エンジニア未経験の転職活動を完全解説!内定へのロードマップ|エンジニア転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・未経験からエンジニアに転職するには何から始めたらいい?
- ・転職活動の流れを教えて!
- ・内定を取るために重要なことは何?
ITが急速に普及している今、多くの企業がエンジニア集めに奮闘しています。
その一方で「人手不足と聞いていたのに全然内定が取れない!」と嘆く人がいるのも事実です。
事前に読みたい⇒エンジニアに向いている人の性格や特徴を解説!転職で注意すべきこと
目次
1. 転職活動は将来のビジョンを定める活動!
これから転職しようと考えている皆さんには、転職活動を「自分のキャリアビジョンを明確にし、実現化させる絶好の機会」だと捉えていただきたいです。
キャリアビジョンとは、将来自分がなりたい姿です。「キャリア」と名がついていますが、仕事の場面だけでなく人生において大切にしたい価値観や理想像を考えます。
事実、転職におけるミスマッチはこの将来像とかけ離れた状態になってしまうことから生まれてしまいます。
具体的なキャリアビジョンを想定していると、現在何のために頑張っているのかが明確化されます。何となく、よりはしっかりと理由を持って仕事に臨めるというわけですね。
まずは、簡単に1例を挙げてみます。
現在は20代で、婚約者がいます。そのため、結婚後の養育費などを考えると10年以内に年収1,000万円を目指したいというキャリアビジョンを掲げたとします。
エンジニアのキャリアプランで未経験から転職すると仮定した場合、まずは入社難易度が低めのインフラエンジニアに転職し、資格取得をしながら3年以内に上流工程メインの企業に入社する(このとき年収500万前後)。
そこから、3年の月日を費やすながらリモートワークが実現できるクラウドエンジニアを目指す(年収700~800万)。
フリーランスとして独立して4年間実績を作り、10年後見事年収1000万を突破!といった具体的な計画を立てることができます。
このように、転職活動では自分の将来のビジョンを念頭に置き、それに沿ったキャリアプランを構築することが重要です。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。
「将来が不安でスキルを付けたい」「エンジニアになりたいけど実は理由は明確ではない」などのご相談からキャリアプランを一緒に構築します。
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2. エンジニアの転職で実現できる3つのこと
エンジニアとして働くことには様々なメリットがあります。なかでも以下の3つのメリットはあなたのキャリアビジョンの実現に大きく貢献します。
2-1.高収入が狙える
エンジニアは将来性のある仕事で、他の職種に比べて高い年収が得られる可能性が高いです。その理由は2つあります。
1つ目は、近年各方面でITの導入が進んでおり、ITが扱えるエンジニアの需要が高まっていることです。IT業界だけでなく、他の業界もDXを推進したいという事情からエンジニアを欲しています。
2つ目の理由は、需要に対してエンジニアの数が圧倒的に足りていないことです。経済産業省によると、人手不足は年々深刻化し、2030年には最大79万人ものIT人材が不足すると予測されています。
以上の背景から、エンジニアは各企業に厚待遇で迎え入れられることが多いというわけです。
また、エンジニアの市場価値は自分自身の努力で着実に上げていくことができます。
エンジニアの年収は主に過去の実務経験や取得した資格によって算出されます。そのため、仕事や勉強で得たスキルが評価に直結しやすいのです。
そのため、未経験からエンジニアに転職した人が数年で800万円以上の年収を手にするケースも珍しくありません。エンジニアへの転職は、高収入を目指すための有効な手段だといえます。
2-2.リモートワークで家族サービス
エンジニアの仕事はたいていPC一台で完結させることができます。そのため、リモートワークと相性が良いです。
それを証明しているのが内閣府の調査です。調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大期にIT業界では約76%もの企業がリモートワークを推奨していました。業界別のリモートワーク実施率は第一位で、第二位のインフラ業界と30%ほど差をつけています。
自宅でのリモートワークの最大のメリットは移動が不要になる点です。通勤に費やしていた時間を家事や趣味などに充てることができます。
子育て世代にとってはリモートワークを選択することで家族との時間が増え、仕事と家庭をバランス良く両立させられるのが大きな魅力です。
もちろんエンジニア未経験でいきなりリモートワークが選択できる会社はほぼありません。しかし、経験を積んでスキルを磨けば、働き方の自由度はどんどん高まっていきます。
2-3.フリーランスで仕事を選べる
エンジニアはフリーランスとして独立し、自分のやりたい仕事を選ぶという働き方もできます。フリーランスエンジニアの平均年収は800万円と高収入です(もちろん個人の技量によって差があります)。
そのほか、得意な分野が活かせる案件を選ぶことでモチベーションが維持できること、働く時間を自由に設定できること、会社員と比べて人間関係のストレスが少ないこともメリットに挙げられます。
しかし、興味や関心のある仕事に集中でき、自由なスタイルで働けるフリーランスは、自分の思い描いたキャリアビジョンを最も実現させやすい働き方だといえます。
3. 未経験からのエンジニア転職全体像
エンジニア未経験者が転職活動を行う際に意識すべきポイントを段階別に紹介します。
エンジニアの転職についてはこちら⇒ITエンジニア転職特化のプロが教える後悔しない求人選択のコツと転職活動のポイントを解説|エンジニア転職ガイド
3-1.エンジニアのキャリアプラン調査
キャリアプランの構築はエンジニア転職において特に重要です。エンジニアは実務経験とスキルがキャリアアップに大きく影響します。
いつまでにどのような経験(スキル)を得るか決めずに漠然と働いているエンジニアは、何年経っても市場価値が上がることはありません。
また、キャリアプランを明確にすることは、企業選びや職種選択の候補を絞るのにも役立ちます。
「5年後にはプロジェクトリーダーとして活躍したい」など、具体的な内容であればあるほど転職活動の方向性が定まっていきます。
つまり、キャリアプランを立てることは転職活動を成功させるための第一歩です。
●ステップ1…業界理解で全体像をイメージ
キャリアプランはそこに至るまでのステップを想定できるものでなくてはなりません。
キャリアステップを具体的に想定するためには、業界理解が必要不可欠です。IT業界の特徴や動向を把握することで、手に入れるべきスキルや経験が明確になります。
そして、クラウドエンジニアにキャリアチェンジするために、クラウドサービスの構築から保守までの工程を経験したり、クラウド関連の資格を取ったりしなければなりません。
今回取り上げたのはクラウドエンジニアの例ですが、職種が変われば必要なスキルセットも変わります。
業界理解ができていない状態で転職を試みるのは無謀そのものです。自分に適性があるのか、そもそも転職すべきなのかも曖昧なまま迷走することになります。
●エンジニア職はステップ2…未経験から目指せる職種を選択
職種は設定したキャリアプランを達成できるかどうかを軸として選ぶことが重要ですが、その職種が未経験でも挑戦可能かを確認することも忘れないでください。
他にもエンジニア未経験者が挑戦できる職種がたくさんあるので、自分の興味関心や得意分野に合ったものを選んでください。
なお、職種によって難易度やルートが異なるので、学習すべき内容や準備期間の確認も必要です。
●ステップ3…キャリアプランで年収を想定
キャリアプランを立てる際には、将来の年収を想定することも大切です。年収目標を持つことで、そこに到達するために必要なスキルや経験を逆算できます。
IT業界には資格を所有している人に対して毎月資格手当を支給している会社が多数あり、この制度が年収アップに大きく貢献します。
そのため、どの資格を取れば目標を達成できるのか、また、資格取得が狙えるスキルを得るためにどのような実務を経験すればいいか考えていくうちに、やるべきことが明確になるというわけです。
このように、エンジニアはスキルと年収が比例する傾向があります。年収をベースにして何が必要かを考えると、キャリアプランを組みやすいです。
3-2. 【情報収集】企業選択と自己分析
未経験からエンジニアに転職する際に非常に重要になるのが企業選択です。また、未経験者はエンジニアとしての実績がないぶん、自己分析に力を入れなければなりません。
●ステップ4…未経験からの企業選択の重要性
未経験からエンジニアを目指す場合は、企業選びが特に重要になります。
エンジニアは実力主義の技術職で、キャリアアップにおいてはスキルと実務経験が重視されます。
つまり、一社目で十分なスキルと実務経験を得ないことには、キャリアプランを達成させることができません。
エンジニア未経験者の採用実績が豊富な企業や、体系的な研修プログラムを用意している企業を転職先の候補に入れてください。
なお、未経験でも入社できる企業の中にはコールセンターでの勤務など、エンジニアの業務とかけ離れた内容の仕事を強制する悪徳企業もあるので注意が必要です。
適切な企業選びは、エンジニア転職成功の鍵を握ります。
●ステップ5…自己分析は内定から逆算
入社したい企業を選んだら、自己分析を行って企業に自分を売り込むための準備をします。
自己分析では、まず内定を得るために必要な要素を逆算することがポイントとなります。企業が求めるスキル・経験・志向性などを把握することで、どうすれば自分の強みを効果的にアピールできるかが明確になるからです。
自己分析から始めてしまうと、方向性が見えず迷走したり、企業の求めている条件に合わない自己PRになったりする恐れがあります。
効率的な書類準備を行うために、「志望する企業の内定条件を先に考え、そこから逆算して自己分析を行う」という順番を必ず守ってください。
3-3.面接の流れを逆算せよ!
採用選考の最終目標は内定の獲得です。そのため、面接は内定を獲得できるような受け答えを考えること、その前段階の書類選考では面接に進めるような内容の書類を作成することが重要になります。つまりここでも逆算が内定の鍵を握ります。
●ステップ6…履歴書と職務経歴書の役割を理解
書類選考はいうまでもなく面接に進むための重要なステップです。書類で自分の魅力をアピールできなければ、面接の機会は得られません。
エンジニア未経験者の中には「エンジニアとしての実績がないから、履歴書や職務経歴書に書くことがない」と嘆く人がいます。しかしそれは大きな間違いです。
「企業に送る書類は面接への通行書」と捉え、第一関門を突破すべく、十分な準備と工夫をしてください。
また、「履歴書=職務経歴書を見てもらうための資料」「職務経歴書=面接へ呼んでもらうための資料」と、各書類の役割を分けることも意識してください。
●ステップ7…面接は入社後の再現性が超重要
面接では入社後の仕事ぶりを再現性を示すことが重要になります。
「再現性」というのは、面接での受け答えを通して、面接官に「この人は入社後に能力を発揮して会社に貢献してくれそうだ」と思わせるという意味です。
エンジニア未経験者の場合は、「エンジニアになるためにどのぐらい勉強しているのか」「これまでの経験を活かして入社後どのように活躍していけるか」の二点を必ず面接官に伝えてください。
3-4. 内定承諾・入社手続きのマル秘ポイント
内定は転職のゴールではありますが、同時にエンジニア人生のスタート地点でもあります。内定した会社で気持ち良くエンジニアデビューを果たすために、以下のことに注意してください。
●ポイント:内定時の年収交渉はオファー面談で
入社後の待遇はだれもが気になるところですが、採用面接時に年収交渉を行ったり、様々な条件を出したりするのはタブーです。面接官に「未経験なのに自分の待遇を重視する人物」と判断され、内定を見送られる恐れがあります。
そもそもエンジニア未経験者は実績がないため、年収や条件の交渉を行うのはハードルが高いです。それでも交渉を行いたい場合は、内定後にオファー面談を打診してください。
オファー面談というのは、年収を含む雇用条件を確認する面談です。内定者が希望した場合に面談の機会が設けられます。
交渉を行う際は、事前に自分の希望年収とその根拠を伝えられるよう準備します。筋の通った内容であれば、入社後の待遇が上がる可能性もあります。
●ポイント:入社手続きは会社に合わせて早急に
内定後の入社手続きは、会社の指示に合わせて早めに進めます。入社手続きは書類提出のほか、企業によっては健康診断の受診が必要な場合もあり、期限ぎりぎりの行動では間に合わない恐れがあります。
企業から提示された提出期限や面談日程などは必ず確認し、スケジュールに余裕を持って手続きを進めるのがマナーです。手続きや面談に関わる人に配慮した行動を取ることが、円満な人間関係の構築に繋がります。
【エンジニア転職までの流れ】
ステップ |
意識すること |
①キャリアプランの設定 |
業界を理解したうえで目標までのステップを考える。 |
キャリアプランで想定した職種が未経験から目指せるかどうか確認する。 |
|
目標年収をキャリアプランの手がかりにする。 |
|
②情報収集 |
スキルと実務経験が増やせる企業を選ぶ。 |
内定から逆算して自己分析を行う。 |
|
③書類選考 |
エンジニアの適性や将来性があることをアピールする内容にする。 |
④面接 |
入社後の活躍を期待させる受け答えを準備する。 |
⑤内定後 |
どうしても待遇面の交渉を行いたい場合はオファー面談を打診する。 |
会社の指示に従い、早めに入社手続きを行う。 |
4. エンジニアの転職活動は将来からの逆算がすべて
エンジニアの転職活動は将来のキャリアビジョンから逆算して準備を行うことが何よりも大切です。
将来のゴールを設定することで、そこに到達するために必要な要素(スキル、経験、企業選びなど)が見えてきます。
ビジョンは可能な限り具体的に考えるのがポイントです。内容が詳細であればあるほど転職活動の指針が明確になります。
また、採用選考も逆算が鍵となります。
書類選考ではどのような内容であれば「面接に来てほしい」と思われるか意識して履歴書や職務経歴書を作成することが重要です。また、面接では内定というゴールに向けて、どのような受け答えをすれば自分の強みと将来性をアピールできるか考えていきます。
このように、将来からの逆算思考はエンジニアの転職活動の根幹をなすものであり、あらゆるステップで意識すべき重要な考え方です。転職活動のあらゆる場面で自分の将来ビジョンとの整合性を確認しながら意思決定を行うことが、成功への近道だといえます。
5.エンジニア転職はユニゾンキャリア
本記事では未経験からエンジニアに転職する際の転職活動の流れを解説しました。
転職を成功させるには、キャリアビジョンを設定し、そのビジョンを実現するためのステップを逆算して考えることが重要です。そして、逆算を高い精度で行うためには、IT業界や転職活動についての正確な情報をできるだけ多く集める必要があります。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
弊社ユニゾンキャリアでは、IT業界を知り尽くしたエンジニア転職のプロが、豊富な知識と経験をもとにエンジニア未経験者の転職活動を徹底サポートします。
ありがたいことにGoogleの口コミでは「★4.8」を獲得。未経験者の就業率は驚異の95%超え、経験者の5人に4人が年収アップを実現させています。
- ・キャリアビジョンを叶えるためのキャリアプランを一緒に考えてほしい!
- ・エンジニア未経験なんだけど、書類選考や面接で何をアピールすればいいか教えて!
といったご要望にも専任アドバイザーが丁寧に対応。本音で向き合いながら優良企業への内定までサポートします。
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー
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不安なことだらけでした。まずIT業界が幅広すぎて全くわかりませんでした。
面接も知識がないため何を話せばいいのか分からなかったですし「今までの仕事の経験を活かせるのか?」「自分をどう売り出そうか…」など転職活動していた時は色々悩んでいましたね。
あと、スキルを身に付けられる企業に入社できるかも不安でした。
─ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
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わからないことがあればすぐに相談できましたし、開発エンジニアとインフラエンジニアの違いや、キャリアプランの説明も丁寧にしていただいて、転職活動中にかなりの知識が付きました。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役