ネットワークエンジニアの適性とは?性格や仕事内容から向いている人を解説!|ネットワークエンジニア
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
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- ・ネットワークエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴は?
- ・自分にネットワークエンジニアの適性はある?
- ・ネットワークエンジニアに求められるスキルは?
新しい仕事にチャレンジする際は、誰しも「自分にできるだろうか」と不安になりますよね。ネットワークエンジニアは未経験からでもチャレンジしやすい職種ですが、仕事の特性上向き不向きがあります。
事前に読みたい⇒ネットワークエンジニアの将来性は?必要スキルやキャリアパスを解説|インフラ職業ゴシップ
目次
1.性格からみるネットワークエンジニアの向き不向き
ネットワークエンジニアに向いている人・向いていない人の性格の特徴を紹介します。
1-1.ネットワークエンジニアに向いている人の特徴
ネットワークエンジニアに向いている人の特徴は以下の通りです。
- ・物事を論理的に考えるのが得意
- ・どんな時も冷静さを失わず粘り強く取り組める
- ・細かい作業が得意で物事の細部にこだわる
- ・人とコミュニケーションを取るのが得意
- ・新しいことを学ぶのが好き
ネットワークの設計・構築やトラブル発生時の問題解決には、論理的思考力や冷静な判断力・粘り強さが必要です。
さらに、チームワークを取りながら仕事を進められるコミュニケーション能力の高さや、新しい知識をキャッチアップするための学習意欲の高さも大切です。
1-2.ネットワークエンジニアに向いていない人の特徴
以下のような特徴を持つ人は、ネットワークエンジニアに向いていないといえます。
- ・IT技術に関して興味関心が沸かない
- ・自己管理が苦手
- ・決められた通りに物事を進めるのが苦手
- ・人と接するより一人で進められる仕事がしたい
監視業務では、シフト制で夜勤が発生することもあり、自己管理が苦手な人は体調を崩してしまったりプライベートとの調整ができなくなったりして、仕事がつらくなってしまう恐れがあります。
また、ネットワークの設定は決められたルール通りに物事を進めるのが苦手な人にはネットワークエンジニアは向いていません。
ネットワークエンジニアになることを検討している方は、自己分析を行って、上記の性格の中で自身に当てはまっている点と相違している点を把握しておくのが大切です。
ユニゾンキャリアでは、IT業界専門の転職・就活支援サービスを行っています。
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2.ネットワークエンジニアの仕事内容と必要なスキル
ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計から構築、運用などを広く担当するエンジニアです。ネットワークエンジニアの仕事内容と必要なスキルを紹介します。
2-1.ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワークエンジニアは、企業や組織のネットワーク環境を整え、安定した通信を維持する仕事です。ネットワークエンジニアの業務は以下の6つの工程に分かれます。
要件定義・設計・構築は「上流工程」、保守・運用・監視は「下流工程」に分類されます。
以下の通り、「インフラを作る」仕事の場合は上流の企画から構築へと作業が進み、「インフラを維持する」仕事の場合は下流の監視から構築へと作業が進みます。
実際に、稼働しているインフラの状況やトラブル対処法を理解するため、監視業務からキャリアをスタートするのが一般的です。各工程の業務内容は、以下の通りです。
工程 |
業務内容 |
要件定義 |
クライアントのニーズを把握し、必要なネットワークの仕様や機能を決定する。 |
設計 |
要件定義に基づきネットワークの構造や機器配置、接続方法等を設計する。 |
構築 |
設計にしたがってネットワーク機器の設置・設定・配線を行い、実際にネットワークを構築する。 |
保守 |
構築したネットワークの障害対応・アップデート等を行う。 |
運用 |
日常的なネットワークの管理・ユーザーサポート・パフォーマンス最適化等を行う。 |
監視 |
ネットワークの状態を常時チェックし、異常や潜在的な問題を早期に発見・対処する。 |
企業のネットワークが停止するとビジネス全体に大きな損害が発生する恐れがあるため、ネットワークエンジニアは非常に大きな責任を担う職種です。
2-2.混同されがちなインフラ職種との違い
ネットワークエンジニアは以下の通り、インフラエンジニアに分類される5つのエンジニア職のひとつです。
ネットワークエンジニアは、他インフラエンジニアと混同されがちですが、それぞれ以下の通り専門とする領域や業務内容に違いがあります。
職種 |
専門領域や業務内容 |
ネットワークの設計・構築・運用・保守を担当し、サーバー同士やサーバーと端末を繋ぐネットワークを管理し、快適な通信環境を提供する。 |
|
サーバーの導入・設定・運用・保守を担当し、サーバーOSやハードウェアの管理、サーバー環境の最適化やトラブルシューティングを行う。 |
|
データベースエンジニア |
データベースの設計・構築・運用を担当し、データベースの最適化やセキュリティの維持、バックアップやリスク管理を行う。 |
セキュリティエンジニア |
システムやネットワークのセキュリティ対策を専門とし、不正アクセスの防止・脆弱性診断・セキュリティポリシーの策定と実施等を行う。 |
クラウド環境(AWS、Azure、GCPなど)の設計・構築・運用・保守を担当し、クラウドサービスを活用したシステムの最適化やリソース管理等を行う。 |
ネットワークエンジニアを目指す場合は、自身のキャリアパスをより明確に描くためにも、違いを理解しておくことが大切です。
2-3.ネットワークエンジニアに必要なスキル
ネットワークエンジニアに求められる主要なスキルは以下の通りです。このようなスキルを総合的に身に付けることで、ネットワークエンジニアとして高い価値を発揮できるようになります。
スキル |
概要 |
ネットワークの基礎知識 |
TCP/IP、ルーティング、スイッチング等の基本概念の理解 |
ネットワーク機器の設定スキル |
ルーター、スイッチ、ファイアウォール等の設定 |
セキュリティの知識 |
暗号化、認証、アクセス制御等のセキュリティ技術の理解 |
クラウド技術の理解 |
AWS、Azure、GCP等のクラウドサービスの基本的な知識 |
問題解決力 |
問題の原因を論理的に特定し解決する力 |
コミュニケーションスキル |
技術的な専門性の高い内容を非技術者にも分かりやすく説明する力 |
ネットワークエンジニアの仕事領域や求められるスキルは、IT技術の進化に伴い大きく変化しています。例えば、以前まではオンプレミス環境が主流でしたが、クラウド環境を用いる企業が増え、ネットワークエンジニアにもクラウドの知識が求められるようになりました。
3.ネットワークエンジニアになるメリット
ネットワークエンジニアになるメリットを3つ紹介します。
3-1.未経験からでも高度な専門性を獲得できる
ネットワークエンジニアは、未経験からでも高度な専門性を獲得できる職種です。特に、下流工程の監視・運用業務は、マニュアルが用意された業務も多いため、未経験からでもチャレンジしやすくなっています。
未経験からでも、段階的にキャリアを積んでいけば、ほかのエンジニア職に負けない専門性を獲得できます。
3-2.DXや先端技術の進展で将来性が高い
将来性が高く、安定した需要が見込める点もネットワークエンジニアとして働くメリットのひとつです。ネットワークエンジニアの需要が高まっている要因は、DXや先端技術への切り替えにあります。
近年、多くの企業がDXを進めていますが、問題になっているのが既存システムの老朽化です。老朽化したシステムを刷新するために、ネットワークエンジニアの需要が高まっています。
このように、ネットワークエンジニアの重要性と需要は今後も高まりつづけると予想されます。
3-3.周辺領域のスキルを身に付ければ市場価値が向上
ネットワークエンジニアはクラウドやセキュリティ、仮想化技術といった周辺分野に関わる機会が多くあります。これらの知識やスキルを身に付ければ、市場価値を高めることが可能です。
例えば、クラウド技術の知識を深めることで、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境でのネットワーク設計・構築ができるようになり仕事の幅が広がります。
ネットワーク技術はほかのIT分野と密接に関連しているため、周辺領域のスキルを身に付けることで、より付加価値の高い人材になれるのです。
4.ネットワークエンジニアとして年収アップが狙える資格
取得することでネットワークエンジニアとして年収アップが狙える資格を3つ紹介します。
4-1.基礎を固めるならCCNA
ネットワークエンジニアとして第一に取得するべき資格が、「CCNA」(Cisco Certified Network Associate)です。
また、Cisco製品は世界中で採用されているため、Cisco機器の設定や運用ができるようになれば、実務で即戦力になると評価されます。
未経験者でも挑戦しやすく、取得すればネットワークの基礎がしっかりと身に付くため、就職や転職活動にも有利です。
また、CCNAを持っていることで、企業からの信頼度が増し、初期のキャリアを確実にステップアップさせることができます。
4-2.スキルアップをするならCCNP
ネットワークエンジニアとしてさらなるスキルアップを図るなら、「CCNP」(Cisco Certified Network Professional)を取得するのがおすすめです。
CCNAではネットワークの基礎的な技術や知識が求められるのに対し、CCNPはネットワークの全体的な管理・最適化・セキュリティ対策等の高度な技術や知識を求められます。
企業によってはCCNA・CCNP取得者に資格手当を支給している場合もあります。また、CCNPを取得することでプロジェクトリーダーといったより責任のあるポジションに登用されるチャンスも増えるため、年収アップが期待できます。
4-3.取れると強いネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する国家資格です。情報処理技術者試験のひとつであり、日本国内で高く評価されています。
そのため、取得すればネットワーク技術に関する幅広く深い知識と実践力を持っている証明が可能です。
さらに企業全体のネットワーク戦略の立案や、複雑なネットワークインフラの再構築プロジェクトのリーダー等、重要な役割を任されることが多くなります。
そのため、取得によって年収アップやキャリアの飛躍が見込める資格です。
5.ネットワークエンジニアの転職ならユニゾンキャリア
「未経験からネットワークエンジニアを目指したい」「ネットワーク分野の専門性を高めて行きたい」という方は、ぜひ一度弊社ユニゾンキャリアにご相談ください。
ユニゾンキャリアで転職を成功させた方の事例と、サービスの特徴を紹介します。
5-1.ユニゾンキャリアの転職者体験談
ーエンジニアに転職しようと思ったきっかけはなんですか?
PCを使って動画を作ったりなど何かしらを創作する機会が多くて、もともとITにすごく興味があったんです!
転職を考え始めた時の年齢が27歳で、未経験からIT業界を目指すのであれば、今のうちに挑戦した方が数多くの選択肢の中から選べるんじゃないか、って思ったのでこのタイミングでエンジニアに転職することを決めました。
ーユニゾンキャリアではどんなサポートをしてもらいましたか?
1番最初はIT業界とエンジニアの職種や働き方について詳しく教えていただき、そこで開発とインフラの違いについても詳しく教えてもらい、そのうえでインフラエンジニアを目指すことを決めました。
その後は、未経験から挑戦できる企業かつ、研修制度が整っている企業の求人のみを紹介していただきました。
あとは、履歴書と職務経歴書の添削と面接対策も行ってもらい、企業ごとにこういった言い回しが良いですよ、というようなポイントを教えてもらいました。
ーユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に親身になって色々相談に乗ってくれてありがたかったです。
面談の中で私の特性を見て、こういった会社が合いそうですけどどうですか?ただ、こんなメリットとデメリットがあって…という風に詳しくお話しいただいて、しっかり私のキャリアのことを考えてくれているんだなと感じました。
段取りもスムーズですし、スピード感はあるけど丁寧という感じで、ユニゾンキャリアを利用して本当に良かったです!
転職事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
5-2.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、IT業界専門の就職・転職支援サービスです。
「ネットワークエンジニアが自分に向いているのか確信が持てない」といった方はぜひ一度弊社にご相談ください。
最新の業界動向から、今後どのようなキャリアを歩めば市場価値を高められるか的確なアドバイスを行うことが可能です。
希望する企業から内定を獲得するために、応募書類の作成や面接対策等、徹底した選考対策を実施しています。
転職をしたいけれど何から始めればいいかわからない、自分一人で進めるのは不安といった方も、弊社のアドバイザーが内定まで徹底サポートいたします。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役