ITエンジニアに必要なスキル一覧!求められる能力や技術を徹底解説
ITエンジニアになりたいけど、どのようなスキルが必要なんだろう…
✓本記事の流れ
- ・ITエンジニアに共通して求められるスキル
- ・ITエンジニアの種類毎にそれぞれ必要なスキル
- ・これからのITエンジニアに求められるスキルは?
必要なスキルは「ITエンジニア全体で共通して求められるスキル」と「種類別でそれぞれのエンジニアに求められるスキル」に分けることができます。
本記事では、ITエンジニアのスキルについて徹底的に解説していきます。
また、ITエンジニアにおすすめの資格や勉強方法なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
事前に読みたい⇒【未経験向け】エンジニアに必要なスキルとは?資格や言語の勉強のコツを実体験から解説|就職・転職者職業ガイド
目次
1.そもそもITエンジニアとは
ITエンジニアとは、ITに関するスキルを持ったエンジニアのことをいいます。
システムやITインフラを設計・構築することが主な業務になっており、様々な職種に分かれています。
次の記事ではITエンジニアについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
→【図解付き】ITエンジニアとは何をする人?仕事内容や年収などをわかりやすく解説
2.ITエンジニアに最低限必要なスキル
ITエンジニアに共通して求められるスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識
- ・日々最新の技術を身につける姿勢
- ・コミュニケーションスキル
- ・論理的思考力
それぞれどのようなスキルなのか、なぜITエンジニアに求められるか解説します。
2-1.IT基礎知識
IT基礎知識とは、全てのITエンジニアに必要な知識です。
例えば、ネットワーク、サーバー、データベース、アルゴリズム、システムの構成、プロジェクト管理、インタフェース設計などの知識があげられます。
ITエンジニアを目指すのであれば、深い知識はなくても、理解しておくことで仕事に役立ちます。
また、上級なITエンジニアとなるには高い専門性を持つことが重要ですが、これらの知識はその専門分野のスキルを成長させていくにあたって必要不可欠です。
IT基礎知識を認定する資格として、基本情報技術者試験があります。
2-2.日々最新の技術を身につける姿勢
進化するIT技術を常にキャッチアップし、学習していくことはITエンジニアにとって非常に重要です。
最新の技術やツールを積極的に取り入れ、より高度なシステム構築を行えることが、エンジニアとしての市場価値を高める方法です。
2-3.コミュニケーションスキル
ITエンジニアは、様々な職種の人とコミュニケーションをとる機会が多く、コミュニケーション能力は重要です。
プロジェクトを推進するために行われるコミュニケーションの例としては、クライアントとの商談や、開発チームにおけるエンジニアやデザイナーとの会話、マネージャーへの報告などがあります。
そのため、円滑にプロジェクトを進めるためには、様々な相手に対して適切な情報コミュニケーションを行えるスキルが必要となります。
どの程度のコミュ力が必要?
「冗談が言える」「話し方が上手」などのコミュニケーション能力の高さは必要ありません。
Aの質問に対して、Aをしっかり返す能力があれば、ITエンジニアとしてやっていくことができるでしょう。
また、以下の記事ではエンジニアのコミュニケーションについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→【苦手な人必見】エンジニアにおけるコミュニケーション能力の重要性
2-4.論理的思考力
論理的思考力は、ITシステムの開発や運用、プロジェクトのマネジメントにおいて物事を考えるために必須なスキルです。
論理的思考力が必要とされるポイントは、問題解決や改善のための分析や設計、機能を実現するためのプログラミング、バグの原因や解決策、プロジェクト遅延の復帰案などを考えるときです。
3.【職種別】ITエンジニアに必要なスキル一覧
ITエンジニアには以下のように様々な種類があり、それぞれ必要なスキルが異なります。
3-1.プログラマー
プログラマーとは、コンピュータを動かすための言語である「プログラム言語」を使って、様々なシステムやアプリケーションを作るエンジニアのことをいいます。
私たちが日常生活で使っているLINEやYouTube などのアプリは、プログラミングによって作られています。
プログラマーは、システムエンジニアが作成したシステムの仕様書を基にして、プログラミングを行います。
必要なスキル
プログラマーに必要なスキルは以下の通りです。
- ・プログラミングスキル
- ・ハードウェアやネットワークに関する知識
- ・数字に関する知識
- ・論理的思考力
プログラマーであれば、Javaのスキルを高めることをおすすめします。
Javaは日本でも、3割以上の開発に利用されていることから、勉強していくなら、Javaがよいでしょう。
また、以下の記事ではプログラマーのスキルについてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→プログラマーに必要なスキルは?スキルアップに必要な知識も解説!
3-2.SE(システムエンジニア)
SEとは、システムを設計、開発、テスト、導入、保守するエンジニアのことです。
SEはクライアントとシステムの要件を定義し、仕様書に落とし込みます。
また開発プロジェクトに問題が発見された場合、解決に導くのもSEの腕の見せどころです。
必要なスキル
SEに必要なスキルは以下の通りです。
- ・要件定義スキル
- ・システム設計スキル
- ・IT基礎知識全般
- ・ドキュメント作成スキル
- ・問題解決力
システムエンジニアはシステムを開発する、顧客と何度も打ち合わせを繰り返し、システムの形を作っていきます。
プログラマーとの違いは?
プログラマーとの相違点は、システム開発におけるプログラミング以外の工程を担当する点です。
アプリケーションエンジニアを例に出して確認してみましょう。
「コーディング」「テスト」の工程がプログラマーの仕事で、基本設計や要件定義ができる人はシステムエンジニア(SE)と呼びます。
また、システムエンジニアとプログラマーの違いについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→システムエンジニア(SE)とプログラマーの仕事内容や年収の違い!
3-3.インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムの基盤を設計、構築、保守するエンジニアです。
インフラエンジニアは4種類に分かれています。
種類によって求められるスキルも異なってきます。
インフラエンジニアは、ネットワーク設計やサーバの設定、仮想化技術の導入、ストレージシステムの構築、データベースの設定、クラウドサービスの構築など、様々な業務を行います。
また、システムの監視やトラブルシューティング、災害復旧などのサポートも行います。
必要なスキル
インフラエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識
- ・ネットワーク関連の知識
- ・サーバー関連の知識
- ・クラウド関連の知識
- ・問題解決力
- ・コミュニケーションスキル
インフラエンジニアは職種によって必要なスキルが異なってきます。
近年では、クラウド化が進み、クラウドエンジニアの需要が上がっています。
また、以下の記事ではインフラエンジニアのスキルについてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→インフラエンジニアに必要なスキルや技術力とは?おすすめ資格も紹介
3-4.セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、情報システムやネットワークなどのセキュリティを担当するエンジニアです。
情報セキュリティのリスク分析や対策、セキュリティポリシーの策定や運用、セキュリティに問題が発生した際の対応や再発防止策の実施、セキュリティ教育などを行います。
必要なスキル
セキュリティエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識(特にセキュリティ・ネットワーク・サーバなど)
- ・プログラミングスキル
- ・問題解決力
- ・最新の技術を身に着ける姿勢
3-5.フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Webアプリケーションのうち、ユーザーインターフェース(ユーザーが直接触れる部分)を設計・開発するエンジニアです。
画面の見た目や操作感、使いやすさなどのユーザーエクスペリエンス(UX)に影響する部分を設計・開発します。
そのため、デザインのスキルも必要とされる場合があります。
必要なスキル
フロントエンドエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・プログラミングスキル
(特にJavaScript・HTML・CSS) - ・最新の技術を身に着ける姿勢
- ・Webデザインスキル(UI/UX)
3-6.サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの裏側で動作するサーバーサイドの開発を行うエンジニアです。
イメージ図
バックエンドと呼ばれている部分がサーバーサイドエンジニアとなります。
ユーザーが見ることができないWebサイトやアプリケーションのバックグラウンドで処理されるサーバーやデータベースなどの設計・開発を行います。
必要なスキル
サーバーサイドエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識
- ・プログラミングスキル(PythonやJavaなど)
- ・データベースのスキル(SQL)
- ・論理的思考力
3-7. セールスエンジニア
セールスエンジニアは、システムやITサービスの営業を行うために技術的な知識と経験を持ったエンジニアです。
セールスエンジニアは、技術的な専門知識を持ちながら、顧客のニーズに合わせたシステムやITサービスの提案や説明を行い、導入を支援します。
また、導入後も、顧客の問い合わせに対する技術的なサポートする役割や、顧客から受けた改善要望を開発チームに伝える役割を担います。
必要なスキル
セールスエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識全般
- ・コミュニケーションスキル
- ・提案力
- ・論理的思考力
3-8.Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発に携わるエンジニアです。
Web技術を用いて、ユーザーが利用するWebサイトやWebアプリケーションの機能やデザインを設計し、開発・実装することが主な仕事です。
必要なスキル
Webエンジニアに必要なスキルは以下の通りです。
- ・IT基礎知識
- ・プログラミングスキル
- ・論理的思考力
4.将来的にITエンジニアに求められるスキル
今後、または将来的にITエンジニアに求められるスキルをデータを引用しながら、解説します。
4-1.クラウド
クラウドとは、インターネットを通じて、必要なコンピュータリソース(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク)をオンデマンドで提供する技術です。
クラウドに関する需要は今後も非常に高まっていくと予想されます。
「総務省データ 令和4年版」によると、クラウドの市場規模は以下のグラフの通りに成長していくと予想されています。
クラウド関連のスキルを持つエンジニアの市場価値も同様に高まっていくと言えるでしょう。
出典:総務省
クラウド技術のスキル
- ・クラウドプラットフォームの知識:AWS、Azure、Google Cloudをはじめとするクラウドプラットフォームの特徴や利用方法に関する知識です。
- ・クラウド基盤の設計・構築スキル:クラウドプラットフォーム上での仮想マシンやコンテナ、ストレージ、ネットワークなどの設計や構築を行えるスキルです。
- ・クラウドセキュリティの知識:クラウド環境でのセキュリティリスクに対する知識を指します。 例えば、アクセス制御、データの暗号化、脆弱性診断などがあります。
また、以下の記事ではクラウドエンジニアの仕事内容について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→クラウドエンジニアの仕事内容って?スキルと将来性についても解説
4-2.データサイエンス
データサイエンスとは、データを収集・分析・可視化することで、ビジネス上の問題を解決し、価値を生み出す分野です。
統計学や機械学習といった高度な知識を用いるため、なかなか人材が確保しにくく、今後も需要は高いと言えます。
データサイエンスのスキル
- ・数学の知識:確率や統計学の知識を用いて、企業の課題を解決します。
- ・データ操作・収集スキル: SQLなどのデータベース技術だけでなく、分析のためのデータ収集や整理を行うスキルが必要となります。
- ・データの分析技術:統計学や機械学習などの分析技術です。これらの技術を使って、データから有用な情報を抽出し、ビジネス上の問題を解決することが求められます。
- ・プログラミングスキル:データ分析を行うには、PythonやRなどのプログラミング言語が必要です。
これらの言語を使って、データ処理や分析、可視化などを行うスキルが必要です。 - ・分析ツールの利用経験:分析ツールは、データ分析の結果をわかりやすく伝えるために必要です。
TableauやPower BIなどのツールがあります。
4-3.AI
AIは、機械学習やディープラーニングなどの技術を用いて、人間の知能に類似したタスクを実行する技術のことです。
上記の図はAIの利活用状況をデータで表したものとなります。
「IPA情報処理推進機構DX白書2023」の調査によると、AI人材が不足しており、導入が進まないと企業が回答しています。
AIは様々な分野での応用が期待されており、AIのスキルを持つITエンジニアの将来性は高いと言えます。
AIの必要スキル
- ・機械学習スキル:AIにおいて最も重要な技術の一つが機械学習です。機械学習モデルを構築するスキルが必要です。
- ・ディープラーニング:ディープラーニングは、機械学習の一種で、画像認識や音声認識などの分野で活躍しています。モデルの構築スキルだけでなく、特定の分野に利活用するスキルが必要です。
- ・プログラミングスキル:AIを実装するためには、PythonやRなどのプログラミング言語が必要です。また、GPUや分散処理技術の知識も必要となります。
4-4.IoT
IoT(Internet of Things)は、様々なデバイスやセンサー、機器が相互に通信し、データを収集・解析することで、ビジネスや生活の場面で革新的なサービスを提供する技術です。
「IPA情報処理推進機構DX白書2023」の調査によると、「IoTの人材が不足している」「IoTの理解が足りない」という理由で活用できていない企業が増えています。
ネットワーク技術の高度化やデータサイエンスの進歩により、今後もビジネスチャンスが増加し続ける分野といえ、IoTスキルを持つITエンジニアの需要は拡大し続けるでしょう。
IoTに関するスキル
- ・ハードウェアの開発スキル:センサーや駆動装置などのハードウェアを開発するスキルが求められます。
また、小型化や省エネルギー化など、IoTに必要な要件に合わせたデバイスの設計も重要です。 - ・ネットワークの設計:IoTは多数のデバイスがネットワークに接続されることが前提となっています。
そのため、ネットワーク設計や通信プロトコルの知識が必要です。 - ・データ分析:IoT機器から収集されたデータを分析し、ビジネス価値を生み出すためのスキルが必要です。
機械学習や統計解析、データベース設計などの知識が必要となります。 - ・セキュリティスキル:IoTは多数のデバイスがネットワークに接続されるため、セキュリティリスクが高まります。
IoTのセキュリティ対策に関する知識が必要です。 - ・クラウドの知識:IoTの場合、多数のデバイスから収集されるデータをクラウド上で処理することが一般的です。
そのため、クラウドサービスの利用やクラウドアーキテクチャの設計に関する知識が必要です。
5.ITエンジニアのスキルアップのための勉強方法
ITエンジニアがスキルを高めるための勉強方法について解説していきます。
5-1.書籍で学ぶ
書籍は、構成が明確であるため、体系的な学習が可能です。
書籍で学ぶメリット・デメリットは以下です。
メリット
- ・ネットの情報に比べ、内容の信頼性が高い
- ・時間や場所に関係なく学習できる
デメリット
- ・情報が古いものがある
- ・実践的な技術を習得しにくい
おすすめ書籍
初心者がITエンジニアを目指す上でオススメな本をご紹介いたします。
ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本 第5版
出典:Amazon
主要な6分野の業務知識を多くのキーワードを用いて簡潔に解説しており、効率よく業務知識の全体像をつかむことができます。
最新のキーワードを大幅に追加し、一般化が進むクラウドシステムについても解説しています。
21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック
出典:Amazon
「Web系エンジニア」になるために必要な知識、キャリアステップがこれ1冊だけですべてわかります。
Web系のエンジニアが目指している人には必見です。
インフラエンジニアの教科書
出典:Amazon
インフラエンジニアを目指している人におすすめの書籍です。
現役のインフラエンジニアが経験を基に必須の知識やどのような仕事なのかを詳しく解説しています。
インフラエンジニアを目指す方に、おすすめの書籍です。
出典:Amazon
Amazonでベストセラーにも選ばれている書籍で、イラスト形式で楽しく学べことができます。
Javaの基礎から未経験からつまりやすい部分を丁寧に解説しています。
また、実際に手を動かして学ぶこともできるので、Javaのことを理解していくことが可能です。
以下の記事ではエンジニアにおすすめの本について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→エンジニアにおすすめの本を厳選!初心者におすすめの本から順に紹介
5-2.webサイトを活用する
インターネット上では、独学でITスキルを身に着けられるオンラインサービスがあります。
このようなサービスを利用するメリットは以下です。
メリット
- ・自身のスピードで進められる
- ・最新の情報を比較的安価で吸収できる
おすすめwebサイト
おすすめのwebサイトを解説します。
Progate
出典:Progate
Progateはイラストで学ぶことができ、開発環境を構築せずに、すぐに手を動かして学ぶことができます。
完全未経験者の方には、おすすめのwebサイトです。
ドットインストール
出典:ドットインストール
ドットインストールは3分で気軽に学べることができるサイトです。
実践的に学べる豊富なレッスンで、様々なプログラミング言語を学べて、インフラやクラウドについてもレッスンがございます。
5-3.スクールを利用する
スクールを利用するのも非常に有効な手段の1つです。
なんといっても手厚いサポートがあり、初心者が学習を始めて挫折しない確率は最も高いと言えます。
メリット
- ・講師がいるため、質問によって疑問を解消しやすい
- ・カリキュラムがしっかりしている
- ・挫折しにくい
ただし、デメリットとしては金額が高いスクールが多いです。
スクールはスキルを手に入れるうえで非常に強力な手段ですが、高価なのがネックです。
おすすめのスクールは以下の記事で詳しく解説しています。
→プログラミングスクールおすすめ30選!元エンジニアが各社を徹底比較【2024年最新版】
6.ITエンジニアがスキルを身につけるための資格
ITエンジニアとしてのスキルを証明するものとして、IT資格があります。おすすめの資格をご紹介していきます。
6-1.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IT基礎知識やスキルを持った人材を認定するための資格試験です。
情報処理技術者資格制度のうち最初に受験できる資格であり、学生や社会人を含めた幅広い層が受験しています。
まさにITエンジニアの第一歩となる資格です。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
科目A:90分 科目B:100分 |
合格率 |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 200時間 |
出題数 |
科目A:60問 科目B:20問 |
出題形式 |
科目A:多肢選択式(四肢択一) 科目B:多肢選択式 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
通年 |
公式URL |
6-2.応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格であり、高度なIT知識と技能を持つ人材を認定するための資格試験です。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
午前(9:30~12:00):150分 午後(13:00~15:30):150分 |
合格率(%) |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 500時間 |
出題数 |
午前:80問 午後:11問 |
出題形式 |
午前:多肢選択式(四肢択一) 午後:記述式 CBT方式(コンピュータでの受験) |
過去問 |
|
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
4月、10月 |
URL |
6-3.ITパスポート
ITパスポートは、IT基礎知識やスキルを持った人材を認定するための資格試験です。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
120分 |
合格率 |
50% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 50~80時間 |
出題数 |
100問 |
出題形式 |
四肢択一式(CBT方式(コンピュータでの受験)) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
通年 |
公式URL |
6-4.オラクルマスター
オラクルマスターは、オラクル社が提供する技術者認定プログラムの一つで、Javaやデータベースなどを扱うエンジニアの能力や技術力を認定する資格試験です。
オラクルマスターは、Bronze、Silver、Goldの3つのレベルに分かれており、それぞれに試験が用意されています。
Bronzeでは、基礎的な知識に関する問題が出題され、Goldでは、高度な知識や実践的な技術が求められます。
Java Sliverの試験概要をご紹介します。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
180分 |
合格率(%) |
63.0% |
目安の勉強時間 |
80〜100時間程度 |
出題数 |
80問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
37,730円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
6-5.LPIC
LPIC (Linux Professional Institute Certification) は、Linuxシステム管理者向けの国際的な資格認定試験であり、Linuxの専門知識とスキルを持つITエンジニアを認定する資格です。
LPICは、LPIC-1、LPIC-2、LPIC-3の3つのレベルに分かれており、それぞれ数値が上がるほど難易度が上がります。
LPICレベル1の試験概要
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
90分 |
対象試験 |
101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること) |
合格率(%) |
50%前後 |
合格ライン |
正答率65%~70%以上 |
目安勉強時間 |
実務経験有:100時間~ 初学者:150時間~200時間 |
出題数 |
約60問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
101:16,500円(税込) 102:16,500円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
6-6.CCNA
CCNA (Cisco Certified Network Associate)は、Cisco社が提供するネットワーク技術者向けの資格認定試験です。
ネットワークの設計、インストール、構成、トラブルシューティングに必要な知識とスキルを持ったITエンジニアを認定する資格となっています。
CCNA認定は、ネットワーク技術者としてのスキルを証明するとともに、Cisco製品を取り扱う企業や組織にとっても信頼性が高い資格認定として認知されています。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
120分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
正答率60%以上 |
目安勉強時間 |
初学者140時間~200時間程度 |
出題数 |
102問 |
出題形式 |
選択形式、ドラック&ドロップ |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
36,960円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
6-7.AWS
AWSに精通したITエンジニアを認定するためのAWS認定資格があります。
AWS認定資格は、クラウドの知識、AWSのサービスやプラットフォームに関する深い理解を持ち、AWSベストプラクティスの実装に関する知識を持った人材を認定することを目的としています。
以下は、AWSの主要な認定資格の一部です。
- ・AWS Certified Solutions Architect:Associate AWSの主要なサービスを使ったアプリケーションやシステムの設計と展開に関する知識を評価する資格です。
- ・AWS Certified Developer:Associate AWSで開発者としてのスキルを証明する資格です。
開発、デバッグ、デプロイメント、およびAWSサービスの統合に必要な知識を持っていることを証明します。
- ・AWS Certified SysOps Administrator:Associate AWS環境の運用、保守、および監視に関する知識を証明する資格です。
次の記事ではITエンジニアの資格について詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
7.まとめ:ITエンジニアに必要なスキル・知識は4つある!
今回は、ITエンジニアに共通して求められるスキル、スキルを身に着ける方法について解説しました。
ITエンジニアに共通して求められるスキルは以下の通りです。
共通する必要なスキル
- ・基礎IT知識
- ・日々最新の技術を身につける
- ・コミュニケーションスキル
- ・論理的思考力
ITエンジニアには様々な種類がありますが、これらは共通して必要です。
また、以下のスキルを身に付けれれば、市場価値を高め、年収もアップしていくでしょう。
需要の高いスキル
- ・クラウド
- ・データサイエンス
- ・AI
- ・IoT
ですが、上記のスキルは未経験者からスキルを身に付けるには、難易度が高いため、まずはITエンジニアとしてスキルを高めてから、チャレンジしていくのも良いでしょう。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役