インフラエンジニアでリモートワークする方法!未経験からのキャリアを解説|インフラ職業ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 未経験はインフラエンジニアでリモートワークができるのか?
- インフラエンジニアとしてリモートワークをしたい
- インフラエンジニアがリモートワークするためのスキルを知りたい
インフラエンジニアでもリモートワークは可能です。
ただしインフラエンジニアとしてのスキルが不十分なため、未経験で最初からリモートワークをするのは難しいのが現実です。
とはいえ、様々な現場経験を積んだり、資格を取得したりすれば、将来的にリモートワークができるようになります。
事前に読みたい⇒インフラエンジニアの働き方は?ホワイト?ブラック?夜勤や残業は?魅力と充実のコツを解説|インフラ職業ガイド
目次
1.インフラエンジニアはリモートワーク可能!
インフラエンジニアでも、条件を満たせばリモートワークは可能です。
クラウドサービスの普及により、一部の業務ではオフィスに出社しなくても仕事を進められるようになりました。
クラウドでは自社内にサーバーを設置せず、インターネット経由で外部サーバーやネットワークを利用できます。
安全なリモートアクセス環境を構築すれば、セキュリティ上のトラブルを起こすことなく作業が可能です。
コミュニケーション面においても、ChatworkやSlackなどのツールを活用することで、チームメンバーとの連携を円滑にできます。
リモートワークができると、通勤時間が削減されたり、柔軟な働き方を実現したりすることが可能です。
未経験からの転職では、すぐにリモートワークを実現するのは難しいですが、スキルがつけば充分可能です。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。私たちと一緒に、リモートワークができるインフラエンジニアを目指しませんか?
2.インフラエンジニア未経験がリモートワークできない理由
インフラエンジニアがリモートワークできない理由は、業務内容にあります。「未経験のインフラエンジニアはリモートワークが難しい」とされる理由を3つ解説します。
2-1.自走できるだけのスキルがない
インフラの基礎知識・スキルが不足している未経験者は、自力での問題解決が難しいため、質問しづらいリモートワークは不向きです。
未経験者は実機に触れた経験が少ないため、トラブルが発生しても適切な対応方法が分かりません。
そんなトラブル発生時に疑問点や不明点があっても、基本的にリモートワーク中は一人で仕事をするため、質問しづらい環境です。
コミュニケーションツールが導入されているとはいえ、チャットや電話の通知にすぐに気づかない人もいます。
また、最初からリモートワークで仕事をすると、上司や先輩に質問しづらいのはもちろん、直接指導を受けられないため、スキル向上が遅れるおそれもあります。
2-2.ネットワーク・サーバーには実機が必要
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーに関わる業務に携わります。
ネットワーク機器やサーバーの物理的な設定をしたり、配線作業を実施したりすることが業務のひとつです。
リモートワークでは物理的に実機に触れられないため、環境の把握や操作が制限され、必要な対応ができません。
また、システムの導入にあたっては、実機を使った動作検証や性能テストは不可欠です。
もちろん開発環境でもテストを行いますが、設定が異なることもあるため、本番環境の実機でも確認する必要があります。
2-3.エラーの原因が実機の可能性がある
システムがエラーを起こした場合、実機に原因がある可能性が考えられますが、リモートワークでは判断が難しいです。
顧客に影響をおよぼすリスクがあるため、エラーの原因の特定や対応は迅速に行う必要があります。
未経験のインフラエンジニアの場合は知見が浅いため、適切な対応方法を講じられません。
そのため、システムの仕組みを理解するためにも、現場の仕事から学ぶ必要があります。
3.インフラエンジニアがリモートワークをする方法
本章では、インフラエンジニアとしてリモートワークをするための条件について解説します。
3-1.ネットワーク・サーバーのスキルは必須
インフラエンジニアの専門領域は、以下のとおりです。
リモートワークができるインフラエンジニアになるには、ネットワークやサーバーのスキルが必須です。
TCP/IPは、世界で標準的に利用されているインターネットプロトコル(通信時に求められる約束事)です。
基礎知識であるため、インフラエンジニアとしてキャリアを積みたい方は、概要を理解しておいてください。
資料を読むだけで理解するのは難しいため、実機に触れながらトラブルシューティングに携わることで、スキルを身につけることが可能です。
3-2.セキュリティのスキルを身に付ける
情報セキュリティの基礎知識を習得し、脅威や対策を理解することも重要です。
ファイアウォールやVPNなどは、リモートワークでセキュリティを担保する際にも、深く関わってくる技術です。
ファイアウォールは、不正アクセスやサイバー攻撃からネットワークを守るもの、VPNは、仮想のプライベートネットワークのことです。
得た知識やスキルを直接活かせなくても、知っていることで「なぜ設定が必要なのか」「どのような仕組みなのか」などの理解が深まります。
知識があれば、万が一セキュリティインシデントが発生した場合でも、適切な対応方法を検討できます。
3-3.クラウドのスキルを身に付ける
現代ではクラウドサービスの活用が進んでいるため、関連スキルの習得が必要です。
クラウドでは、インフラやソフトウェアを持たずとも、インターネットを通してサービスを利用できます。
容量の拡張のしやすさやデータ共有の手軽さから、クラウド環境での設計・構築・運用が増加しています。
主要なクラウドサービスには、「AWS(Amazon Web Services)」や「Azure(Microsoft Azure)」などがあり、関連スキルがあるとキャリアアップにも有利です。
スキルがあると、クラウド環境でのインフラ構築や管理ができるため、リモートワークの実現に近づきます。
3-4.上流工程のスキルを身に付ける
要件定義や設計などの上流工程のスキルを身に付けると、リモートワークができる可能性が高くなります。
インフラエンジニアの業務には、上流工程と、運用や監視などの下流工程があります。
下流工程では、24時間365日システムを監視する必要があるため、シフト制で夜勤も必要です。
実機を相手に仕事をするケースも多く、リモートワークが難しいのが実情です。
しかし、インフラ設計の知識を身に付け、上流工程を担当できるようになると、働き方も変えられます。
システムの理解はもちろん、プロジェクトマネジメントやコミュニケーション力の向上も重要です。
4.未経験からリモートワークを実現するキャリア
未経験からリモートワークを実現するには、どのようなキャリアを築く必要があるのでしょうか?リモートワークに至るためのキャリアを解説します。
4-1.実務経験が積める企業に入社する
未経験のインフラエンジニアの場合、現場の業務を学ぶ必要があるため、インフラ関連の実務経験が積める企業に入社することが重要です。
最初に担当するのは、インフラエンジニアが担当する工程のうち、監視や運用の業務です。
基礎的な知識を身に付けるため、ネットワークやサーバー案件から入るのがおすすめです。
企業を選ぶ際は、先輩エンジニアからOJTを受けられる環境を重視すると、分からないことを質問しながら様々な業務を経験できます。
社内研修や資格取得支援制度が整っている企業であれば、モチベーション高く働けます。
資格を取得すると奨励金が出たり、基本給がアップしたりする企業もあり、自分の努力が給料に反映されるのはうれしいものです。
4-2.資格の取得を進める
インフラエンジニアとしてキャリアアップするために、CCNAやLPICなどの基礎資格を取得することも重要です。
スキルが身に付くと、上流工程に近い保守や構築などの業務も担当できます。
資格取得は一定のスキルや知識を保有していることの証明になるため、より幅広い業務を任せてもらえる可能性が高くなります。
資格取得をしなければ、キャリアアップが遅くなり、リモートワークの実現にも時間がかかります。
さらに、資格がない場合、顧客からの問い合わせに対応するヘルプデスクに回されることも否定できません。
ヘルプデスクは、顧客の課題解決のため欠かせない業務ですが、インフラエンジニアとしてのキャリアアップから遠ざかるおそれがあります。
4-3.上流工程メインの企業に転職する
上流工程の経験を積むことがリモートワークに有利になるため、転職するのも一案です。
上流工程の設計は、仕様を調査したり、設計書を作成したりする業務がメインのため、リモートワークがしやすくなります。
現在勤めている企業で上流工程に携わるのが難しい場合、インフラ設計をメイン業務としている企業に転職するのがおすすめです。
未経験のインフラエンジニアの場合、はじめからリモートワークをするのは難しいですが、経験を積めばチャンスを掴めます。
私の友人は、上流工程を担当できる企業に転職しましたが、リモートワークと出社を組み合わせた勤務形態です。
4-4.クラウド系の資格取得をする
クラウドの知識は需要があるため、取得すればスキルアップにつながります。
クラウドのスキルがあれば、転職以外にもフリーランスとして独立でき、リモートワークがしやすくなります。
資格に迷う場合、まずは「AWS認定」(ソリューションアーキテクト、デベロッパーなど)の取得を目指します。
次に、「Microsoft Azure資格」(Azure Administrator、Azure Developerなど)にも挑戦するのがおすすめです。
クラウド系資格を取得すれば、クラウド環境での設計・構築・運用スキルがあると証明できるため、新しい業務を担当できるチャンスが広がります。
4-5.フリーランスとして独立する
リモートワークを実現する方法のひとつは、フリーランスとして独立することです。
フリーランスは自分の裁量で仕事をコントロールできるため、獲得した案件によってはリモートワークが可能です。
フリーランスとして独立するには、十分な実務経験とスキルを積む必要があります。
フリーランスとしてリモートワークができれば、理想のライフスタイルを叶えられます。
また、フリーランスは自分で仕事を選べるため、得意なことや好きなことを活かして働くことも可能です。
与えられたプロジェクトやタスクをこなすだけでは不十分だと感じる方でも、納得できる仕事ができます。
5.リモートワークを目指すならユニゾンキャリア
インフラエンジニアでリモートワークを目指すのであれば、転職支援サービスを活用するのがおすすめです。IT専門の就活・転職支援サービスを行っているユニゾンキャリアにぜひご相談ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアの転職アドバイザーは、全員IT業界を知り尽くしています。
優良企業から確実に内定をもらうため、IT業界の解説から選考対策までを徹底的にサポートします。
早い方では1週間ほど、長くても1か月半以内に内定の獲得が可能です。
実際に未経験からインフラエンジニアに転職したり、上流工程を担当できる企業に転職したりした事例もあります。
内定が出て終わりではなく、年収交渉や入社日の調整など、希望する企業で気持ち良く働きはじめるためのサポートも可能です。
入社後もLINEや面談などで理想のキャリアをサポートします。
「インフラエンジニアに挑戦したい」「リモートワークできる企業に転職したい」などの理想のキャリアやライフスタイルがある方は、ぜひ一緒に叶えませんか?
\Google口コミ「★4.8」の安心サポート/ ※強引な大量応募・大量面接は一切なし!
5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例
ーインフラエンジニアになることを決めた理由とは?
ITには興味があったんですが、知識はほとんどなくて、どのような職種があるのかさえ分かりませんでした。
ユニゾンキャリアさんを利用して、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから説明してもらってようやく理解したんです(笑)
最終的には、ユニゾンキャリアさんが運営している無料ITスクールを受講し、実際に学んでみて自分に合っているのはインフラエンジニアだと判断しました。
ーユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
無料のITスクールがあるのが良いなと思いました。そこで資格勉強用の動画が見れるのも、自己学習を進めるうえで本当に助かりました。
あとは担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんが良かったですね。
決まるまでが本当にスムーズで待たされる時間がなく、サクッと決まるので「この人に任されば大丈夫だな」という安心感がありました!
実は、ユニゾンキャリアさん以外にもう1社エージェントさんを利用したのですが、あまり良い求人を紹介してもらえず…少し不信感がありました。なので、今回ユニゾンキャリアさんで良い会社に入社できて本当に良かったです!
転職体験インタビュー:【2週間で内定】公務員からエンジニアへ転職!現在は上流工程に携わっています
転職事例をさらに知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
ユニゾンキャリアでは、Web面談から入社後のサポートまでを完全無料で提供しています。少しでもインフラエンジニアに興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
\本気のITエンジニア転職支援サービス/ ※同意なく進めることはありません!
このようなことで
悩まれています。
簡単30秒
まずは気軽にWebで無料相談
こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役