉強をしており、開発エンジニアを目指して、転職活動をしております。 |
この回答内容が浅かったり、内容が薄いと「エンジニアに本気でなりたい」と思っていないと採用担当は感じます。
4-5.勉強していることはありますか?
会社側が知りたいこと
- ・エンジニアに本気でなりたいと思う熱意
- ・自社の取り組んでいる事業とマッチしているか
作り方のポイント
- ・勉強していることをまとめる
- ・勉強している内容を細部まで具体的に話せるようにする
現在勉強していることはJavaでポートフォリオを作成しています。 最初は、ITの基礎知識の学習を行い、progateのアプリでHTML、CSS、JavaScriptの学習をしたあと、Javaの学習に取り掛かりました。 Javaは書籍で学習し、一通りのオブジェクト指向の学習も終えて、簡単なゲーム開発などを行い、現在は勤退管理システムを自身で設計し、開発している段階です。 |
4-6.エンジニアの業務イメージを教えてください。
会社側が知りたいこと
- ・情報収集をしているか
- ・エンジニアになりたい熱意
- ・入社後ギャップを感じて、短期離職しないか
作り方のポイント
- ・エンジニアの職種を理解する
- ・エンジニアの仕事内容を理解する
- ・企業が求めるエンジニアの種類を情報収集しておく
関連記事:【ITエンジニア種類おすすめ一覧】年収や将来性などわかりやすく解説
ITエンジニア職は大きく分けて2種類あり、「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」です。 開発エンジニアはシステムやアプリの開発をするエンジニアです。テスト、コーディング(プログラミング)、詳細設計、基本設計とフェーズが分かれており、フェーズ毎で求められるスキルも変わってきます。 開発エンジニアは業務効率化のシステムを開発するため、お客様からヒアリングする能力や提案力といった能力も求められます。 インフラエンジニアはネットワークとサーバーの業務に分かれており、フェーズも設計、構築、保守、運用、監視の業務と分かれています。ネットワークやサーバーはシステムやアプリの基盤部分のため、必ず止めてはいけないものとなっています。 |
4-7.将来のキャリアプランは?
会社側が知りたいこと
- ・目標に対して具体的な行動をとれるのかを知るため
- ・キャリアプランが自社にマッチしているのか
- ・採用後、活躍してくれるかどうか
作り方のポイント
- ・志望動機と繋げる
- ・具体的な数字を使ってキャリアプランを明確化する
将来的には一つにプロジェクトを引っ張っていけるエンジニアになりたいと考えております。 現在は基礎知識を固めるためにJava Sliverの資格取得に向けて学習しておりますが、入社までに資格学習と並行して「ITの基礎知識」についても深く学んでいくつもりです。 入社後は日々の勉強で基礎知識を身に付けつつ、テストやコーディング(プログラミング)の仕事を一人称でできるように勤めます。 3年目には詳細設計を任せていただけるような人材を目指し、私のように未経験からスタートする後輩社員に指導したり、経験を伝えたりできたらと考えております。 5年目には上流工程を一人称でできるようになっていきたいと思います。 その後はエンジニアとしてのスキルはもちろんの事、マネジメントにも力を入れプロジェクトを任せていただけるような人材を目指します。 |
4-8.強みと弱みを教えてください
会社側が知りたいこと
- ・自己分析できているか
- ・入社後に活かせるスキルやキャリアを知りたい
- ・応募書類だけで分からない本人のスキルを知りたい
作り方のポイント
- ・仕事を通じて身に付けたスキル
- ・仕事で成果を出すために活かせるスキル
- ・本人が持つ人柄
作り方のポイント:結論→エピソード→応募先で活かせるか
強み例文
私の強みは行動力です。(結論) 前職では、事業部の立ち上げに関わりました。 その際に企業打ち合わせ、社内の体制を整えるため資料作りなどを、誰よりも早く率先して行ってきました。自身の営業目標を達成しつつ、空いた時間で全営業が効率よく働けるようにフォルダの構成を考えたり、資料作りをするなどの経験をしてきました。 エンジニアになった際も誰よりも早く行動していき、誰よりも勉強していきたいと考えています。 |
作り方のポイント:結論→エピソード→改善策
弱み例文
弱みとしては一つのことに熱中しすぎるあまり、時として周りの状況が見れてないときがございました。 前職では、仕事に熱中しすぎて、多くの残業をしてしまったりすることがあり、上司の迷惑をかけてしまった経験があります。 ただ改善策として何かに集中するというタイミングでスマートフォンにアラームを1時間ごとに設定し、アラームが鳴る度に都度周りの状況を客観視することに注力をした結果、改善されました。 |
4-9.Excelとタイピングについて
会社側が知りたいこと
- ・業務で問題なくできるレベルか
- ・PCは普段どの程度触っているか
作り方のポイント
タイピングに関してはブラインドタッチまではできませんが、人並みにはある程度、打つことができます。 Excelは式、If、VLOOK UPの関数は問題なくできますが、マクロを組むなどの高度なことはできません。 |
注意点:エンジニアを目指している未経験の方はタイピングができなければ、話になりません。
Excelに関しても「触ったことない」や「関数は全くできない」となると、どのIT企業も採用は難しいでしょう。
PCやExcelができていない人は、そちらから勉強していきましょう。
4-10.勤務地についての質問
勤務地SES企業の場合は必ず質問されます。
自社開発企業の場合は聞かれることはありませんが、SES企業を応募する場合は確認しておいてください。
SES企業の場合、勤務先はプロジェクト毎に違ってきます。
また、ほどんどのSES企業は家から90分圏内通勤できなければ、面接でNGになることは多いです。
そのため、内定を獲得しにいく解答をするなら、90分の通勤は問題ないと伝えましょう。
4-11.他社の選考状況について教えてください
会社側が知りたいこと
- ・自社で内定を出した時に、承諾を取れるかどうか
- ・同じエンジニア職のIT企業を受けており、エンジニアに対しての意欲は高いか
インフラエンジニアの企業を受けている場合の例文
現在はインフラエンジニアとしてキャリアを積める企業を5社受けており、そのうちの1社から内定をいただいております。 |
解説を加えると、インフラエンジニアの企業の面接を受けていて、他に事務や開発エンジニアの求人も応募していると回答してしまった場合、インフラエンジニアになりたい意欲が薄いと判断されてしまいます。
また、内定を獲得していなくても、「内定をもらっている」と回答すると、価値のある人材だと、思ってもらえる可能性があります。
できれば、1社内定もらっていると回答することをおすすめします。
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5.ITエンジニアの転職面接で印象が良い逆質問とは?
逆質問とは面接の最後にされる「何か質問はありますか?」という質問のことです。
逆質問には次のような意図があります。
- ・熱意を知りたい
- ・コミュニケーション能力の確認
- ・自社との相性の確認
逆質問を求められても「特にありません」と答えてしまうと、意欲なしと判断されるリスクがあります。
次のような点に注意して、積極性をアピールするチャンスにしましょう。
5-1.逆質問例文①
「入社までに必要なスキルや知識などがあれば教えてください。」
入社意欲を見せた上で、自身が不足しているものに対して補おうとする姿勢をアピールすることができる逆質問です。
企業が求めている人材に自分から近づく姿勢を見せることで、面接官に好印象を与えやすくなります。
自己啓発を惜しまない旨を積極的にアピールしていきましょう。
5-1.逆質問例文②
「私と同年代の方はどのような活躍をされていますか?」
自分と同年代の人がどのような活躍をしているか聞くことで、自分に求められているスキルのレベル感が分かる逆質問です。
ただ質問の回答を聞くだけでなく、「同年代の人と同じように、このような貢献ができるよう尽力していきたいと思います」とひと言添えると好印象でしょう。
5-3.逆質問例文③
「入社した場合、まず携わることになる業務についてお伺いさせてください。」
入社してからどんな仕事をするのか聞くことで、入社後の仕事のイメージをつけやすくなります。
もし想像と違う業務であった場合は、イメージとのギャップをなくすためにどういう仕事か深く掘り下げていくといいでしょう。
また、その業務に必要な知識も掘り下げられると、意欲を感じさせることができるためおすすめです。
5-4.逆質問例文④
「御社が技術者に対して特に求めているスキルは何でしょうか?」
企業がエンジニアに求めている具体的なスキルや、今後キャリアアップしていく上で成長させるべきスキルを知ることが可能です。
そのスキルに繋げることができるエピソードがある場合は、アピールすると効果的です。
5-5.逆質問例文⑤
「御社で活躍している方の特徴や共通点などがあれば教えてください。」
活躍している人の共通点や特徴を知ることで、自分に同じ要素があればアピールに繋げられます。
企業としても自社のメンバーと同じ能力を持っている人は魅力的に感じるため、積極的にアピールしていきましょう。
エンジニアの転職面接でよく聞かれる逆質問についてさらに知りたい時は、以下の記事を読んでみてください。
6.ITエンジニアの転職面接で注意するべきポイント
ITエンジニアの転職面接でありがちな失敗は次の通りです。
- ・仕事内容を漠然としか把握していない
- ・熱意が伝わらない
- ・キャリアプランが明快ではない
どうしたらこのような失敗を回避できるのか、合わせて解説していきます。
6-1.仕事内容を漠然としか把握してない
ITエンジニアと一口にいっても仕事内容はさまざまです。
プログラムの各種テストやバグ修正をする下流工程の求人に、要件定義や設計などの上流工程への熱意を見せても逆効果でしかありません。
企業研究の際に、転職後のポジションで期待されている仕事内容についても正しく理解しておきましょう。
6-2.熱意が伝わらない
どんなに心の中に熱意があっても、転職面接で上手く伝えなければ相手には伝わらず不採用となってしまいます。
熱意を伝えるにはまず、徹底的に事前準備をすることです。
その上で、面接官の目をしっかりと見て大きな声ではっきりと喋るなど、好印象を残すように気をつけてください。
6-3.キャリアプランが明確でない
企業ごとに将来的に期待できるキャリアは異なります。
プロジェクトリーダーとしてチームを統括したいのか、AIなどの専門性が高いITエンジニアを極めたいのか、キャリアプランによってふさわしい転職先も変わってきます。
その企業では望めない将来の展望を述べたり、将来的に特に希望がなかったりすると、意欲がないと見なされてしまうので注意しましょう。
ITエンジニアの転職試験の際によくある失敗ついて以下の記事で深掘りしています。
事前に読んで同じ失敗をしないようにしてください。
7.ITエンジニアの面接を成功させるコツ
ITエンジニアの面接を成功させるには3つのコツがあります。
- ・情報収集をする
- ・自分のスキルを把握する
- ・面接対策を行う
具体的にどのようなことをしていくのか説明していきましょう。
7-1.情報収集をする
ITエンジニアの転職面接にはいくつかのよく聞かれる質問もありますが、想定外のことを聞かれることもあります。]
何を聞かれてもあわてないように、しっかりと企業に関する情報収集をしておきましょう。
情報収集は企業のホームページ、企業研究本などを読み込むのはもちろん、企業のSNSがあればチェックするようにしてください。
その他、ハローワーク、求人サイト、転職エージェントなど、幅広く利用するのをおすすめします。
7-2.自分のスキルを把握する
企業は即戦力を必要としています。
したがって、入社後すぐに何ができるのかアピールするのは転職面接で重要です。
まず、自分の能力を客観的に分析することから始めましょう。
今、どんなスキルと知識を持っているのか正しく把握した上でアピールしていくことが大事です。
エンジニアに必要なスキルについて気になった方はこちらの記事をご覧ください。
7-3.面接対策を行う
ITエンジニアの転職面接には流れがあり、よく聞かれる質問もいくつかあります。
きちんと対策をすれば成功させることも十分に可能です。
しかし、一人ではどう面接対策をしたらよいのか迷うことも少なくありません。
特に、初めての転職では不安も大きいでしょう。
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8.ITエンジニアの転職面接まとめ
ITエンジニアの転職面接の流れは以下の通りです。
- ・一次面接
- ・最終面接
(※面接が1回の場合もある)
一次面接ではビジネスマナーやスキルの他、実際に会社のメンバーとなった時に違和感なくやっていけるかどうかの人間性などが見られます。
一次面接で「この人材は欲しい」と、思われても、最終面接を突破できなければ転職は失敗です。
最終面接では「どのような人間か」だけではなく「どれだけ意欲を持っているか」をアピールできなくてはいけません。
熱意を示すにはやる気だけではなく、いっそう自己分析や企業研究が必要となってきます。
また、ITエンジニアの転職面接では以下のことを準備しておくといいでしょう。
- ・自己分析
- ・企業研究
- ・面接で聞かれる質問の答えを用意しておく
転職活動での自己分析は、これまでしてきた仕事を振り返ることで行います。
その上であらためて自分の強みを明確にしていきましょう。
自己分析と同じくらい、企業研究も欠かせません。
インターネット、書籍、ハローワークなどあらゆるものを利用して取り組んでください。
また、ITエンジニアの転職面接では定番となっている質問もいくつかあるので、あわてずに答えられるように事前に回答を考えておきましょう。
そうとはいっても、自分が考えた回答が正しいかどうか判断に迷うこともあるかもしれません。
そんな時は、転職エージェントを利用してみるのもひとつの方法です。
転職エージェントは表には出てこない企業の情報を知っていることもあるので、ぜひ、より深い企業研究のためにも活用してみてはいかがでしょうか。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役