エンジニアになるには?未経験で目指せる年齢や職種、企業選び、勉強法を解説|エンジニア転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアになるために必要なことは?
- ・未経験でエンジニアになれる?
- ・エンジニアになるための勉強方法が知りたい
「手に職がつく」「高収入を目指せる」といった理由から未経験でエンジニアを目指す人は増えています。
しかし、エンジニアは専門性の高い職種であるため、「目指す方法や手順がわからない」とお問い合わせをいただきます。
事前に読みたい⇒エンジニア転職!未経験者のリアルな年収事情は?2年目以降の年収アップの秘訣を解説|エンジニア転職ガイド
目次
1.未経験者がエンジニアになることは可能!
未経験からエンジニアになることは可能です。実際に弊社の転職実績がそのことを証明しています。ただ、年齢によっても未経験からの転職難易度は変わります。
1-1.未経験者の転職体験談
ユニゾンキャリアでは実際に未経験からの転職実績が多数あります。
体験談を3つ抜粋して紹介します。
1つ目の体験談は大学中退から「ラーメン屋の店長」「コールセンター業務」を経験した後、エンジニア転職に成功した事例です。
転職活動をはじめ書類添削や面接対策を徹底して実施し、わずか2週間ほどで3社から内定をもらい、転職活動に成功しました。
2つ目に紹介する事例は完全未経験から2週間で転職活動に成功した事例です。
前職では携帯販売を行っており完全未経験でしたが、弊社ユニゾンキャリアを利用後は2週間でインフラエンジニアの転職に成功しました。
入社後は2ヶ月で上流工程の業務に携わっています。
3つ目に紹介する事例は、フルートの講師とアルバイトを両立してきたエンジニア未経験の転職事例です。
エンジニアとしての経験だけでなく正社員としての経験もありませんでしたが、転職活動をはじめて1ヶ月ほどで内定を獲得しました。
経歴に自信がなく未経験であってもエンジニアに成功した事例です。
このように未経験者の転職は数多くあり、未経験から転職できる証明となっています。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。
専任のアドバイザーが、現在のあなたのご状況からヒアリングを行い、キャリアプランからご提案いたします。
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1-2.完全未経験から目指せる年齢
完全未経験からエンジニアに転職する場合、25歳前後の第二新卒であれば非常に有利となっています。
エンジニアの場合、職歴や学歴、自己学習を行っているのかを問われることが多く「学習意欲が高い」「採用することで自社にとってプラスになる」と今後の活躍を見込まれれば採用となる可能性は高いです。
しかし、ポテンシャル採用はあくまでも20代までです。
30代以降に完全未経験でエンジニアに転職するのであれば、資格など何らかの実績が優先となります。そのため、年齢が進むにつれて転職の難易度は上がっていきます。
エンジニアを完全未経験から目指す場合、35歳より前には資格を取って転職できる準備は整えておきたいというのが、正直なところです。
2.エンジニアになるには2つのルート
未経験者からエンジニアになるには主に2つのルートがあります。
2-1.インフラ系のエンジニアを目指すルート
1つ目はネットワークやサーバー管理などのインフラ分野のエンジニアを目指すルートです。
まず、ネットワーク構築は企業のコンピューターや電子機器を安全・安定して使用できるように設計・構築・運用を行います。
サーバー運用では、企業のWebサーバーやファイルサーバーなどを設計・構築し、障害が発生した際の対応を含めた保守までです。
クラウド管理では、クラウドサービスの設計から運用、セキュリティ対策も行います。
クラウドサービスが主流になってきている現代において、クラウド管理などを行えるインフラエンジニアは将来性が高いです。
2-2.開発系のエンジニアを目指すルート
2つ目はアプリケーションやWebサービスの開発に携わる開発エンジニアを目指すルートです。
アプリケーションやWebサービスを開発する際、プログラミング言語を使用します。そのため、習得は必須です。
また、開発エンジニアはシステムの搭載する機能をまとめ、プログラミングの実施、動作確認テスト、リリース後の運用・保守までが設計・開発の流れになります。
大規模な開発の場合、チームで開発を行いますが設計思想や開発方針をまとめて設計を進めていかなければいけません。
3.開発とインフラの転職難易度の違い
ここまで開発・インフラエンジニアについて概要を説明しましたが、それぞれ転職難易度について解説します。
3-1.開発エンジニアは資格取得推奨
未経験から開発エンジニアを目指す際はプログラミングスキルを証明できる資格を取得することで転職が有利になります。
そのため、資格を取得していればスキル指標として客観的に評価されやすくなります。
まずは、プログラミング言語の中でも人気の高いJavaやPythonなどに関連する資格がおすすめです。
エンジニアと聞くと開発エンジニアをイメージする人が多いこともあり、競争率が非常に高く「何も知りません」では内定をもらえる可能性は低いです。
完全未経験から転職する場合は、資格取得や学習の期間として半年~1年ぐらいは覚悟して転職に臨んでください。
3-2.インフラエンジニアは転職活動と対策を
インフラエンジニアを目指す場合、20代であれば資格取得をせずに転職できる可能性が高いです。
開発エンジニアに比べ、認知度が低いにも関わらず、社会基盤として機能するため安定して高い需要があります。
ただ、実務に入る際には資格を持っていて欲しいという企業の要望が大きくなっているため、資格を取得するつもりで学習を進めたほうが良いです。
未経験からの転職難易度の観点から、エンジニアに転職して「金銭的余裕を作りたい」という思いなのであれば、インフラエンジニアを選択することをおすすめします。
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あなたが転職をしたい理由によって、目指すべきエンジニアの姿は変わってきます。
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4.未経験でもなれるおすすめエンジニア職種5選
エンジニアの職種は数多く、未経験から全ての職種を目指せるわけではありません。ここからはエンジニア未経験からでも目指せる職種を5つ紹介します。
4-1.Webエンジニア(バックエンドエンジニア)
Webエンジニアとは、Webサイトなどの機能開発やアプリケーションの開発を行うエンジニアです。
「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2種類に分類されます。
フロントエンドエンジニアは一般ユーザーが利用するWebサイトのフロントエンドを開発します。主に使用される言語は「HTML・CSS・JavaScript」です。
一方、バックエンドエンジニアはWebサイトを利用するユーザーからは見えないバックエンド部分の開発を行います。主に使用される言語は「PHP・Ruby・Python・Java」になります。
開発側に該当しますが、バックエンドエンジニアであれば資格を取得するなど行えば、未経験でも転職は可能です。競争率や言語の習得レベルも高いので、転職難易度は高めです。
4-2.テストエンジニア
テストエンジニアとは、ソフトウェアが仕様通り動作しているか、データベースの設計にミスがないかなどを確認します。主な業務はテストの計画作成、実施、改善策の立案などです。
テストエンジニアは「テスター」や「QAエンジニア」と混同されることが多いですが、
テスターは用意された計画書に従いテストを実施し、QAエンジニアは完成した製品をユーザー視点で動作に問題がないかなどチェックします。
未経験からの転職難易度は比較的低めですが、資格を取得すればより採用される可能性は高くなります。
テストエンジニアはテスト計画などを作ることもあり、将来的に開発へ進みたいという方でも実務経験を積むという意味で上手く利用すると良いです。
4-3.ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計・構築・運用・保守を行う職種です。
インフラエンジニアの1つの職種として分類されており、主な違いは担当領域になります。
ネットワークエンジニアはネットワーク環境周辺を担当し、インフラエンジニアはインフラ環境(サーバーやセキュリティ)全体を担います。
ネットワークエンジニアは競争率が低いため未経験からでも目指しやすい職種ですが、ネットワーク知識(TCP/IP・OSI参照モデル)も知識は必要であり、CCNAやLPIC(LinuC)などの資格取得がおすすめです。
4-4.サーバーエンジニア
サーバーエンジニアはサーバーの設計・構築・保守・運用を担当します。
サーバーには「Webサーバー・アプリケーションサーバー・データベースサーバー」の3つがあり、どのサーバーを担当するかによって必要なスキルや知識は異なります。
また、近年では多くの企業でサーバーをクラウド移行させているため、クラウドサービスの知識(AWSやAzureなど)も重要になります。
最初に任せられる仕事はさほど難しくはないため、未経験からでも挑戦しやすい職種です。
4-5.セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアとは、企業のサーバーやネットワークなどのITシステム・インフラのセキュリティを確保する役割があります。
ホワイトハッカーと呼ばれ専門性が高い仕事であるため、未経験からの転職は難しめです。
ただ、インフラエンジニアとして転職した場合、セキュリティ分野に携わることも多いので、将来的に狙っていくことが可能です。
このように、エンジニアは職種ごとに難易度や仕事内容は異なります。未経験からでも目指せる職種を把握し、転職を成功させるための対策を練ることが重要です。
5.エンジニアになるための勉強方法
ここからはエンジニアになるための勉強方法について解説します。
5-1.資格取得を目指して学習を
エンジニアを目指す際は資格取得を軸とした学習をすることで効率的に学ぶことができます。体系的なカリキュラムに沿って学べるので、必要な知識を網羅することが可能です。
基本情報技術試験はIT分野に関する基礎知識を網羅した資格です。全てのエンジニアが知っておくべき知識を習得できます。
ITパスポートはエンジニアだけでなく社会人としても知っておくべきITに関する基礎知識を証明できる資格です。
これらの資格は未経験からエンジニアを目指す上で最低限持っておきたい資格でもあります。
また、先述した通り開発エンジニアであれば資格取得、インフラエンジニアを目指すのであればエンジニアの知識を受け答えできるレベルまで上げておけば問題ありません。
5-2.働きながら独学で目指してOK!
エンジニアの知識やスキルを身につけるためプログラミングスクールに通う方もいますが、仕事をしながら独学でエンジニアを目指すのがおすすめです。
スクールを受講するために50万円を払えばトータルで170万円も生涯年収を無駄にするということです。
仮にエンジニアへの転職に成功して年収5万円上がったとしても、170万円の元を取るにあたって単純計算で34ヶ月の期間がかかります。
エンジニアは職種にもよりますが、独学でも目指すことは十分可能です。
また、現在はオンライン学習教材が充実しているため、自分のペースで効率よく学習ができるため、仕事を辞めてまでプログラミングスクールに通う必要はありません。
6.エンジニア未経験者は企業選びがポイント
未経験からエンジニアに転職する場合、企業選びは重要なポイントです。
6-1.企業の種類を理解しよう!
エンジニアとして働く企業は種類によって、働き方や仕事内容は異なります。
自分に合った環境で働くことがエンジニアとしてのキャリア形成に大きく影響するため、エンジニアとして働く企業の種類を理解しておいてください。
各企業の特徴については以下の表を参照ください。
種類 |
特徴 |
SES |
クライアント企業に常駐して業務を行い、業務を行った工数に対して報酬が支払われる。 |
Sler |
受託開発やコンサルティングを担う会社。 |
自社開発企業 |
業務は全て社内で完結し、自社サービスの開発・運用・保守まで全て行う。 |
ぞれぞれの種類ごとに特徴を理解し、自分の思い描くキャリアとマッチする企業を選ぶことが大切です。
しかし、未経験から目指せる企業は「SES」がほとんどです。能力が高ければSlerも入れないことはありませんが、人気も高いため難易度が高いと言えます。
6-2.研修を重視しすぎると失敗する
未経験者の多くが転職する際、研修制度の充実さを求める傾向にあります。しかし、研修制度を過度に重視すると、転職失敗になりかねません。
そもそも、エンジニアの評価は「どのような資格を持っているか」「どんな実務経験があるか」で決まります。
企業側も未経験者が研修を受けたいと思っているのは理解していますが、教育コストもかかるため大企業でなければ研修制度を整えるのは難しいのです。
また、未経験者の研修ニーズを逆手に取ったブラックSES企業もあるため、研修制度ばかり気にしていると入社してしまうリスクもあります。
研修制度が充実しているからという理由で入社を決めると、キャリアに泥を塗る結果となります。
企業を選ぶ際は研修制度ではなく、どのような実務経験を積めるかが重要です。
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7.【実録】未経験者がエンジニアなるためのQ&A
ここからは未経験者がエンジニアになるためのよくある質問についてまとめています。
7-1.スクールには通ったほうがいい?
プログラミングスクールは体系的なカリキュラムとサポート体制により効率的に学習できます。そのため、未経験者にとって有効な選択肢の一つです。
しかし、スクールに通ったからといって必ずしも転職で有利になるというわけではありません。
もし、スクールに通うのであればスクールの学習にプラスして独学で勉強も行い差別化をする努力は必須です。
7-2.高卒でもエンジニアを目指せる?
高卒でもエンジニアを目指すことは十分可能です。
しかし、高卒でエンジニアになる場合は高校の偏差値などをもとに判断されることが多くあります。
また、書類選考が通過しないなどの問題が生じている場合は「資格を取得する」「専門学校に通い学歴の改善を行う」などの対策がおすすめです。
7-3.どのくらいの規模の企業にいくべき?
未経験者は教育体制が整っている中堅企業から大手以上の企業がおすすめです。
しっかりとしたサポートを受けられるため、長期的なキャリア形成ができる可能性が高いためです。
しかし、未経験の場合は転職できる企業も限られます。
前述した通り、未経験者が転職できる企業は「大手SES企業」や「中堅Sler」が現実的です。
7-4.IT業界はブラック企業が多いのは本当?
実際にIT業界はブラック企業が3割ほどと言われており、なかにはブラックSES企業など特有のブラック企業も常態化しているのが現実です。
そのため、エンジニアとして転職をするのであれば、企業選びに最も焦点をおくべきです。しかし、自身で優良企業を見つけ、転職するのは簡単ではありません。
その際は、企業の内情に詳しいエージェントなどを利用して転職支援を行ってもらうことをおすすめします。
8.失敗しないエンジニア転職はユニゾンキャリア
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役