【第二新卒】エンジニア転職解説!IT業界の闇を避ける求人の選び方|エンジニア転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニア未経験で第二新卒歓迎の求人を知りたい!
- ・第二新卒はエンジニア未経験でも有利ってホント?
- ・第二新卒が狙うべきIT企業は?
「第二新卒だけど、未経験でエンジニアに転職できるのかな?」というお問い合わせを数多くいただきます。結論からいえば、第二新卒のエンジニアへの転職はチャンスです。
事前に読みたい⇒ITエンジニア転職特化のプロが教える後悔しない求人選択のコツと転職活動のポイントを解説|エンジニア転職ガイド
目次
1.第二新卒枠の定義や年齢とは?
第二新卒に明確な定義はありませんが、一般的には新卒で入社した会社を早期退職した、社会人経験が3年未満の人を指します。
第二新卒に当てはまる年齢は、大卒の場合は25歳前後、高卒の場合は20歳前後です。
対して新卒は、社会人経験が全くなく、学校を卒業後にはじめて働く人のことを指します。また、類似表現として既卒という言葉がありますが、既卒はすでに学校を卒業しているが、正社員経験がない、またはごく短期間で離職している人が該当します。
入った会社を3か月以内という短期で離職した場合は、第二新卒に比べて圧倒的に不利になる可能性が高いので注意が必要です。
なんだかんだで、1年程度の最低限の継続力がないと社会からは評価されないどころか、むしろマイナスになりやすいことがわかります。
ただ、第二新卒に該当する方はIT業界で非常に評価が高いため、エンジニアの転職においても非常に有利になります。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。
転職を考えているエンジニアはもちろん、早期退職などの経歴が不利になりそうで悩んでいる第二新卒の方も、ぜひお気軽に弊社にご相談ください。
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2.第二新卒は未経験のエンジニア転職で有利
第二新卒の方は未経験でのエンジニア転職で有利に働きます。その理由としては、以下の3つが挙げられます。
- ・社会全体における若手の人材不足
- ・IT業界は年齢制限付きの求人が多数
- ・ポテンシャル採用での入社が可能
2-1.社会全体における若手の人材不足
IT業界では、業界の急激な成長に伴い若手人材を採用・育成することが急務です。
未経験者を取るのであれば、どうせなら若い人が良いというのが企業の本音です。
社会人経験があり、ある程度ビジネスマナーもあるため、教育にかかるコストも低いと企業のかゆいところに手が届く人材という位置付けになります。
また、若い分の吸収力もあり、流れのはやいIT業界にうってつけというわけです。
そのため、ほかの転職者に比べて圧倒的に第二新卒が有利になっています。
2-2.IT業界は年齢制限付きの求人が多数
IT業界では、「35歳定年説」というものがあります。
その点、35歳以上になると学習能力や体力が落ちる傾向にあることから、IT業界では35歳が定年といわれていました。
しかし、最近では人材不足により、35歳を超えたベテランでも現場で活躍し続けているケースは少なくありません。
ただ求人では、採用段階で35歳までに制限されている案件が多数です。長期的にエンジニアとして仕事をしてもらうことを考えれば、企業側は、同じ未経験なら少しでも若い人材を選びたがるのは当然といえます。
第二新卒はほとんどが20代なので、年齢制限の面でもエンジニア転職においては有利です。
2-3.ポテンシャル採用での入社が可能
第二新卒は新卒と同様に、ポテンシャル採用での入社が大いに期待できます。ポテンシャル採用とは、経験やスキルではなく、人柄や熱意などを重視した採用のことです。
そもそも、未経験である時点でエンジニアとしてのスキルは求められていないためポテンシャル採用です。そのため、若い人は経験もスキルもないからこそ柔軟性があり、伸びしろもあると期待されやすいです。
長期的にエンジニアとして活躍していくことを考えれば、30代でスタートするよりも20代でスタートしたほうが伸びしろがあり、有利であることは間違いありません。
3.エンジニア転職も最終的には「人間性」が決め手!
第二新卒が未経験でエンジニアに転職する場合、評価ポイントになるのは人間性です。
「素晴らしいスキルを持っているが人間性が低い人」と一緒に働きたいと思う人はいないのではないでしょうか?
エンジニアの仕事では、基本的に一人ではなくチーム単位でプロジェクトを進めていきます。そのため、スキルだけでなくコミュニケーション能力やチームワークなどが重要視されます。
エンジニアの仕事に必要な、粘り強さや謙虚さなどの強みを企業側に伝えられれば、未経験でも採用される可能性は高くなるといえます。
スキル向上に努めるとともに、人間性も磨いたうえで転職活動に挑むことを心がけてみてください。意外にもビジネスパーソンとしての人柄もみられていますよ。
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キャリアプランの構築から企業に喜ばれる面接対策まで、徹底してサポートを行います。
4.【NG】短期離職を繰り返す第二新卒の悲惨な現状
第二新卒で転職しても、短期離職を繰り返してしまう人が一定数います。
ポジティブな理由ならまだしも、あまりに何度も短期離職を繰り返している場合、転職しづらくなってしまいます。
短期離職を繰り返してしまう人の特徴は、主に以下の通りです。
- ・過度な憧れと仕事内容の解像度の低さ
- ・自己能力過信による権利主張の激化
- ・会社を学校やスクールのように勘違い
- ・経験不足によるブラック企業の選択
4-1.過度な憧れと仕事内容の解像度の低さ
エンジニアの仕事内容の解像度が低いと、実際に業務を行ってから理想とのギャップに悩み、早期離職に至ってしまうケースがあります。
「給料が良さそうだから」「なんかかっこいいから」といった理由だけで入社を決めてしまう人に多いです。
IT業界はほかの業界に比べ、学生時代にアルバイトで経験できる機会が少ないこともあり、どうしても具体的な働き方や仕事内容イメージしづらい傾向にあります。
理想と現実が乖離すると、耐えられずに短期離職につながる恐れがあるため、第二新卒枠でエンジニアに転職するなら入社前に仕事内容をよくリサーチしておくことが大切です。
4-2.自己能力過信による権利主張の激化
第二新卒は社会人経験が少ないため、自身の能力を客観的に把握しきれていないことが多々あります。第二新卒枠で未経験として採用された場合、スキルや経験よりもポテンシャルを評価されている可能性が高いです。
第二新卒のエンジニアは、会社から見れば「社会人経験が少しだけある新卒」のようなものといっても過言ではありません。
特に未経験であれば、エンジニアとしてのスキルはほぼ持っていないことを念頭に置いたうえで、謙虚な気持ちで業務に取り組むことが大切です。
4-3.会社を学校やスクールのように勘違い
会社は、求められている業務をこなしそれに見合った給与をもらうところです。ただ、未経験で採用された場合は研修から入るケースも多く、はじめのうちは利益にはほとんど貢献できないことが考えらえます。
会社に対して教えてもらえなかったという感覚でいる人はだいたい短期離職する傾向にあります。何度も言いますが、決して会社は学校やスクールではありません。
自ら学び、身に付けていく姿勢が大切です。
4-4.経験不足によるブラック企業の選択
社会人経験の不足から自分に合った求人を見極められずにブラック企業に入社してしまうケースがあります。
ある程度の経験があるエンジニアであれば、求人内容を見た時点で違和感を抱き避けられますが、業界の知識がほとんどない未経験者はそうはいきません。
未経験者は、魅力的な求人内容や、面接での採用担当者のうまい言葉に騙され、ブラック企業に引きずり込まれやすいです。
そのため、転職をするなら求人内容だけでなく労働環境や評判・口コミなどもチェックすることが重要です。
せっかくエンジニアを目指すのであれば、将来の年収アップにつなげるためにも腰を据えてスキルを身に付けることが大切です。
そのためには当然ブラック企業は避け、エンジニアの仕事への解像度を高めたうえで積極的に業務に取り組んでいくべきであるといえます。
5.【要注意】第二新卒のエンジニア転職で失敗多発
第二新卒がエンジニア転職をする場合、以下のような失敗をしてしまうケースが多いです。
- ・スキルが向上しない案件ばかりの企業に入社
- ・エンジニアの職種ですらない案件に回す企業に入社
- ・案件獲得で経歴を偽らせる企業に入社
5-1.スキルが向上しない案件ばかりの企業に入社
IT業界は、クライアントから委託された業務が何層にもわたり再委託されている「多重下請け構造」になっています。
この層の中でも下層に行けば行くほど、スキルアップにつながりにくい単純作業を主に担当させられる可能性が高いといえます。
こういった企業は概ね人材育成に消極的であり、長く在籍してもスキルアップやキャリアアップは見込めません。
自身がやりたい業務と実際の業務の乖離を防ぐため、入社前に具体的な業務内容と、エンジニアとして成長できる見込みがあるかどうかを見極めることが大切です。
5-2.エンジニアの職種ですらない案件に回す企業に入社
エンジニアとして入社したにも拘わらず、職種の違う全く別の仕事を担当させられる悪質性の高い企業も存在します。
エンジニア未経験の場合、入社してすぐは勝手が分からないため、明らかにエンジニアとは違う職種だとしても「こういうものか」と思い、すぐには抜け出しにくいことが考えられます。
残念ながらそのような悪徳企業の場合、研修を経て希望のエンジニアの仕事に携われる可能性は限りなく低いといえます。
そのため転職時には、担当する業務や配属部署をチェックし、間違いなくエンジニアの業務に従事できるかどうかを確かめることが重要です。
5-3.案件獲得で経歴を偽らせる企業に入社
IT業界の中には、新入社員に経歴詐称を行わせている企業があります。
プロジェクトは基本的に、複数名で構成されたチーム単位で進行していくため、プロジェクトの難易度に合わせたスキルを持った人材が必要になります。
しかし質よりも利益を優先する企業の場合、経歴を盛らせて無理矢理プロジェクトに参画させられることがあります。
本来であればアサインされない人材を経歴詐称により送り込むことで、企業は利益を生み出せてしまいます。
経歴詐称はばれないこともある一方、クライアント企業にばれてしまえば解雇や損害賠償が生じる恐れもあります。
そのため経歴は絶対に詐称しないこと、そもそも詐称させるような会社は選ばないことが一番の対策です。
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弊社のお問い合わせの中にも、ブラック企業から抜け出したいといったご相談が多数寄せられています。
入社時点で失敗しないためにもぜひ、弊社サービスをご利用ください。
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6.エンジニア転職で重要なブラック企業の見分け方
未経験でエンジニア転職する場合、ブラック企業は絶対に避けたいところです。以下のような特徴を持つ企業は、ブラック企業である可能性が高いといえます。
- ・キラキラ系求人
- ・研修期間が半年以上
- ・面接で訴求が多い
6-1.キラキラ系求人はブラック企業の可能性大
耳あたりの良い言葉を並べている、いわゆる「キラキラ系求人」はブラック企業である可能性が高いです。
「未経験でもエンジニアになれる」「長期研修制度で安心」「やりがいのある職場」などの文言を掲げている企業は、高確率でブラック企業であるといえます。
甘い言葉にはつい騙されてしまいそうになりますが、求人を見る段階で具体的な内容が記されているかどうかをしっかりチェックすることが大切です。
6-2.研修期間半年以上はブラック企業の可能性大
未経験者がエンジニアに転職する場合は、研修期間にも注目してください。
研修期間が半年以上など長期に渡る場合、一見すると企業は人材育成に力を入れているように思えますが、実は要注意です。
「エンジニアの職種ですらない案件に回す企業に入社」の項で解説した通り、研修としてエンジニアとは全く関係のない現場に送り込まれるケースがあります。
このような研修期間を経ても、当然ながらエンジニアとしてのスキルは全く身に付きません。つまり無駄としかいいようがない研修期間を過ごすことになってしまうため、転職時は研修期間中の業務内容もきちんと確認しておくべきであるといえます。
6-3.面接で訴求が多い企業はブラックの可能性大
やたらと社員同士の仲の良さや仕事の楽しさなどをアピールしている企業は、ブラックである可能性が高いです。
実際には労働環境が劣悪だったとしても、求人に正直に「キツイ職場です」「人間関係が悪いです」などと書く企業はありません。良い印象を与えるために、抽象的なメリットを大げさにアピールするケースが多いため、このような企業は要注意です。
エンジニアとしてきちんとスキルアップも見込めるホワイト企業の場合、誇張したり嘘をついたりする必要がないということは念頭に置いておいてください。
未経験エンジニアとして確実に一歩を踏み出すには、企業選びも慎重に行うことが大切です。
7.第二新卒のエンジニア転職で理解すべき3つのこと
第二新卒がエンジニア転職をする場合、以下3つのポイントを理解しておくべきです。
- ・エンジニアはスキルが市場価値になる
- ・研修よりも実務経験が最重要である
- ・企業の内部情報は何よりも武器になる
7-1.エンジニアはスキルが市場価値になる
エンジニアが自身の市場価値を高めるために重要なのが、技術スキルです。IT業界は進化のスピードが著しく、現場で活躍するには常に最新の技術トレンドを身に付けることが求められます。
プロジェクトを成功させるには、エンジニア一人ひとりが一定以上の能力を身に付けていることが大前提です。
今後エンジニアとして生きていくことを決めて転職するのであれば、スキルアップできる環境であるかどうかを徹底的にリサーチし、併せて具体的なキャリアパスを描いておくことをおすすめします。
7-2.研修よりも実務経験が最重要である
未経験で入社したエンジニアがスキルを身に付けるには、できる限り多くのプロジェクトに参加することが重要です。
はじめは研修期間を設けている企業も多いですが、研修はエンジニアのスキルには直結しません。研修で得た知識は、実務で使用してはじめて身に付くものです。
エンジニア経験者のスキルレベルは一般的には経験年数で判断されるため、少しでも経験年数を伸ばせるよう、実務に早く携われる企業を選んでください。
7-3.企業の内部情報は何よりも武器になる
エンジニア未経験者が転職活動を有利に進めるには、企業の内部情報を知ることが大切です。
入社後の認識のズレや理想とのギャップが生じるのを防ぐため、表面的ではなく客観的な内部情報を把握しておく必要があります。
具体的に調べておくべきなのは、以下のような項目です。
- ・仕事内容
- ・社風
- ・教育体制
- ・キャリアアップ
- ・ワークライフバランス
口コミなどは主観的なので、参考にはしないのが賢明です。企業の公式ホームページを調べたり、採用担当者に直接質問したりして正しい情報を把握することがポイントといえます。
エンジニアとして働くには、ここまで紹介した3つのポイントを最低限押さえるべきです。
自分に合った企業を見つけるには、IT業界に精通したアドバイザーによる転職支援を受けることをおすすめします。
8.失敗しないエンジニアの転職はユニゾンキャリア
エンジニアへの転職を検討している第二新卒の方は、ぜひユニゾンキャリアにお問い合わせください。
8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職支援サービスです。
キャリアアドバイザー全員がIT業界に精通しており、これまで数千人のIT転職を支援してきました。
転職サポートでは、まずWEB面談で転職活動での不安や理想をヒアリングします。
その後一人ひとりの希望に合わせた優良求人を紹介しますが、当然ブラック企業を紹介することは一切ありませんのでご安心ください。
そして面接対策や書類の添削サポートも行い、無事内定が決まってからも継続してサポートしていきます。
ちょっとした悩み相談も大歓迎なので、お気軽にご相談ください。
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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例
─転職しようと思ったきっかけを教えてください!
実は、前職に新卒社員として入社したときから、もともとプログラミングにも興味あるし、3年ぐらいしたら転職してエンジニアになりたいな〜という風に考えていたんです。
ただ、前職が自分とちょっと合わなくて…体調を崩してしまったこともあって、じゃあもう第二新卒のタイミングでエンジニアに転職しちゃおう!と思ったのがきっかけです。
あと、未経験職種に挑戦するなら、年齢的にもなるべく早い方が選択肢が広くあって良さそうだなと考えたのもありますね。
─実際にエンジニアとして働いた感想を教えてください!
今の案件が自分にも合っているということもあって、前職で体調を崩していた頃からは考えられないくらい楽しいです!
業務の中で先輩社員の方に色々教えてもらったり、仕事が終わっても資格の勉強をしているか、エンジニア用のSNSアカウントで情報収集やエンジニアさんと交流したりしてます。四六時中ITに関する知識を取り込んでますね(笑)
─現職に決めた理由を教えてください!
入社後に3ヶ月間の研修があるところ、さらに研修内容が充実していたからです。
Javaという開発言語の基本的な構文のところから、実際にJavaを使ってアプリケーションを開発するところまで、幅広く学べるところが魅力的でした。
また、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、ここは未経験者の方をしっかり育てようという熱意がある会社さんなんだよ、というお話を聞いていたので現職に決めました。
転職体験インタビュー:【第二新卒のエンジニア転職】未経験からWebエンジニアに!新卒入社した会社を3ヶ月で退職し、焦りでいっぱいでした
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援を行っています。
エンジニア転職を考えている第二新卒の方は、一人で悩むのではなく、ぜひ弊社までお問い合わせください。企業選びから選考対策まで、徹底してサポートいたします。
\本気のITエンジニア転職支援サービス/ ※同意なく進めることはありません!
このようなことで
悩まれています。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役