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ITエンジニアの面接でされる質問の回答例34選!逆質問例15選!

ITエンジニアの面接でされる質問の回答例34選!

エンジニアの採用面接で聞かれる質問の内容とその対策について知りたい…

逆質問ってどんなこと聞けばよいんだろう…?

✓本記事の流れ

  • ・ITエンジニアの採用面接で会社側が質問したいことを確認
  • ・ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問41選を解説
  • ・ITエンジニア採用面接で印象が良くなる逆質問ランキングTOP15を紹介

本記事では、ITエンジニアの採用面接対策の助けとなるような内容を、豊富な例文とポイント解説とともにご紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください。

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目次

1.ITエンジニアの採用面接で会社側が質問する理由

ITエンジニアを採用する際、会社側は優秀なエンジニアや、エンジニアに適性のある人を採用することが目的です。

また、未経験であれば、人柄やコミュニケーション能力も見ています。

それでは、以下の内容を解説していきます。

  • ・ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問
  • ・回答のポイント
  • ・具体的な回答例

上記について、詳しく解説していきます。

2.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問【定番10選】

ITエンジニアの採用面接で聞かれやすい、定番の質問10選をご紹介します。

  • ・自己紹介をお願いします
  • ・志望動機を聞かせてください
  • ・なぜエンジニアになろうと思ったのですか?
  • ・勉強していることはありますか?
  • ・学生時代に一番力を入れたことは?
  • ・退職理由、転職理由
  • ・どのようなエンジニアの職種に興味がありますか?
  • ・どんなエンジニアになりたいですか?
  • ・自己PRをお願いします
  • ・弊社のサービスで改善すべきと考える点について教えてください
  • ・他社の選考状況について教えてください

回答のポイントと例についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。

2-1.自己紹介をお願いします

自己紹介は、制限時間の指示がない場合も、約1〜2分で行うようにしましょう。

  • ・長々と説明せず、重要なポイントを端的に話す。
  • ・前職の経歴を少しいれる
  • ・簡単な志望動機を取り入れ、シンプルにまとめる。

例文

はじめまして、○○と申します。私は現在、株式会社○○でソフトウェア開発に携わっています。非常にやりがいを感じておりますが、自社サービスの開発を経験してみたいと考えるようになりました。そこで今回転職を考え、自らの手で自社サービスを構築できる御社を志望いたしました。また、案件の規模感が大きいことも、御社で働きたいと強く感じた理由の1つです。やりたい仕事に向かって努力できる自らの積極性を、御社でも活かしたいと考えております。

2-2.志望動機を聞かせてください

志望動機は、選考で特に重視されるポイントです。

必ず企業について深く調査を行い、志望度の高さをアピールしましょう。

  • ・企業の強みを志望動機に入れ込む
  • ・前職の経験を活かせるなら入れ込む

2点ございます。HPを見させていただき、研修制度が充実している点です。私はインフラエンジニアでキャリアを積んでいきたいと考えており、研修で「CCNA」と「Lpic」を学べるのは魅力に感じております。また、資格取得制度もあり、資格取得をサポートしていただける点についても魅力に感じました。 

もう1点はエンジニアのキャリアモデルが明確になっている点です。HPを見て未経験からのキャリアステップが明確化されており、未経験でも安心してキャリアを積んでいける部分に魅力を感じました。

私自身、インフラエンジニアでキャリアを積んでいきたいと考えておりますので、御社のインフラへの教育制度を活かし、一早く活躍できる人材を目指していきたいです。

以上の理由から御社を志望しました。


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2-3.なぜエンジニアになろうと思ったのですか?

エンジニアを志した理由を、シンプルな言葉で表現してください。

  • ・エンジニアを目指そうと思ったきっかけをエピソード付きで話す
  • ・未経験であれば、勉強している内容を盛り込む

前職は販売職に携わっていたのですが、在庫管理、勤退管理、売上管理など一つのシステムで効率よく利用でき、ITの技術って素晴らしいと思ったのがきっかけです。

ただ、ITに対して全く無知だった私は、まずIT業界について知ろうと考え、業界研究をしました。知っていけばいくほど、ITに興味を持ち、エンジニアというお仕事に魅力を感じました。

まずは、勉強からスタートしてみようと考え、Java言語の学習をしており、現在はポートフォリオの制作などに取り掛かっています。

また、前職の経験から、多くのユーザーが効率化できるWebシステムを開発したいと思い、エンジニアを志望しました。


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2-4.勉強していることはありますか?

自分自身の勉強を、嘘偽りなく答えましょう。

質問の回答内容によっては、嘘をついたことがすぐにバレてしまうからです。

自分の勉強していることを整理しておきましょう。

できる限り、詳細に回答する。

最初はIT業界について理解しようと考え、ITパスポートの学習をし、資格を取得しました。

その後、技術を深堀して覚えていこうと考え、Java言語の学習をしております。

Javaでは基礎構文を学び、オブジェクト指向を理解した段階です。現在は簡単なゲーム開発やポートフォリオを作成するためにHTML、CSS、JavaScriptも勉強しています。


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2-5.学生時代に一番力を入れたことは?

いわゆる「ガクチカ」は、業務に関連性のある内容を選ぶのがベターです。

  • ・勉強、部活、サークル、アルバイトなどから最適なものを選ぶ。
  • ・できる限り努力したことを詳細に話せるようにする

社会経験が浅い方や既卒の場合も必ず聞かれます。

学生時代に一番力を入れたことは、バドミントンサークルの活動です。そこで部長を任せていただき、サークル全体の活動、大会の予定、会計管理など全て私が行っておりました。

全員が輪からはみ出さないように、声をかけ、周りを見ていました。

仲間たちと力を合わせてトレーニングを実施し、課題解決を目指すおもしろさを学びました。

また、勉強の面でも、英語の分野に力を入れ、TOIECも850点を取得し、2年生の時にリスニングとスピーキングを向上させるため、留学にもいきました。

2-6.退職理由、転職理由

転職の場合は退職理由は必ず聞かれます。

採用担当は長く自社で働いてほしいと考えていますので、退職理由を聞きます。

  • ・人間関係で辞めたことは絶対言わない
  • ・会社が嫌で辞めたことを言わない
  • ・ポジティブ内容で回答する

前職の退職理由は環境のよく、働きやすい職場だったのですが、エンジニアとして、キャリアアップしていきたいと考え、退職を決意しました。

上記の回答であれば、退職理由や転職理由は「なぜ、エンジニアになりたいのか?」の質問の前に聞かれた場合、ここで回答してもよいでしょう。


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2-7.どのようなエンジニアの職種に興味がありますか?

未経験者の場合、これから挑戦してみたいエンジニアの職種について尋ねられるかもしれません。

  • ・企業が募集している職種を調べておく
  • ・応募企業では経験できないような職種を挙げない

業務系のシステム、アプリの開発に一番興味を持っており、お客様の業務改善をヒアリングし、課題を解決していけるようなエンジニアになりたいと考えております。

ですが、最初からお客様からヒアリングできる能力はないと思っておりますので、まずは、テストやコーディング、設計と少しづつスキルを身に付けながら、将来的には目指していきたいと考えております。

2-8.どんなエンジニアになりたいですか?

これから目指したいエンジニアの理想像について、具体的に説明しましょう。

  • ・企業が求める人材像にマッチした内容を述べる。
  • ・自分の強みを絡めながら説明する。

私は、お客様の課題解決のできるシステムエンジニアを目指していきたいと考えています。

前職では、業務効率化できるシステム販売を行っていたのですが、お客様からヒアリングを行い、導入からサポートまで行っていました。その経験を活かし、お客様の課題を解決できるようなエンジニアになりたいと考えています。

また、システムエンジニアとしてスキルを磨いたあとは、一つのプロジェクトを管理するPM(プロジェクトマネージャー)を目指していきたいと考えています。

2-9.自己PRをお願いします

自己PRは、採用面接でほぼ必ず質問される内容です。

具体的なエピソードを提示しながら、個性的な内容を意識しましょう。

  • ・業務内容に適性があることをアピールする。
  • ・ほかの応募者が経験していないようなエピソードを挟む。

私は、何度もトライアンドエラーを繰り返せる人材です。ゴミ拾いのボランティア活動や、データ入力のアルバイトを学生時代に経験したからです。じっくりと、地道な作業に取り組めます。この特徴は、エンジニアの業務に大いに役立つでしょう。

また、本当に行きたかった大学で学ぶために大学編入を経験しました。編入試験の勉強と卒論執筆を両立させることは、大変なことでした。目標を達成するために全力で頑張れる底力が、私にはあります。エンジニアになりたいという夢も、この底力を使って必ず実現させます。

2-10.他社の選考状況について教えてください

応募企業以外に、エンジニアと関連のある企業にエントリーしているかどうかを確認されます。

エンジニアに対する本気度を判断するためです。

  • ・エンジニアと無関係の企業名や職種は言わない。
  • ・あくまで第一志望は御社だと述べる。

現在、開発エンジニアの企業を7社選考が進んでおり、1社内定をいただいておりますが、御社を第一志望だと考えております。

3.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~人柄やこれまでの経験12選~

ここからは、ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、人柄や過去の経験に関する質問を15個ご紹介します。

ここでも、回答のポイントと回答例も合わせて解説していきます。

3-1.前職について教えてください。

前職で学んだことやスキルについて、具体的なエピソードを交えながら説明してください。

  • ・特に思いつかなくても、「ありません」とは答えない。
  • ・前職について整理しておく
  • ・前職で反省すべき点を盛り込み、どのような改善点があるのかを述べる

私は前の会社で「チーム全体をまとめる大変さ」について学びました。チームのリーダーとなり、社員の管理、アルバイトの管理をしていました。タスクが多く、どのように効率化させ、生産性を向上させていくのかを考え、社員が一丸となって、目標を達成できるようにしてきました。

ただ、マネジメントにおいて多くの失敗をしましたので、失敗を成功にかえていけるように心掛けていました。

3-2.これまでに人と対立したり、衝突した経験はありますか?それはどのように解決しましたか?

人と対立した際の対処方法を見ることで、社会人としての人柄をチェックします。

  • ・シチュエーションを具体的に説明する。
  • ・ビジネスや公共の場面を想定して意見を述べる。

前職で、プロジェクトの方向性についてチームメンバーと対立した経験があります。互いの意見をプレゼン方式で説明し、ほかのメンバーに投票してもらいました。結果的に、より透明性の高い意思決定ができました。

また、サッカー部に所属していた学生時代、今後の練習方法についてほかの部員と対立しました。私は練習に効率性を求めていましたが、彼の意見は練習時間の長さを重視していました。もちろん、長い時間練習することも重要だと思いますが、顧問をあわせた3人で話合いを行い、互いの意見の良い部分を合わせた案を実施することになりました。

3-3.過去の失敗経験とそれをどのように乗り越えたか教えてください

失敗を乗り越えた経験を尋ねることで、困難に向かって努力できる人間かどうかを判断します。

  • ・実際に行った行動を具体的に説明する。
  • ・失敗経験ではなく、解決方法の説明に比重を置く。

前職で大きなプロジェクトを担当している際、設計ミスが判明しました。予定より2週間スケジュールを早めなければ、締切には間に合いません。

そこで私は、さらなるミスを生まないように、各工程ごとにチェックシートを作成し、また、スケジュールを早めるため、別プロジェクトメンバーのタスクを確認し、こちらの業務を手伝っていただけるように、会社と本人達に直接話をし、承諾を得ました。

その行動がプロジェクトを無事に成功させることができました。

3-4.外部の方と折衝をした経験はありますか?

応募者のコミュニケーションスキルや、顧客との交渉力を確認するために質問します。

  • ・ただ経験を述べるだけでなく、折衝の際に気をつけた点なども説明する。
  • ・外部との折衝経験がない場合は、似た体験を述べる。

はい、ございます。クライアントからの要求に応えられる環境がまだ構築できていないことを説明するために、できる限り専門用語を使わずに説明することを心がけました。結果的に交渉は成功し、問題なくプロジェクトを進行できました。

3-5.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

仕事のやりがいは、業務内容とモチベーションの相関性を調べるために尋ねられます。

  • ・どんな環境でもモチベーションを切らさずに働けることをアピールする。
  • ・自分のモチベーション管理方法についても述べる。

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前職でユーザー様から大きく感謝されたときに大きなやりがいを感じていました。

自分の仕事が役に立っている実感ができるからです。これは、役職がついていなかった時も、リーダーポジションに昇進した時も変わりません。困難に立ち向かわなければならない時は、過去にクライアントから感謝された瞬間の喜びを思い出して、モチベーションを管理しています。

3-6.どんな時に仕事のモチベーションが下がりますか?

この質問も、業務内容とモチベーションの関連性を見ています。

  • ・転職後のポジションでもモチベーションを保てることを伝える。
  • ・できるだけポジティブなエピソードを選ぶ。

頑張っても結果が実らなかった時はモチベーションが落ちたことがあります。前職ではリーダーポジションで仕事をしていたため、多くのメンバーに再度業務を割り振らなければいけないからです。

その際は、直属の上司にアドバイスを仰ぐことで、冷静な判断ができるように対処しています。御社に入社できた際は、どのようなポジションに配属されても、このような対処方法をとってモチベーションを保とうと考えています。

3-7.気になっているIT業界のニュースやトレンドがあれば教えてください

IT業界への興味関心や、エンジニア職への適性をチェックしています。

  • ・最新の情報を回答できるように、毎日関連ニュースに目を通す。
  • ・どうしてそのニュースに興味が出たのか説明できるとさらに良い。

最近開発された、〇〇のニュースに興味関心がわきました。今後は効率性だけでない付加価値が、システムにおいて重視されていくと思うので、私も今後このような技術を開発していきたいと強く感じました。

なお、毎日××や△△といったIT情報メディア、新聞、SNSなどを見て情報を収集しています。今後は、◎◎のような分野のニュースも勉強していきたいと思っています。」


3-8.入社後の目標や実現したいことについて教えてください

入社への意欲や、将来の目標について質問されることも多いです。

  • ・目標達成までの明確な期限を設ける。
  • ・入社後のイメージを持っていることをアピールする。

御社に入社できた際は、将来的にプロジェクトマネージャーを目指していきたいと考えております。最初は運用・保守の業務を一人称で遂行できるように努めていきたいと考えています。また、基礎知識を身に付けるために、基本情報技術者試験の資格やLPICの資格取得も6ヶ月以内に取得したいと考えています。

3年後には、上流工程の構築や設計に携わり、さらにスキルを飛躍させていき、クライアント様とのやり取りを経験しながら、マネジメント業務のスキルを高めていきたいと考えています。

3-9.5年後、10年後の自分像について教えてください

将来の自分像を尋ねることで、入社後のキャリアプランを考えているかどうかを確認します。

  • ・現時点で足りていないスキルを提示し、今後のビジョンを描く。
  • ・実現可能な内容を述べる。

5年後には、プロジェクトリーダーとしてさまざまな案件を担当していきたいです。上流工程に携わることでさらに経験を積んだ10年後は、プロジェクトマネージャーとしてキャリアアップしたいと考えています。しかし、この目標を達成するためには、現時点でシステム開発の知識が足りません。そのため、入社後も勉強に励もうと意気込んでおります。

3-10.趣味を教えてください

趣味を尋ねることで、勉強習慣が定着しているかどうかや、普段実施しているストレス解消方法を確認します。

  • ・好印象が得られる回答を意識する。
  • ・休みの日にも勉強していることをアピールする。

現在の趣味は、ランニングです。休みの日も毎日勉強しているので、体を動かすことで勉強の疲れをリフレッシュしています。また、読書もよくしており、勉強の合間に、好きな作家の本を読んでいます。」

3-11.他者から見た自分像について教えてください

この質問では、自分自身を客観視できているかどうかをチェックしています。

  • ・面接前に自己分析を完了させる。
  • ・ポジティブな内容にまとめる。

よく周りの人からは『慎重に物事を進めがちである』と言われます。これは、自分自身でも感じていることです。優柔不断とも言い換えられますが、エンジニアの業務ではこの性格が役に立っています。なぜなら、システムに不完全な部分がないか最後まで慎重にチェックするからです。これからも、この性格を大切にして業務にあたっていきます。

3-12.長所や短所を教えてください

長所と短所を質問すると、応募者が自己分析を行っているかどうかが分かります。

  • ・短所は「言い方を変えると長所になる内容」を意識する。
  • ・具体的なエピソードを添える。

私の長所は、集中力があるところです。業務中、エラーの修正を長時間行い続けてもまったく集中力が途切れません。そのため、業務におけるヒューマンエラーも大変少ないです。これに対して短所は、一度自分の世界に入るとなかなか抜け出せなくなってしまうところです。今後は、周りの様子を適宜確認しながら業務を行いたいと思います。

4.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~過去のエンジニア経験12選~

この段落では、過去のエンジニア経験に関する質問を12個ご紹介します。

回答ポイントと回答例を参考にしながら、自分の回答を考えましょう。

4-1.なぜその言語や分野を勉強しようと思ったのですか?

得意な言語や分野を勉強しようと思った動機を尋ねられることもあります。

  • ・具体的なエピソードを交えて説明する。
  • ・面接官が納得できるように、論理的に話す。

私がC言語を勉強しようと思った理由は、OS開発に興味があったからです。専門学校で、様々な組み込み系の開発を学び、その中でもOS開発に一番魅力を感じました。ただ、未経験のため、その業務だけをやりたいというのはワガママだと思いますので、まずは何でも経験していきたいと考えています。

キャリアを積んだあとはOS開発、家電、車載の組み込み開発にも関わってみたいと思っているため、現在も勉強を続けています。

4-2.弊社のどのサービスに興味がありますか?

企業が手掛けているサービスについてしっかりと調査を行っているかを知るために、この質問で応募者を試します。

  • ・内容を説明できるように、該当サービスにすべて触れておく。
  • ・興味を持った理由も同時に説明する。

私は、御社が手掛けているサービス○○に大きな興味を持ちました。なぜなら、情報社会に取り残されがちな高齢者をターゲットにしているからです。私が大切にしている『世界中の人々が過ごしやすい社会を提供する』という目標を達成できるサービスだと感じました。御社に入社できたら、このサービスをさらにブラッシュアップするために尽力したいです。

4-3.学生時代どのような研究をしていましたか?

実務経験がない未経験者は、学生時代の研究内容を質問されやすいです。

  • ・内容を、わかりやすく噛み砕いて説明する。
  • ・専門用語を多用しないように気をつける。

私は学生時代、化学について研究していました。よって、膨大なデータを取り扱うので、Pythonでコードを組み、自動でデータを取れるように研究室のチームで考えています。また、大学の授業でも、Java言語も学んでいましたので、その経験をシステムの開発にも活かしていきたいです。

4-4.普段どのようにしてプログラミングの勉強をしていますか?

未経験者がどうやってプログラミングの勉強を行っているのか、企業側は気になるものです。

  • ・実際に行っている勉強内容を素直に答える。
  • ・虚偽の内容は言わない。

私は、書籍やWebサイトを使いながら、独学でプログラミングについて学んでいます。オブジェクト指向で少し躓きましたが、オブジェクト指向だけを解説している書籍を購入し、理解することができました。

疑問点はインターネットで検索するか、勉強会でほかのエンジニアに質問することで解決しています。


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4-5.(開発経験がある場合)今までにチームや自分でどのようなものを開発しましたか?

すでにエンジニアとして開発経験があるなら、これまでの開発実績を質問されます。

  • ・まず、端的な言葉で開発内容を説明する。
  • ・システムをわかりやすく言語化する。

私は、チームで金融業界向けの事務処理システムを開発しました。ターゲットとしているのは主に証券会社であり、証券の注文や顧客管理を行います。結果的に、コンプライアンス面でも安心して利用できるシステムを構築できました。

4-6.(開発経験がある場合)今までの開発で最も権限が与えられた役割はどのようなものでしたか?

この質問を行うことで、応募者に任せられる業務の範囲内を調べます。

  • ・与えられた権限の中で、どう意思決定してきたか述べる。
  • ・業務への能動性もアピールする。

最も権限が与えられた役割は、チームリーダーです。約10人の部下と毎日コミュニケーションを取り、予定通りにスケジュール管理を行いました。また、リーダーポジションとして、部下の意見を抽出した上で適切な意思決定ができるように努力しました。チーム全員がストレスや緊張を感じず業務に取り組めるように、積極的にアイスブレイクを行うようにもしていました。

4-7.(開発経験がある場合)開発の際の問題解決はどのようになさっていますか?

過去の業務における問題解決方法を尋ねることで、トラブルへの対処能力をチェックします。

  • ・具体例を出しながら説明する。
  • ・場合によっては、他者に助けを求めることも述べる。

もし開発スケジュールが大きく遅れてしまう場合は、現場の声をしっかり拾い上げた上で、クライアントと開発期限について交渉します。『できる部分』と『できない部分』の境目を把握し、実現可能な改善策を提案することを心がけています。


開発時にエラーが多発してしまう場合は、上司にアドバイスを求めます。より多くの現場を知っている人に指示をもらうことで、クライアントに迷惑をかけないよう、迅速に問題を解決するようにしています。

4-8.(チーム開発経験がある場合)チームで開発する際に重要だと思うことは何だと考えますか?

企業・組織でチーム開発を行ったことがある人にこのような質問を問いかけ、チーム開発への適性を見ています。

  • ・実体験を踏まえて説明する。
  • ・長々と言葉を並べず、シンプルな文章を意識する。

チーム開発の上で重要なことは、積極的にコミュニケーションを取り合うことです。業務に関するどんな小さい連絡ごとでも漏れなく伝えることが、スムーズなスケジュール管理を実現させるからです。私は前職で、『入社したばかりの部下が連絡を怠ったことで、スケジュールが大きく変更してしまった』という経験をしました。話しやすい環境を普段から構築することで、このような問題は解決できます。

4-9.(開発経験がある場合)これまでの開発経験を弊社でどのように活かせると考えていますか?

入社後に自分のスキルをどう活かすつもりなのか質問し、入社への意欲を確認します。

  • ・即戦力で活かせるスキルをまず述べる。
  • ・企業の事業内容をよく調べておく。

私がこれまで携わってきた『大規模なプロジェクトを円滑に進め、開発チームをまとめる』というリーダーシップを業務に活かせると考えています。基本的な業務の進め方や、クライアントとの交渉方法も理解しているからです。御社も現時点で多くの大規模プロジェクトを担当されているため、このスキルを役立てたいと考えています。

 
5.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~その他4選~

ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、その他の質問を取り上げて解説します。

しっかり対策を行い、完璧に解答できるようにしましょう。

5-1.勤務時間や勤務形態についての希望はありますか?

入社後の勤務時間や勤務形態を尋ね、希望する働き方が自社とマッチしているかどうかを判断します。

  • ・夜勤やシフト勤務などに対応できることを伝える。(インフラの場合)
  • ・やむを得ない事情がある場合は、隠さずに説明する。(家庭や病気の事情など)

こちらからは、特に希望はございません。もともとアルバイトで夜勤やシフト勤務に対応しておりましたので、どのような形態でも問題なく勤務できます。

5-2.希望年収を教えてください

応募者が、自分自身の市場価値を理解できているかを見定めます。

ここで高い金額と答えたとしても、入社後の給与にその金額が反映されるわけではありません。

  • ・謙虚な姿勢を見せる。
  • ・経験者の場合、具体的な金額を答えても問題ない。
  • ・未経験の場合、貴社の規定に従います。が妥当

前職の年収が350万円ほどですので、それ以上であれば、問題ございません。

 

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5-3.(SES企業の場合)勤務地は何時間まで可能ですか?

SES企業の場合、勤務地までの通勤できる範囲を確認していきます。

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SES企業は客先に配属されることが多いため、可能な通勤時間が狭いと、プロジェクトの選択ができないため、90分は通勤できると回答してください。

どうしても通勤が難しい場合は、自社開発の企業を目指すとよいです。

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6.ITエンジニア採用面接で印象が良くなる逆質問ランキングTOP15

この段落では、ITエンジニアの採用面接でぜひ使っていただきたい、理想的な逆質問について解説します。

おすすめの逆質問を15個取り上げてランキング化したので、ぜひご覧ください。

6-1.逆質問はするべきか?

ITエンジニア採用面接終盤で「なにか質問はありますか?」と尋ねられるのが、逆質問です。

採用試験に合格したいなら、逆質問は積極的に行うべきでしょう。主な理由は、下記の通りです。

  • ・企業側は、逆質問を通して応募者の熱意を知りたいから
  • ・コミュニケーション能力があるか確認したいから
  • ・応募者と自社がマッチングするかチェックしたいから

逆質問を行わない応募者は、「入社意欲がない」と判断されることもあります。

積極的に行動できる人材だとアピールするためにも、逆質問は絶対に実施しましょう。

6-2.印象が良くなる逆質問ランキングTOP15

ここからは、担当者からの印象が良くなる逆質問を15個集め、ランキング形式で紹介します。

逆質問の内容に迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

なお、面接で役立つ逆質問集は、以下の記事にまとめてあります。

豊富な例とともに、逆質問のポイントやNG例にも触れています。こちらにも、目を通してみてください。

第1位:御社で一早く活躍するために、入社までに必要なスキルや知識があれば教えてください。


入社意欲の高さと、積極的に自分をスキルアップさせようとする向学心をアピールできます。

ここで得た情報通りに勉強や訓練を行い、入社までにしっかりと自分を高めることが重要です。

そうすれば、入社後もスキルを大きく評価されるでしょう。

第2位:私と同年代の方はどのような活躍をされていますか?


同等のスキルを持つ従業員の活躍を尋ねれば、今の自分に求められているスキルがわかります。

今後伸ばすべき分野や知識についても情報を得られるうえに、仕事への意欲の高さも伝えられます。

第3位:入社した場合、まず携わることになる業務についてお伺いさせてください


この逆質問を行えば、企業側が応募者に対して、どんな仕事を通して活躍してほしいと思っているのかわかります。

また、どのような流れで仕事を覚えていくのか理解できるので、入社前の不安を減らせるでしょう。

第4位:御社が技術者に対して特に求めているスキルは何でしょうか?


企業側がエンジニアをはじめとした技術者に対して、何を重要視しているのかわかります。

今後キャリアアップしていく上で、自分がどのような部分に力を入れて勉強すべきなのか理解できるはずです。

第5位:御社で活躍している方の特徴や共通点などがあれば教えてください


活躍している従業員の共通点が自分と重なっていた場合、面接の場でその内容をアピールできます。

企業とのマッチング性が高い証拠なので、今後の自己PRでも役立つでしょう。

第6位:御社の求める人物像の中で、最も重視されていることはどれですか?


具体的な人物像を聞くことで、企業と自分の適性を確認できます。

もしも自分のアピールポイントと被っていた場合は、「その内容をお聞きして、大変嬉しく感じました。私は○○の部分に共通点があります」と話してみましょう。

第7位:未経験で転職された方がどのようにご活躍されているか教えてください


もしも未経験者がITエンジニアとして求人に応募する場合、この質問は必ず聞きましょう。

プログラミングの勉強やほかの技術者との関係構築方法などを知ることで、入社後のイメージが浮かびやすくなります。

第8位:1日の業務の流れを簡単に教えてください


こちらも、業務未経験者におすすめの質問です。

エンジニアの1日の流れを教えてもらうことで、入社後の自分が想像しやすくなります。

通常のスケジュールと、繁忙期のスケジュールを両方質問するのもいいでしょう。

第9位:この会社を選んだ理由やきっかけがありましたら教えてください


面接官に対して、この企業に入社したきっかけや魅力を尋ねます。

ライフワークバランスの両立しやすさや、案件の取り組みやすさなど、従業員だからこそ理解できる長所を教えてもらえるでしょう。

第10位:御社で働く上で、どのようなやりがいがありますか?


面接官に対して、この会社の一員として働くやりがいを尋ねます。

他社では感じられないやりがいを説明された場合は、会社の志望度を上げてもいいかもしれません。

ほかの企業とは異なるメリットがある、優良企業だと判断できるからです。

第11位:これまでの業務で一番大変だと感じたことを教えてください


面接官がもっとも大変だった業務を質問することで、入社までの心構えができます。

あるいは、少しでも業務負担を減らせるように、今の自分が向上させておくべきスキル内容も見えてくるでしょう。

大変だった業務の解決方法を尋ねれば、社内のチームがまとまっているかどうかもチェックできます。

第12位:どのようなチーム体制で業務を行っていますか?


チーム体制について細かく質問しておくと、どのような業務形態で仕事を行うことになるのか想像できます。

エンジニアはチームプレイが基本なので、チーム体制が崩れている会社には入社すべきではありません。

回答の内容によっては、志望度を調整しましょう。

第13位:御社では、スキルや知識を共有するための勉強会などは実施されていますか


会社側が、エンジニアのスキルアップのために投資してくれる環境かどうかを確認してください。

勉強会の開催だけでなく、資格取得にかかる費用を全額支給してくれる企業も存在します。

第14位:御社の今後の事業展開と〇年後の展望を教えて下さい


企業側が想定している事業展開と、今後の展望を聞いておきましょう。

自分の目標と照らし合わせれば、企業との相性も見えてきます。

回答をもらったあとは、自分がどう企業に貢献できるかをアピールしてください。

第15位:社内の評価制度はどのような基準でおこなわれていますか?


従業員の人事評価制度について質問すれば、企業が従業員に対して何を重要視しているかわかります。

透明性が高い評価制度(360°評価やスキルのデータベース化など)を選んでいるかどうかもチェックできます。

7.ITエンジニアの面接での質問の回答例まとめ

会社側が質問したいこと

  • ・応募者の人柄のよさ
  • ・これまでに経験した実績やスキル
  • ・企業とのマッチング率の高さ
  • ・入社意欲の高さ

企業は、面接での質問を通して、「自社が求める理想の従業員に近い人材」を探しています。

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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