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エンジニアの働き方は?雇用形態から勤務形態まで魅力を解説!人気のリモートワークも?|就職・転職者職業ガイド

エンジニアの働き方は?雇用形態から勤務形態まで魅力を解説!人気のリモートワークも?|就職・転職者職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・エンジニアの働き方について知りたい!
  • ・エンジニアって自由そう!
  • ・エンジニアでリモートワークしたいな~

エンジニアは、数ある職種の中でもリモートワークや独立など自由な働き方がしやすい仕事です。

しかし、満足のいく働き方ができていないエンジニアも少なくありません。

多くの場合、エンジニアの会社選びで間違えていたり、キャリアプランを理解していないことで起こってしまうミスマッチが原因です。

本記事では、エンジニアの働き方が気になる方を対象に、「働き方の種類」「給料」「勤務形態」「服装」「髪型」について解説します。理想の働き方を実現するため注意事項も交えてお伝えします。

事前に読みたい⇒【簡単図解】エンジニアの仕事内容をわかりやすく解説!工程・職種・企業の3要素からみる仕事の違い|就職・転職者職業ガイド

1.【雇用形態】エンジニアの働き方は4種類

エンジニア働き方は、大きく「アルバイト・パート」「正社員」「派遣社員」「フリーランス」の4つに分けられます。各働き方の特徴やメリット・デメリットを解説します。

1-1.アルバイト・パートの働き方

アルバイト・パートは、非正規社員として正社員より短い時間で勤務する働き方です。

一般的に「給料は時給制」です。

エンジニアがアルバイト・パートで働くメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
都合に合わせて勤務時間・休日を決められる
スキルアップしづらい
責任が少ない 収入が少ない
正社員へ登用されることがある 福利厚生がない

 
アルバイト・パートはシフト制がほとんどで比較的、自由に勤務時間を調整できます。

都合の良い時間帯や曜日に働けるため、フルタイムが厳しい方や体力的に自信のない方も無理なく続けられるのがメリットです。

アルバイトやパートは、短期雇用が多いため、顧客対応など責任の重い仕事は振られません。

結果として、正社員より業務への責任が少なく、プレッシャーのかからない環境で働けます。

一方で、正社員と比べてスキルアップしづらい点がデメリットです。

資料作成やテスト、データ入力など簡単な仕事が多く、専門性の高い業務を行う機会は少ないです。また、多くの場合、正社員のように技術や知識を深める教育制度が整っておらず、スキルアップするには自分で勉強する必要があります。

1-2.正社員の働き方

多くのエンジニアに当てはまる働き方が、正社員です。

正社員は期間を定めずに企業と雇用契約を結んだ働き方で、一般的にフルタイムで働きます。

正社員のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
収入が安定している
会社に生活を合わせないといけない
スキルアップの機会が多い
長期休暇を取りにくい
福利厚生が充実している 責任が重い

 
正社員として働く大きなメリットは、収入が安定することです。

正社員の「給料は月給制か年俸制」が多く、毎月決まった金額が支払われます。

企業によっては賞与や退職金もあり、アルバイト・パートや派遣社員よりも高収入を得ることが可能です。また、正社員にはエンジニアとしてスキルアップする機会が多く用意されています。

優良企業は研修やセミナー、資格取得支援といった教育環境の整っているため、着実に成長できます。

加えて、責任のある仕事を任せてもらえるので、収入アップやキャリアアップも可能です。

一方で、会社に自分の生活を合わせなければいけない点が正社員のデメリットに挙げられます。

多くの企業では「9時〜17時まで」など勤務時間が決められており、自分の都合に合わせて変えられません。

正社員のエンジニアになるメリットは?エンジニアの働き方を比較解説

2024.09.04

1-3.派遣社員の働き方

エンジニアには、派遣社員という働き方もあります。

派遣社員とは、派遣元の会社と雇用契約を結び、ほかの企業で就業する働き方です。

エンジニアが派遣社員として働くメリット・デメリットを以下にまとめます。

メリット デメリット
未経験で働ける求人が多い
雇用が安定しない
自由な働き方ができる
長期的なキャリアを築きにくい
人間関係の悩みが少ない
重要な業務は任されない

 
派遣社員のメリットは未経験求人が多く、異業種からエンジニアへキャリアチェンジしやすいことです。

インフラ監視やテスト、データ入力など低スキルでできる仕事がメインなので、未経験からでもエンジニアとしてキャリアを始められます。

また、働く場所や時間、期間など自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。残業の少ない職場も選べるので、プライベートを大切にしたい方に適しています。

一方で、正社員と違い雇用が安定しないことがデメリットに挙げられます。

派遣社員は法律上、同じ職場に「3年間」しかいられず、期間が過ぎれば次の現場を探さなければいけません。

1つの職場でキャリアを積めないため、最終的には正社員へ転職するか、独立してフリーランスになるエンジニアが多いです。

1-4.フリーランスの働き方

エンジニアは、フリーランスという働き方も可能です。

フリーランスは企業に属さず、自分で仕事を受注して働きます。

フリーランスエンジニアの主な働き方は、「タスク型」と「プロジェクト型」の2種類です。

  • ・タスク型:納期までに成果物を納品する
  • ・プロジェクト型:企業のプロジェクトに参加する

タスク型は個人で行う仕事のため、在宅での作業が可能です。

一方、プロジェクト型はプロジェクトのメンバーとして活動するため、多くの場合はSESのように企業へ常駐して働きます。

フリーランスのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
スキル・経験次第で高収入を狙える 収入が不安定
自分のやりたい仕事を選べる
社会保険や失業保険がない
場所や時間の制約がない
社会的な信用度が低い

 
フリーランスは、自分の努力次第で上限なく収入を増やせるのが大きなメリットです。

中には月額単価が100万円を超える案件もあり、会社員時代と比べて大幅に収入が伸びる方も少なくありません。

また、好きな仕事が選べることもフリーランスの魅力に挙げられます。

会社に仕事が決められる会社員と違って、フリーランスは自由に案件を選び自分の裁量で作業を進められます。

一方で、フリーランスは収入の不安定さがデメリットです。

会社員なら給料が毎月支払われますが、フリーランスは案件がなくなれば報酬もゼロになります。

また、怪我や病気で働けなくなっても会社員のような保障がないため、収入面のリスクが高いことは知っておかなければなりません。

未経験からエンジニアになるなら、安定性がありスキルも身に付けられる「正社員」がおすすめです。

アルバイトや派遣社員からキャリアアップする方法もありますが、必要なスキルが身に付かなかったり、安定性に欠けてしまったりします。

合わせて読みたい⇒フリーランスエンジニアとは?働き方・年収・メリットなど解説

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2.エンジニアの給料は?雇用形態別の違い

エンジニアは働き方によって、給料も大きく異なります。雇用形態別の年収を紹介します。

2-1.雇用形態別の平均年収

経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、エンジニアの平均年収は544万円です。雇用形態別の平均年収は以下となります。

正社員 派遣社員 フリーランス
約430万円 約420万円 約860万円

 
年収がもっとも高いのは、フリーランスで約860万円です。2番目に多いのが約430万円の正社員、一番少ないのは派遣社員で約420万となっています。

フリーランスエンジニアの年収は正社員の約2倍で、高収入が期待できます。

ただし、フリーランスは高いスキルと実務経験が求められるため、未経験者は仕事を受注するのは難しいです。

派遣社員の平均年収は、正社員より10万円ほど低くなっています。

金額だけ見ると、そこまで大きな差がないため「派遣エンジニアでも良いかな?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、派遣の場合は「派遣切り」という言葉があるように、急に契約を切られ収入がなくなるリスクもあります。

未経験からエンジニアを目指す方は、安定した収入を得ながらスキルアップできる「正社員」としてキャリアを始めるのが望ましいです。

【平均年収比較】エンジニアの年収・給料を職種・企業・年齢などから導く高年収のポイント!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

2-2エンジニアは副業による加算も!

近年は働き方改革の1つとして、副業が注目されています。

副業は今の会社で働きながら取り組めるため、低リスクで年収アップできるのが魅力です。

特に、エンジニアの副業案件は単価が高く設定されていることが多く、効率的に収入を増やせます。

また、副業では本業で携わることのない領域に挑戦することも可能です。

本業だけ行うよりもエンジニアとして圧倒的に成長でき、昇給や市場価値アップにつながることもあります。

エンジニアの副業案件は豊富で、以下のように様々な種類があります。

案件の種類 案件例 月額報酬
コーディング 【HTML/CSS】Web制作におけるコーダー 〜50万円
システム設計・開発 【Vue.js/React.js】新規プロダクト開発におけるフロントエンドの案件 〜90万円
AI開発 【Swift/Next.js】生成AIを活用したアプリ開発 〜90万円
インフラ系 【GoogleCloudPlatform/Linux】医療従事者向けアプリの設計・構築・運用 〜90万円
データサイエンティスト 【AWS/GoogleCloudPlatform】データ基盤の構築 〜70万円
プログラミング講師 【Java/C#】若手エンジニアにおける社内講師/育成 〜9万円

参照:ITプロパートナーズ

本業と副業の両立は大変ですが、「自由に使えるお金が増える」「将来に向けた経験を得られる」などメリットは多いです。

副業は本業へ支障が出ない範囲でチャレンジしてみてください。

※企業によっては副業を許可していない場合もあります。

3.【勤務形態】エンジニアの働き方の自由度

エンジニアの働き方で弊社にお問い合わせをいただく内容を紹介します。

3-1.エンジニアは残業が多いの?

先に結論をお伝えすると、エンジニアはほかの仕事と比べて残業が多い傾向にあります。

Geeklyが実施した「IT業界における「残業」に関するアンケート」によると、エンジニアの平均残業時間は23.2時間です。

全職種の平均残業時間は9.4時間とされており、エンジニアの残業は多いといえます。(厚生労働省「毎月勤労統計調査令和3年9月分結果確報」)

職種 平均残業時間
エンジニア 23.2時間
全職種 9.4時間

 
なぜ、エンジニアは残業が多いのでしょうか?主な理由は4つです。

  • ・納期が厳しい
  • ・急な仕様変更がある
  • ・人手が足りず、1人の業務量が多い
  • ・緊急時のトラブル対応がある

多くの場合、システム開発では納期が定められています。

プロジェクトによっては顧客から厳しい納期を設定や、急な仕様変更でスケジュールに遅れなど、工数が足りなくなるケースがよくあります。

また、リリース前後はバグ修正やトラブル対応などで忙しく、長時間労働になりやすいです。

※上記のような開発エンジニアの働き方は残業が多いですが、インフラエンジニアはシフト制が多く、残業時間が少ない傾向にあります。

ITエンジニアの残業って多いの?残業が多い理由や減らすコツも解説

2024.09.04

3-2.夜勤や休日出勤はある?

エンジニアはまれに休日出勤することがあります。例えば、以下のようなケースです。

  • ・システムやインフラにトラブルが起きた
  • ・システムのリリースや更新をする
  • ・スケジュールが遅れ、納期に間に合わない

システムやインフラにトラブルが発生すると、ユーザーの業務へ支障をきたします。早急な対応が求められるため、平日・休日に関係なく対応しなければいけません。

また、システムのリリースや更新作業は影響を最小限にするため、利用者の少ない夜間や休日に行うことが多いです。

私がリリース作業に立ち会ったときは、平日の23時から行うことがよくありました。

夜勤の有無は、エンジニアの職種によって異なります。

特に夜勤が発生しやすいのは、インフラエンジニアで監視・運用・保守を担当する人です。

エンジニアには夜勤がある?職種、仕事内容、メリット・デメリットから正しく選択|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

3-3.リモートワークはできるの?

エンジニアはリモートワークが可能です。

近年は、リモートワークを導入している企業が増えており、自由度の高い働き方を実現しているエンジニアは多いです。

中には「国内であればどこに住んでもOK」とする企業もあり、リラックスできる環境でストレスなく働くことも可能です。

リモートワークは自走できることが絶対条件ですが、未経験でもスキルを身に付けて信頼を得られれば実現できます。

ただし、企業やプロジェクトによってはリモートワークが認められていません。

例えば、製造業や金融業など重大な機密情報を扱う企業は、外部に情報を持ち出すことが禁止されているため、出社する必要があります。

ほかにも、リモートワーク環境が整っていない会社では出社が求められるので、企業選びの際に確認することが大切です。

ITエンジニアがリモートワークする方法|必要なスキルを徹底解説

2024.09.04

4.エンジニアの服装や髪型は?

エンジニアの働き方で気になる人が多い服装髪型について解説します。

4-1.エンジニアの服装

エンジニアの服装の自由度は、働く業界やクライアントの有無で異なります。

IT業界で働くエンジニアは、自社内で働くため外部の方と接する機会が少なく、服装を自由に選べます。

特にITベンチャーやスタートアップなどの若い企業では、Tシャツやチノパン、スニーカーといったカジュアルな服装のエンジニアが多いです。

一方で、クライアントと接することが多いSIerやSES(客先常駐)といった働き方は、服装が指定されていることがあります。

例えば、私がSESで参画した現場の男性はスーツ着用が義務づけられていました。

このようにエンジニアの服装事情は働く環境によって違うため、全員が服装を自由に選べるわけではないことは把握しておく必要があります。

元エンジニアが服装自由の真偽を解説!女性と男性の服装のポイントも解説|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

4-2.エンジニアの髪型

IT業界で働くエンジニアは、以下の理由で自由な髪型が認められていることが多いです。

  • ・対面での接客が少ない
  • ・クリエイティブが重要視される
  • ・若い経営者が多い
  • ・ボトムアップ型の企業が多い

男性は茶髪やセミロング、パーマ、女性も明るめの色やピアス、ネイルまで楽しんでいる方もいます。

しかし、クライアント先に常駐する場合は、失礼のないよう節度ある髪型が求められます。

派手すぎる髪色や奇抜な髪型など、ビジネスの場にふさわしくないスタイルは避ける必要があります。

特にIT業界以外の業界で働く場合は、髪型に関して厳しい規定が設けられていることが多いです。

金融や保険、不動産などの業界ではビジネスマナーを重視することが多く、髪型に厳しい傾向があります。

エンジニアの髪型は自由すぎる?女性はネイルを楽しむ方も!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

5.エンジニアの働き方は魅力的だが注意点も

エンジニアの働き方には様々な種類があり、1人1人の希望に合わせて選択できるのが魅力です。

しかし、自由な働き方を手に入れるためには気をつけるべきポイントもあります。

5-1.スキルを磨くのが前提である

前提として、エンジニアが自由な働き方をするには、スキルを身に付ける必要があります。

エンジニアの世界は、スキルや成果で評価される「実力主義」です。スキルが高ければ高いほど、キャリアの選択肢は広がっていきます。

高いスキルを身に付けるためには仕事だけでなく、自分の時間を使って勉強することも大切です。

努力が苦手な方は仕事を選べるようにならないのでつらい思いをします。

しかし、裏を返せば高いスキルが身に付けばキャリアアップやフリーランスとして独立したりすることも可能です。

例え、未経験でも、優良企業へ転職してスキルと経験を積んでいけば、理想のキャリアを実現できます。

実際、完全未経験からエンジニアになった私の元同僚は、SESで3年経験を積んだ後にITメガベンチャー企業への転職を成功させました。

未経験だとしてもプレッシャーや不安を感じすぎず、エンジニアとしてのキャリアをスタートしてみてください。

エンジニアに必要なスキルとは?資格や言語の勉強のコツを実体験で解説|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

5-2.IT業界特有のブラック企業の多さ

エンジニアの自由な働き方に憧れている方が最も注意すべきことは、ブラック企業に捕まることです。

IT業界は、約3割がブラック企業といわれています。

IT業界にブラック企業が多い大きな理由は「多重下請け構造」にあります。

多重下請け構造とは、発注元の依頼を受けた元請け企業から1次請け・2次請け・3次請け…へと業務が再委託されていく構造のことです。

SESの業務委託

多重下請け構造

下請けになればなるほど、労働環境は悪くなりやすいです。

  • ・残業が多い
  • ・給料が低い
  • ・立場が弱く、希望が通らない
  • ・簡単な仕事ばかりで、スキルアップできない

ブラック企業の多さはIT業界が盛り上がっている証拠ですが、求職者にとってたまったものではありません。

ブラック企業へ入らないために、事前にしっかり応募先の情報を調べることが重要です。

エンジニアはブラックな仕事?実態と企業を見極めるポイント|就職・転職者職業ゴシップ

2024.09.04

6.理想の働き方を実現するための3つの重要ポイント

最後に、エンジニアが理想の働き方を実現するために重要な3つのポイントを解説します。

6-1.最初の企業は必ずスキルが磨ける会社へ

エンジニアとして自由な働き方を目指すなら、1社目はスキルが磨ける企業に入ることが重要です。

技術職であるエンジニアは、高いスキルを身に付けるほどキャリアが広がります。

  • ・高年収の企業
  • ・自由度の高いITベンチャー企業
  • ・完全リモートワークの企業
  • ・独立してフリーランス

一方、ブラック企業を選んでしまうと、エンジニアとまったく関係ない仕事をさせられることがあります。

私がエンジニアとして入社した1社目の会社は、ヘルプデスク業務しかさせてもらえず、エンジニアとして成長できませんでした。

実務経験が積めなければ、長期的なキャリア構築は難しいです。

スキルがないまま30代を超えてしまうと、採用してくれる企業はめっきり減ってしまいます。

将来の選択肢を増やすためにも、必ず1社目はエンジニアとして「実務経験」が積める企業を選んでください。

6-2.資格取得や最新技術の情報収集

エンジニア向け資格の取得や最新技術のキャッチアップも、理想の働き方を実現するためには大切です。

IT業界は技術の進化がすさまじく、今使っている技術も数年後には古くなることがあります。

自身でスキルアップに取り組まなければ市場価値は下がり、好きな働き方・仕事を選ぶことはできません。

特に、格は年収や働き方が大きく変わるレベルで、エンジニアのキャリアに影響します。

資格を取得すると、資格給として毎月2万円支給されることもあり、高年収を目指しているなら積極的に取得していきたいところです。

加えて、資格はあなたのスキルを客観的に証明できるため、希望する企業へ受かりやすくなります。

エンジニアへの転職は通過点に過ぎません。入社後を意識して、市場価値を高めていくことが重要です。

【資格17選】ITエンジニアにおすすめの最強資格!初心者向けに徹底解説

2024.10.30

6-3.定期的なキャリアアップ転職を

昨今、エンジニアが理想の働き方を実現するために、転職は当たり前の手段となっています。

レバテックが発表した「ITエンジニア転職白書2021」によると、エンジニアの30%以上が転職を経験しています。

エンジニアは定期的にキャリアアップのための転職をすることで、短期で成長していけます。

収入面では、エンジニア界隈で「年収バグ」といわれるくらい転職による年収アップ額が高いです。

極端な話、エンジニア経験1年で年収が100万変わることもあります。

年収アップの事例はこちら⇒【年収120万円UP】週4リモートで自分らしく働いています!経験1年でキャリアアップ

転職によりスキルや業務の幅を広げていくことで、選べる仕事が増えていきます。

希望するキャリアを実現するためには、能動的に行動していくことが大切です。今は無理だと感じていても、将来的にフリーランスとして独立することも夢ではありません。

7.将来の働き方で失敗しないための1社目の選択基準

エンジニアはキャリアプランからコツコツとスキルを身に付けていけば理想の働き方が実現できる職業です。

エンジニア経験がなかった方も、数年後に高年収や自由度の高い企業で活躍している方もいます。

エンジニアに転職するうえで、最も重要なポイントは「実務経験が積める」ことです。

研修があり、ゼロから学べる環境が良い」と考えているかもしれませんが、実は大きな落とし穴になっています。

ブラック企業は転職者の研修ニーズにあやかって「うちは半年~1年研修があります」というような宣伝をしてきます。

実際にはエンジニアとしての経験が積めない名ばかりの研修として「エンジニアはコミュニケーション能力が大事だから、コールセンターで接客を覚えて。」といわれることも少なくありません。

ここで半年も1年も過ごしても、エンジニアの未経験者の扱いとなり、キャリアアップや年収アップはできません。

反対に、入社した企業に十分な研修がなくても、エンジニアとして様々なプロジェクトに携われれば選択肢は広がります。

次の転職でも前職の経験を活かせるので、経歴が1〜3年と短くても年収アップやキャリアアップが可能です。

そのため、未経験者の方には「実務経験が積めるかどうか」を基準に企業選びすることを強くおすすめします。

はじめてエンジニアとして転職する方の失敗は、企業選定にあります。

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この記事の監修者

監修者画像

エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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