【厳選】将来性・需要が高いエンジニア9種類!市場価値の高いエンジニアになるポイント|就職・転職者職業ガイド
本音で向き合う「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・将来性の高いエンジニアの種類を知りたい
- ・未経験からなれるおすすめのエンジニアの種類は?
- ・将来性の高いエンジニアになるには?
IT未経験・経験者に限らず、エンジニア転職をする際には「出来るだけ将来性の高い職種に就きたい」ですよね。
エンジニアの種類ってめちゃくちゃ多くないですか?
私もはじめてのエンジニア転職では、数多くあるエンジニアの中からどの職種を選べばいいのか、非常に悩みました…。
事前に読みたい
目次
1.ITエンジニアの職種一覧と業界の将来性を確認
将来性の高いエンジニアを解説する前に、ITエンジニアにはどのような職種・種類があるのかと、業界全体の将来性について簡単に説明します。
1-1.エンジニアの職種と種類
エンジニアの職業は、以下の画像のとおり、仕事内容により大きく4つに分類され、さらにエンジニアは種類に分かれています。
この記事では、中でも代表的な「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」について簡単に紹介します。
開発エンジニアは、アプリケーションエンジニアやフロントエンドエンジニアに代表されるように、Webサイト、アプリケーション、AI、ゲームなどさまざまなITシステムの設計や開発を行う職種です。
開発エンジニアが扱うAIやWebサイトなどは、現在世の中で需要が高まっている旬なITシステムであるため、将来性は高いです。
インフラエンジニアは、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアなどのように、社会的に重要な役割を担っているITインフラの設計・構築・運用・保守業務などを行う職種です。
クラウドやセキュリティなどのITインフラの分野は、DX化を背景に企業の業務で普及していたり、サイバー犯罪が増加していたりすることから大きな需要があります。
1-2.エンジニア全体の将来性と需要
エンジニア全体の将来性と需要についてですが、結論から申し上げると将来性は高いです。
DX白書2023によると、業務のDX化の普及を背景として、2021年度・2022年度ともに「約8割以上の企業でIT人材が不足」していると回答しています。
経済産業省が2019年4月に発表したIT人材需給に関する調査によると、2018年度の時点で、すでに約22万人のIT人材が不足しており、2030年度ではさらに悪化して中位シナリオで約45万人のIT人材が不足すると予想されています。
これらのデータから、今現在、IT人材はすでにかなり不足しており、今後にかけてさらにその状況は加速していくことがわかります。
IT人材の不足は今後も長期的に続くため、エンジニアの需要も長期的に高い状況が続くでしょう。
2.今後需要の増加が見込まれる、将来性の高い職種5選
この章では、特に将来性が高いエンジニアの種類をランキング形式で紹介します。市場規模の成長率や、世の中の動向などをもとに、順位付けをしています。
特に将来性の高い職種ランキング
- 1位 AIエンジニア
- 2位 クラウドエンジニア
- 3位 セキュリティエンジニア
- 4位 IoTエンジニア
- 5位 Webエンジニア
2-1.AIエンジニア
AIエンジニアとは、最先端技術であるAIを開発することや、AIを用いた情報分析を行うエンジニアのことです。
総務省の令和5年度データ集によると、国内のAI市場はこの数年で急激に拡大しており、今後も更に伸びていく予測です。
AI市場は急激に伸びており、AIエンジニアの将来性は非常に高いと言えます。
実際に経済産業省が発表している、IT人材需給に関する調査(概要)によると、2030年には12.4万人のAI人材が不足すると予想されています。
2-2.クラウドエンジニア
クラウドエンジニアとは、AWSやAzureなどのクラウドサービスを用いて、企業のさまざまなシステムを開発するエンジニアのことです。
以下の画像のグラフのとおり、総務省の令和4年度版データ集によると、国内のクラウドサービス市場の規模は年々増加しており、今後もさらに大きくなっていくことが予測されています。
クラウドのテクノロジーは、市場規模の成長率も非常に高く、今現在から今後にかけてさらに普及していくことが予想されます。
また、企業のシステムのクラウド化が進むにつれて、クラウドエンジニアの需要も高まっていくため、将来性があると言えます。
2-3.セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアとは、企業のあらゆるITサービスやシステムをサイバー攻撃などから守り、機密情報の安全を保障するための業務を行うエンジニアのことです。
以下の画像のグラフのとおり、総務省の令和4年度版データ集によると、世界のサイバーセキュリティ市場の規模は順調に伸び続けており、市場の成長率も高いです。
近年は、サイバー攻撃やハッキング、コンピューターウイルスなどのシステムの安全を脅かす犯罪が増加しています。そのため、企業やユーザーの情報資産の安全を守るセキュリティの意識や重要性は高まってきています。
結果として、ITサービスの発展とともにセキュリティエンジニアの需要や将来性も高まっていくことが期待できます。
2-4.IoTエンジニア
IoTエンジニアとは組み込みエンジニアの一種で、IoT製品を開発したり、IoT関連のシステムなどを開発します。IoTとは、日常生活で使用するあらゆるモノをインターネットに接続して活用する、「モノのインターネット」を意味します。
以下の画像のグラフで示されているとおり、IPAが刊行したDX白書2023によると、AIやIoTなどのデータ利活用について、あらゆる項目で国内の人材不足が深刻化していることが課題として浮き彫りになっています。
日本でIoTの利活用を進められない理由として、以下があげられます。
- ・IoTの知見がある人材がいない
- ・IoTに関する知見が不足している
- ・人材の確保が難しい
このことから、IoTなどのデータ利活用が今後普及していくことにより、IoTエンジニアの需要や将来性も必然的に高くなっていくことが予想できます。
実際にIDCが発表している国内IoT市場の予測では、高い成長率を維持しながら規模拡大していくと考えられています。
Iotエンジニアは組み込みエンジニアの延長線上にある仕事になるため、総じて組み込みエンジニアの需要が高まるといっても過言ではありません。
2-5.Webエンジニア
Webエンジニアとは、Webサイトそのものや、Webサイトで使用するアプリケーションの開発・設計・保守・運用などを行うエンジニアのことです。
以下の画像のグラフのとおり、総務省の令和4年度版データ集によると、世界のEC市場の売上高は年々高くなっており、今後もその傾向が継続すると予測されています。
ECサイトやWebサイト、アプリケーション開発などの分野は、今後も多くの需要があることが見込まれています。
そのため、上記の分野を業務で扱うWebエンジニアの需要も近年高まってきており、今後さらにその需要と将来性は高まりを見せています。
合わせて読みたい⇒Webエンジニアの将来性は?未経験から需要を高める知識やスキルを解説
3.未経験からなれる!おすすめのエンジニアの種類
先程紹介したエンジニアは非常に将来性が高いですが、AIエンジニアなど、未経験からいきなり転職するのは難しい職種もあります。以下では、未経験からなれる将来性が高いエンジニアの種類を解説していきます。
3-1.Webエンジニア
高い需要が見込まれる職種で紹介したWebエンジニアですが、IT未経験からでもなれる可能性が高いです。
Webエンジニアが業務で使用するJavaScriptやCSS、HTMLなどのプログラミング言語は、初心者でも比較的取り組みやすく、人手不足と相まって未経験者を多く募集しています。
また分かりやすいオンライン学習コンテンツや書籍も多いので、自己学習などもしやすく、選考でも有利に働きます。プログラミングスキルを身につけながら、他のエンジニア職種へのステップアップに活かすこともできます。
webエンジニアの需要が高まっている今、未経験から新しいキャリアに挑戦するのに最適な環境と言えます。
3-2.アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアとは、アプリケーションの開発を行うエンジニアを意味します。アプリには、私たちが頻繁に使うスマホアプリに限らず、業務系アプリやwebアプリなどがあり、今後も高い需要が見込まれます。
実際に2023年3月時点では、未経験者を歓迎しているアプリケーションエンジニアの求人数は1000件を超えており、未経験からでも目指しやすいと言えます。
加えて、JavaやRuby,Pythonなどの有名な言語を使うことが多く、初心者でも学習しやすいです。
3-3.サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、メールサーバーやwebサーバーなどのサーバーシステムの設計・構築・運用・保守を行うエンジニアです。特に下流工程の運用・保守は、未経験でも取り組みやすく、未経験者歓迎の求人数は非常に多いです。
下流工程からスキルや経験を積んでいって、よりレベルの高い案件に携わることができます。
サーバーエンジニアとしての知識や経験は、先程紹介したクラウドエンジニアやセキュリティエンジニアに転職する際に、高く評価されます。
3-4.ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守業務を行うエンジニアです。ネットワークエンジニアも、運用・保守業務はマニュアルに沿った作業が多く、未経験者でも業務が始めやすいです。
サーバーエンジニア同様、未経験者歓迎の求人数はとても多く、転職難易度も比較的低いと言えます。
ネットワークエンジニアとしての知識や経験は、クラウドエンジニアやIoTエンジニア、セキュリティエンジニアを目指す際に高く評価されるため、おすすめです。
4.将来性の高いエンジニアになるためのポイント
エンジニアという職業自体に将来性は大いにありますが、何の努力もなしに需要の高いエンジニアになれるかというとそう甘くはありません。
将来性があるエンジニアになるためには、主に以下の4つのポイントを意識するようにしましょう。
- ・最新の技術を身につける
- ・上流工程のスキルを身につける
- ・今後も需要の高い職種を選ぶ
- ・キャリアプランを設計する
4-1.最新の技術を身につける
将来性があるエンジニアになるためには、以下のような最新のIT技術は常にピックアップしておくことをおすすめします。
- ・クラウド
- ・データサイエンス
- ・AI
- ・IoT
クラウドやデータサイエンス、AI、IoTはいずれも、現在もっとも注目されているIT技術であり、多くの企業の業務で導入され始めています。
これらの旬なIT技術を身につけておくことで、多くの企業から必要とされる、需要と将来性の高いエンジニアになれます。
4-2.上流工程のスキルを身につける
将来性のあるエンジニアになるためには、上流工程のスキルを身につけることも重要です。アプリケーションエンジニアを例にあげて、解説します。
全てのエンジニア業務には「上流工程」「下流工程」に分かれています。
上流工程のスキルを身につける方が年収も高くなり、市場価値が上がります。
要件定義や基本設計、詳細設計などの上流工程のスキルを身につけることで、年収アップにつながり、需要と将来性があるエンジニアになれます。
4-3.今後も需要の高い職種を選ぶ
将来性の高いエンジニアになるためには、職種選びも非常に重要です。
エンジニアは多くの職種で深刻な人手不足なので、どの職種も需要は高いと言えます。
ただし、この記事で紹介しているような、特に将来性の高い職種を選ぶことで、長年にわたって必要とされるエンジニアになれる可能性は高まります。
また、需要の高いエンジニアは、最先端の技術に触れることができたり、産業全体において不可欠な役割を担うことになるので、やりがいを感じやすいです。
4-4.キャリアプランを設計する
10年、20年先のキャリアプランを考えておくことで、より安定したキャリアを歩むことができます。
将来的にどんなエンジニアを目指すかがはっきりしていないと、急な技術環境の変化に適応できず、仕事がなくなってしまう可能性があります。
キャリアプランを立て、専門的なスキルや資格を取得したり、経験を積むことで、市場価値の高いエンジニアになることが出来るのです。
また、どんなエンジニアになりたいかが定まっていると、仕事のモチベーションアップにもつながります。
将来性の高いエンジニアになるためには、転職前の計画や準備が必要不可欠です。
5.職種選びとキャリアプランはIT転職のプロに相談しよう
本記事では、特に将来性の高いエンジニア職について解説してきました。
未経験からITエンジニアになる場合は、少しずつスキルを身に付け、転職をしながらキャリアアップしていくことが一般的です。
だからこそ、将来性の高いエンジニアになるためには、はじめの職種選びとキャリアプランの設計が非常に重要です。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役