【経験者】インフラエンジニアの転職完全攻略!転職知識から求人の選び、面接のコツまで解説|インフラ転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・転職でキャリアアップ・年収アップできる?
- ・インフラエンジニア経験者の転職で重要なカギって何?
- ・面接対策のポイントを教えて!
インフラエンジニア経験者は市場価値が高く、転職によるキャリアアップや年収アップを実現しやすいです。
しかし、面接の準備や対策をしっかりやらなければ、あなたの理想は叶えられません。
事前に読みたい⇒【最適解】インフラエンジニアが転職する5つのタイミング!転職リスクや成功のコツも解説|インフラ転職ガイド
目次
1. 経験者が知るべきインフラエンジニアの転職知識
インフラエンジニア経験者が事前に知るべき転職知識について解説します。
1-1. インフラエンジニアは転職が多い
インフラエンジニアを含むエンジニアの転職は珍しくありません。
レバテックが公開している「ITエンジニア転職白書2021」によると、転職回数1回が約50%、2回が約30%、3回以上は約20%です。
エンジニアの転職が多い主な理由は3つです。
- ・人材不足で売り手市場
- ・扱える技術や業務範囲を広げられる
- ・キャリアアップ・年収アップを狙える
そのため、「一定期間、在籍したら転職は自然」という認識があり、複数の企業でキャリアを積むのが一般的です。
1-2. インフラエンジニアの転職タイミング
インフラエンジニアの転職タイミングは人によって異なり、「○年経験したら転職すべき!」といった明確な基準はありません。
転職に迷ったときは、以下5つのポイントを確認してみてください。
これらのポイントに当てはまるなら、転職しても後悔しにくいです。
ちなみに、転職の狙い目は求人数が多い1月~3月、6月~9月です。
外資系企業の場合は10月~12月に求人が増えるため、あなたの入りたい企業に合わせてタイミングを考えることが大切です。
1-3. 運用から構築にいくには保守がカギ
運用から構築へキャリアアップを目指している場合は、保守経験の有無がカギとなります。
保守業務を経験すると、設計・構築で必要な知識が身に付きます。
- ・インフラ製品への深い知識
- ・インフラの仕組みと構造
- ・設計書の読み解き
- ・インフラの操作・設定
- ・質の高いドキュメント作成
さらに、インフラの再構築や設計変更を行うこともあり、保守業務を通じて構築のスキルを磨くことが可能です。
構築へいくための具体的なステップを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
1-4. 実務経験1年程度でも年収は上がる
インフラエンジニアは実務経験1年でも年収アップの転職が可能です。
エンジニア不足が深刻な近年、経験者は即戦力として期待できるため市場価値が高まっています。
実際、弊社サービスを利用し、インフラエンジニア経験1年で年収が120万円上がった方もいます。
転職者の持っていたスキル
- ・インフラエンジニア経験1年
- ・CCNA、CCNP取得
- ・監視・運用に従事
転職結果
- ・上流工程に携われる企業へ転職
- ・年収120万円以上アップ
- ・週4日リモート勤務を実現
インフラエンジニアは努力次第で上を目指せる職業です。
1年目でも自主的にスキルアップに取り組める方は、キャリアアップや年収アップ転職が目指せます。
1-5. 資格があれば更なる年収アップを狙える
インフラエンジニアは資格があることで、年収アップを狙えます。
転職市場で需要のあるものや難易度の高い資格ほど、高評価になりやすいです。
キャリアアップ転職におすすめの資格を以下です。
- ・CCNP
- ・LinuCレベル3
- ・CompTIA Security+
- ・ネットワークスペシャリスト試験
- ・AWS認定資格
また、企業によっては月3,000円から多くて数万円の手当をもらえることもあります。
資格を持っているだけで年収アップする可能性が高いので、転職前に取得しておくのがおすすめです。
2. インフラエンジニアの転職は市場価値の理解がカギ
インフラエンジニアが転職を成功させるためには、自分の「市場価値」を知ることが大切です。
ここでは、その理由を詳しく解説します。
2-1. 自分の市場価値を知らないと選考で難航
自分の市場価値を知らなければ、選考でつまずく可能性が高くなります。
なぜなら、自分のスキルと企業の求める条件にミスマッチが生まれるからです。
反対に、自分を過小評価しているのも良くありません。
やりたい仕事ができるチャンスが目の前にあるのに、「自分には無理だ…」と逃してしまう恐れがあります。
時間を無駄にしないためには、正しい市場価値を把握して適切な企業に応募できるようにすることが重要です。
2-2. 自分の市場価値を知らないと交渉で失敗
転職時の年収交渉で失敗しやすいことも、市場価値を知るべき理由の一つです。
自分の市場価値を知らずに「この額は安すぎるから、〇〇〇万円まで上げてほしい」といっても、説得力に欠けます。
企業にうまく丸め込まれてしまい、安く買い叩かれるケースも少なくありません。
さらに、企業側とのすり合わせがスムーズに行えるので評価の不一致を防ぎやすく、相手も快く提案に応じてくれます。
もし、適正な年収が得られないと分かれば、入社を見送る決断も可能です。
2-3. 自分の市場価値を知らないと企業選びで失敗
正しい市場価値を知らないまま、なんとなく受かった企業に入社すると働きづらさを感じることがあります。
- ・まわりについていけない
- ・自分の実力よりも高いレベルを要求される
- ・やったことのない仕事を1人で任される
その結果、肩身の狭い思いをしたり、精神的なストレスが増えたりする恐れがあります。
そのため、まずは正しい市場価値を知ることが転職成功への第一歩となります。
ユニゾンキャリアでは、あなたの持っているスキルや経験をしっかりヒアリングしたうえで、市場価値に見合った企業を紹介します。
「市場価値を確かめたい」「どれくらいの年収が狙えるか」といったご相談も大歓迎なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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3. インフラエンジニア経験者が見るべき求人内容
インフラエンジニア経験者が求人選びをする際に見るべきポイントは3つです。
3-1. プライム案件比率
求人を探す際は、その企業が持っているプライム案件の割合が8割以上か確認することが重要です。
「プライム案件」とは、クライアント企業から直接受注した案件を指します。
仲介企業を挟まないためマージンを取られることがなく、高年収も期待できます。
一方で、取引先がSES企業やIT企業ばかりの下請け企業は避けたほうが良いです。
キャリアアップや年収アップを目指すなら、プライム案件の多い優良企業を選ぶことが大切です。
3-2. 理論年収に要注意
求人に記載されている、「理論年収(想定年収)」にも気を付けなければいけません。
転職希望者が入社後の年収をイメージできるように慣習的に用いられています。
しかし、理論年収はあくまでも「理論上」の年収のため、実年収とは異なる点に注意が必要です。
また、理論年収は額面の年収であり、所得税や社会保険料などが差し引かれる前の金額です。
手取りは8割程度になることも覚えておく必要があります。
3-3. 仕事内容の詳細さ
求人選びでは、仕事内容が詳細に書かれているかも大事なポイントです。
例えば、以下のように仕事内容が抽象的な場合は注意しなければいけません。
- ・インフラの監視・運用~設計までの業務をお任せします。
- ・インフラ全般の管理を担当していただきます。
- ・新規システム導入のサポートをお任せします。
どんな技術を使い、何をするのか、どんな働き方なのかといったことが分からないため、ミスマッチが起きがちです。
必要なスキルが身に付かなければ、理想のキャリアは描けなくなります。
転職を成功させるためには、事前の情報収集や面接で仕事内容をよく確認することが重要です。
4. インフラエンジニア経験者の年収は面接対策で上がる!
インフラエンジニアが転職で年収アップを叶えるには、面接対策が重要なポイントです。
ここでは、その理由を詳しく解説します。
4-1. 技術力は書類では伝わりにくい
面接対策が重要な理由は、書類だけで実際の技術力を伝えるのは難しいからです。
例えば、単純に「〇〇ができます」というよりも、具体的な数値や成果をアピールすることが大切です。
- ・小規模LANの再構築とLinuxサーバーのセットアップを担当し、応答速度を20%向上させました。
- ・クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を構築した経験があり、運用コストを25%削減しました。
- ・中規模ECサイトのインフラ監視・運用を担当し、平均復旧時間を20%短縮しました。
入社時の年収は面接の評価で決まるため、採用担当者に自身の価値を伝える力が不可欠です。
企業の望むスキルがあり、貢献できると判断してもらえれば年収アップの可能性は高まります。
4-2. コミュニケーション能力が有利になる
インフラエンジニアの面接では、コミュニケーション能力も重要視されています。
そのため、面接対策をしっかり行い、円滑にコミュニケーションが取れることをアピールできると高評価です。
さらに、受け答えをする際は以下のポイントを意識することが大切です。
- ・結論から簡潔に話す
- ・質問と回答にズレがないようにする
- ・自分の意思が明確に伝わる言葉選びと表情
インフラエンジニアは、チームや他部署と協力しながら業務を行います。
そのため、高いコミュニケーション能力を持つインフラエンジニアは企業から高く評価され、年収交渉も有利に進めることが可能です。
4-3. 結局は面接官も人間である
最後に覚えておきたいのは、面接官も同じ人間であり、一緒に働きたいと思える相手かどうかも重視される点です。
面接では、採用担当者に「この人ならチームに馴染めそうだ」と思ってもらえる振る舞いが重要です。
面接では、以下のポイントを意識してみてください。
- ・相手の話をしっかり聞き、丁寧に答える
- ・ポジティブな言葉使いをする
- ・適切な相槌やリアクションをとる
- ・笑顔やアイコンタクトを心がける
これらの点を意識することで協調性や親しみやすさが伝わり、面接官に好印象を与えることが可能です。
あなたの人柄をうまくアピールできれば、内定はグッと近づきます。
ユニゾンキャリアなら徹底した対策が可能です。
面接対策が不安な方は、ぜひ一度弊社へご相談ください。
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5. 【企業タイプ別】押さえておくべき面接対策のポイント
企業タイプ別にインフラエンジニア経験者が押さえるべき面接対策のポイントを解説します。
5-1. SES企業の面接対策のポイント
SESは、プロジェクト単位で職場が変わる「客先常駐」という働き方が特徴です。
経験者はもちろん、未経験者も積極的に採用して自社でエンジニア育成を行っています。
そのため、面接で以下のポイントをアピールできるようにすることが大事です。
- ・エンジニアとして成長する意欲がある
- ・素直で学ぶ姿勢がある
- ・企業やクライアントに貢献する意思がある
- ・コミュニケーション能力がある
- ・環境適応力がある
加えて経験者の場合は、自身の技術力をアピールすることも大切です。
エンジニア経験者は喉から手が出るほどほしい人材なので、スキルの高さを伝えられれば内定獲得につながります。
5-2. SIer企業の面接対策のポイント
SIerとは、システムの設計・開発から運用までを包括的に請け負うIT企業を指します。
プロジェクト全体を統括する立場として、上流工程に携わることが多いのが特徴です。
面接対策として、以下のポイントをアピールできるようにすることが重要です。
- ・上流工程の経験とスキル
- ・プロジェクトリーダーとしての実績
- ・クライアントとの折衝経験
- ・問題解決力がある
これらを話せるようにするには、スキルと実績の棚卸しやマネジメント力を発揮した経験を振り返ることが大切です。
SIerで必要な能力があり即戦力として働けることを伝えられれば、採用担当者から高評価を得られます。
5-3. 自社開発企業の面接対策のポイント
自社開発は、自社内でWebサービスやシステムの企画から運用まで行う会社のことです。
そんな自社開発企業の面接でアピールすべきポイントは、以下のとおりです。
- ・得意なインフラ技術や経験分野
- ・クラウドや仮想化など最新技術の知見
- ・インフラ改善や効率化の実績
- ・サービス品質向上に向けた提案経験
- ・チームで課題解決に取り組んだ経験
有名企業への転職では厳しい「技術面接」があることも多いため、あなたのスキルに関する詳細な質問に答えられるよう準備が必要です。
特に、「技術的に最も困難だったことは何か」という質問は多いので、解決までのプロセスを論理的に説明できるようにしてください。
5-4. 社内SEの面接対策のポイント
社内SEは、自社のIT企画・立案や社内システムの運用・保守、外注先のマネジメントなど幅広い業務を担当します。
企業のIT戦略を進めていく役割を担うため、面接ではそれを意識したアピールが欠かせません。
具体的にアピールすべきポイントは次のとおりです。
- ・システム運用経験
- ・応募企業の業界や業務システムの運用・利用経験
- ・プロジェクトマネジメントやチーム運営の経験
- ・IT課題の解決を主導した経験
- ・社内SEの適性
社内SEは企業経営を継続する「縁の下の力持ち」として、社員から信頼されるような内面的な部分も重視されます。
「真面目で責任感がある」「調整力に長けている」「人と話すことが好き」などの資質もアピールできると効果的です。
6. インフラエンジニア経験者の転職はユニゾンキャリア
「キャリアアップ・年収アップするためにやるべきことが分からない」と悩む経験者は多いです。
そんなときは、エンジニア転職に精通したユニゾンキャリアへご相談ください。
6-1. ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、エンジニア転職に特化した転職・就職支援サービスです。
理想のキャリアや年収を目指すあなたの悩みに寄り添い、ご相談から選考の対策、年収交渉まで「完全無料」で支援します。
しかし、将来像が決まっていなかったり、どんなスキルを身に付けていけば良いか分からなかったりする方も少なくありません。
実際、弊社サービスを利用したエンジニア経験者の年収アップ率は83%に達しています。
インフラエンジニアの転職で悩む前にぜひ、弊社へご相談ください。
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6-2. インフラエンジニアのキャリアアップ成功事例
-転職しようと思ったきっかけは何ですか?
実は、最初の未経験からエンジニアになる際の転職でもユニゾンキャリアさんにお世話になりました。
前回転職を支援してもらった際、担当のキャリアアドバイザーの佐瀬さんに、最短でキャリアアップできるプランを考えてもらっていて…ちょうどそのタイミングだったということもあって、転職を考えるようになりました。
-転職して良かった点を教えてください!
上流工程の案件につけることや、年功序列の考えがなく、どんどんチャレンジさせてくれる環境に身を置けているのがありがたいです。
実は、PL(プロジェクトリーダー)も自分からやりたいです!と伝えたんです。その希望が通ってPLの経験を積むことができるようになりました。
また案件についても、自分の希望が通りやすかったりと柔軟な雰囲気があります。
会社規模が大きいこともあって、全員がモチベーションの高い人という訳ではないですが、頑張りたい人が何の気後れもせずに挑戦できるので、転職して良かったなと思います。
転職体験インタビュー:下流工程から上流工程へキャリアアップ!スキルも年収も働き方もより良いものになり、転職して本当に良かったです。
転職の成功事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
キャリアアップや年収アップを目指す中で、分からないことや気になることがあれば1人で悩まずぜひ弊社へご相談ください。
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このようなことで
悩まれています。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役