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【インフラエンジニアの種類】仕事内容の違いからスキルと役立つ資格、キャリアを解説!|インフラ職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・インフラエンジニアの種類って何があるの?
  • ・インフラエンジニアの種類の違いは?
  • ・インフラエンジニアの種類はどれを選択したら良い?

IT社会において、システムやアプリケーションの基盤を担うインフラエンジニアはなくてはならない存在です。

しかし、一口に「インフラエンジニア」といっても様々な種類があり、仕事内容や必要なスキルは多岐にわたります

そのため、種類ごとにどんな違いがあるのか、どれが自分に向いているのかとご相談を受けるケースは多々あります。

本記事では、インフラエンジニアへの転職を考えている方を対象に、その種類や必要な知識・スキル、キャリアパスを分かりやすく解説します。

合わせて読みたい⇒【簡単図解】インフラエンジニアとは?仕事内容・年収・種類・スキルなどわかりやすく解説|インフラ職業ガイド

1.インフラエンジニア5種類の仕事内容と転職難易度

インフラエンジニアは大きく、「ネットワークエンジニア」「サーバーエンジニア」「データベースエンジニア」「セキュリティエンジニア」「クラウドエンジニア」の5種類に分けられます。

それぞれの仕事内容と転職難易度を解説します。

1-1.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計・構築・運用・保守を行う「通信の専門家」です。

コンピューター間をつなぐ通信は企業運営に欠かせないもので、ネットワークエンジニアは組織の根幹を支えています。

一般家庭で使う無線LANルーターがありますが、それを企業向けに構築するイメージです。

詳しい業務内容は、以下のとおりです。

業務内容 詳細
要件定義
クライアントへヒアリングを行い、現在の課題と実現したいゴールを整理し、ネットワーク全体の構想を決める。
運用・保守や障害対応に関する仕様も含め、設計に必要な要件を定義する。
設計
要件に沿って、ネットワークの構成や機器の種類・数・回線を決める。
ネットワークの維持コストやスケジュールも策定する。
構築
設計書をもとに、ネットワーク機器の設置や配線、設定を行う。構築後に問題がないかテストを行い、納品する。
保守
ネットワークトラブルの原因調査と復旧、機器の交換を行う。
運用・監視
ネットワーク機器の設定や構成の変更、内蔵されているソフトウェアの更新を行う。
ネットワークにトラブルがないか監視・報告する。

 
企業によっては、社内ネットワークのトラブル対応も行うことがあります。

ネットワークエンジニアは未経験を募集している企業が多く、転職の難易度は高くありません。転職するなら、ネットワークの基礎知識や資格勉強しておくと有利に働きます。

ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!|ネットワークエンジニア

2024.09.04

1-2.サーバーエンジニア

サーバーエンジニアとは、コンピューターシステムを動かすための「サーバー」を設計・構築・管理する職種です。

メールサーバーやWebサーバー、アプリケーションサーバーなど様々な種類があり、どれを担当するかによって求められるスキルは異なります。

サーバーエンジニアの主な仕事内容は、以下のとおりです。

業務内容 詳細
設計
求められる性能や機能、予算を整理して、サーバーの種類や台数、容量、接続方法を決める。
サーバーに搭載するOSやミドルウェアを選定する。
障害時の対応方法を策定する。
構築
購入またはリースした機材の設置・配線を行う。
必要なOSやミドルウェアをインストールし、設定を行う。
運用保守
サーバーやシステム全体の稼働を監視する。
ソフトウェアのアップデートや負荷対策のチューニング、データのバックアップ、ウイルス対策を行う。
トラブル発生時は復旧作業をする。

 
サーバーエンジニアは需要が多く、未経験からでも十分チャレンジできる職種
です。未経験を採用して、研修で育てていくという企業も少なくありません。

サーバーエンジニアを目指すなら、OSやクラウド、セキュリティ関連の勉強をしておくのがおすすめです。

サーバーエンジニアの仕事内容とは?転職方法や必要な知識・スキルも解説|サーバーエンジニア

2024.09.04

1-3.データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、あらゆるデータを管理するための「データベース」を設計・運用・管理する職種です。

データベースは企業が扱う膨大な情報を保管し、必要なデータを検索・抽出・再利用するための入れ物を指します。その入れ物の容量を考えたり、必要なときに素早くデータを取り出せるよう構築したりするのが、データベースエンジニアの仕事です。

実際の業務は、「設計・開発」「管理」「運用」の3つに分けられます。

業務内容 詳細
設計・開発
顧客が管理したいデータの種類や属性を分析し、負荷分散やセキュリティを考慮したデータベースを設計・開発する。
管理
メモリやデータベースサーバーの最適化・効率化を行い、データへのアクセス速度や検索効率を高める。
運用
データベースへのアクセス権の管理やバックアップを行う。
セキュリティリスクの調査・分析・対策をする。

 
ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアと比べて、未経験からデータベースエンジニアへの転職は難易度が少し高くなっています

しかし、運用業務ポジションは未経験可としている企業もあり、スキルが低くても転職可能です。

1-4.セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティに特化した業務を行う職種で、またの名を「ホワイトハッカー」といいます。

昨今、機密情報の漏えいやウイルス感染といったセキュリティトラブルが多くの企業で発生しています。それらの情報セキュリティ上の問題を回避・対処するのがセキュリティエンジニアです。

セキュリティエンジニアの仕事内容は、大きく5つに分類できます。

業務内容 詳細
企画・提案
クライアントのシステムについて把握し、アプリケーションの選定やセキュリティ機器の提案をする。
設計
セキュリティに配慮し、ネットワークやサーバーなどのハードウェアからアプリケーション、システム運用まで網羅的に設計する。
実装
設計書をもとに、ネットワーク機器の設定やソフトウェアのインストール、プログラミングを行う。
テスト
脆弱性を発見するためのテストやその対策を行う。
運用・保守
OSやアプリケーションのアップデートを行う。
システム障害やサイバー攻撃があったときは対処する。

 
企画・提案を行うセキュリティエンジニアは、「セキュリティコンサルタント」とも呼ばれています。

セキュリティエンジニアはインフラやソフトウェア、セキュリティなど幅広い分野の知識やスキルが必要です。そのため、エンジニア未経験から転職するのは難しくなっています。

未経験からセキュリティエンジニアを目指す場合は、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアとして実務経験を積みキャリアアップするのが一般的です。

1-5.クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウド環境の構築やクラウド上でのネットワーク・サーバーの設計・構築を行う職種です。

「クラウド」とは、インターネットを通じて必要なときに必要な分だけアプリケーションを利用したり、データを保存したりできる技術を指します。

クラウドエンジニアの仕事は大きく3つに分類できます。

業務内容 詳細
インフラ設計
クラウド上のネットワークやサーバーの設計・構築を行う。
クラウド環境の構築
設計に沿って、仮想マシンのセットアップ・ストレージとデータベースの配置・ネットワークの設定などを行い、クラウド環境を構築する。
運用・保守
クラウド環境が正常に稼働しているか監視する。
トラブル発生時は原因調査と復旧、対策を行う。

 
クラウドエンジニアはインフラに関する高いスキル・経験が必須のため、未経験から転職するのは難しいです。

そのため、まずはネットワークエンジニアやサーバーエンジニアからキャリアをはじめる必要があります。

クラウドエンジニアの仕事内容って?スキルと将来性についても解説|クラウドエンジニア

2024.09.04

2.インフラエンジニアの専門スキルと資格

インフラエンジニアが携わる領域は、以下のように多岐にわたります。

  • ・ネットワーク領域
  • ・サーバー領域
  • ・データベース領域
  • ・クラウド領域
  • ・セキュリティ領域

クラウドやセキュリティはインフラ全般に関する深い知識が必須なため、習得するのが難しい分野です。

ここでは、各領域で求められるスキルやおすすめの資格を紹介します。

インフラエンジニアに必要なスキルとは?資格やスキルアップの方法を解説|インフラ職業ガイド

2024.09.04

2-1.ネットワーク領域のスキルと資格

ネットワーク領域で求められる代表的な知識・スキルは、以下のとおりです。

知識・スキル 詳細
プロトコル
ネットワークの通信規格
IPアドレス
ネットワークに接続されたコンピューターに付いている住所
TCP/IP
インターネット通信で使われている階層モデル
OSI参照モデル
コンピューターの通信機能を理解しやすくするために、7つの階層に分けたモデル
プロトコルの通信フロー
階層モデルの各層に定義されたプロトコル(ルール)がどのような順番で通信するか理解する
ルーティングの設定
パケットをどの経路に配送するか決める経路制御の機能
ネットワークの種類
LAN・WAN・インターネット・イントラネット
ネットワーク機器の種類と役割
スイッチやルーター、NICなど
ネットワークアーキテクチャ
ネットワークを設計する方法

 
実務では、Cisco社製のネットワーク機器を扱うことが多いため、Cisco機器の設定・操作方法は覚えておくことが大切です。より活躍していくには、ネットワーク設計やトラブルシューティング経験も重要になります。

ネットワークに関する知識を習得するなら、Cisco認定資格の学習がおすすめです。

資格 詳細
CCNA
ネットワークエンジニアの入門資格
CCNP
CCNAの上位資格
大規模ネットワークの構築や運用、保守に関する知識とスキルがあることを証明できる。
CCIE
Cisco認定資格の最上位
ネットワークの高度な知識とスキルが証明できる。

 
未経験の場合は、最も難易度の低い「CCNA」からチャレンジ
してみてください。

CCNA(シスコ技術者認定)とは?受験難易度と合格率を解説|インフラ資格ガイド

2024.09.04

2-2.サーバー領域のスキルと資格

サーバー領域で必要な知識・スキルは、以下のとおりです。

知識・スキル 詳細
サーバーの種類
Webサーバー・アプリケーションサーバー・データベースサーバー・メールサーバー・ファイルサーバー・DNSサーバー
サーバーOS
サーバーの設計
サーバー負荷を考慮した設計や可用性を高める設計方式の知識
ミドルウェア
OSとアプリケーションの間で動作するソフトウェアに関する知識
キャパシティプランニング
アプリケーションのニーズを満たすために必要なハードウェアやソフトウェアの構成を決定するプロセスのこと
チューニング
サーバーの性能を最大限に発揮するための設定や負荷対策を行うこと

 
セキュリティ領域の知識を習得するためにおすすめの資格を紹介します。

資格 詳細
LPIC
Linux技術者としての技術力を認定するグローバル資格
LinuC
日本向けに最適化されたLinux資格

 
LPICとLinuCはどちらもLinuxに関する知識が問われ、難易度にも大きな違いはありません。

ただ、海外や外資系企業で活躍したい場合は、世界に通用する資格であるLPICの取得がおすすめです。

LPICとはどんな資格?資格取得にかかる受験料とおすすめの勉強方法|インフラ職業ガイド

2024.09.04

2-3.データベース領域のスキルと資格

データベース領域で求められる知識・スキルは、以下のとおりです。

知識・スキル 詳細
RDBMSの基本概念
リレーショナルデータベースの構成要素や仕組み
データベース製品
Oracle DatabaseやMySQL、PostgreSQLなどを扱うスキル
NoSQL
リレーショナルデータベース以外のデータベース
データモデル
論理データモデルと物理データモデルの作成
ER図やUML記法、IE記法、データモデリングツールを扱う知識・スキル
SQL

 
近年は、インフラエンジニアの採用でSQLスキルが求められている
ため、データベースエンジニアを目指していなくても勉強しておくことが大切です。

データベースに関する知識の習得におすすめの資格を紹介します。

資格 詳細
ORACLE MASTER
オラクル社の「Oracle Database」を扱う知識・スキルを証明する資格
OSS-DB技術者認定資格
Postgre SQLを用いたデータベース開発・管理に関する知識・スキルを証明する資格
データベーススペシャリスト試験
各データベースに共通する基本的な概念や設計に関する知識を証明する国家資格

 
未経験の場合は比較的難易度の低い「ORACLE MASTER」のBronzeや「OSS-DB技術者認定資格」のSilverから取り組むのがおすすめです。

ただし、企業やプロジェクトによって使用するデータベースは異なります。扱うデータベースが変わった際は、その都度キャッチアップすることが大切です。

オラクルマスターで身に付くスキルとは?取得のメリットと体系一覧!|インフラ資格ガイド

2024.09.30

2-4.セキュリティ領域のスキルと資格

セキュリティ領域で必要な知識・スキルを紹介します。

知識・スキル 詳細
インフラのセキュリティ
サーバー・ネットワーク・OS関連のセキュリティに関する知識と対策
クラウド環境のセキュリティ
クラウド環境のセキュリティに関する知識と対策
セキュリティシステムの運用
ファイアウォールや不正侵入検知・防止システムなどを扱うスキル
暗号化技術
ハードディスクや通信内容、メッセージ、パスワードなどの暗号化に関する知識・スキル
セキュアプログラミング
システムやアプリケーションの脆弱性を事前に排除し、外部攻撃や予期しないシステムダウンを防ぐためのプログラミング手法
セキュリティマネジメント・法律
リスク分析や情報セキュリティ監査、法律に関する知識
セキュリティのテスト
脆弱性診断やペネトレーションテストのスキル

 
ITの進化とともに、ハッキングやウイルス感染といった脅威が増えています。そのため、インフラエンジニアとして活躍するなら、セキュリティに関する知識も学ぶことが大切です。

セキュリティに関する知識を習得するためにおすすめの資格を紹介します。

資格 詳細
CompTIA Security+
セキュリティを考慮したネットワーク設計やリスクマネジメント、脅威や脆弱性の分析などのスキルを証明するグローバル資格。
情報セキュリティマネジメント試験
サイバー攻撃に対抗するための情報セキュリティマネジメントに関する計画、運用、評価、改善スキルを証明する国家資格
情報処理安全確保支援士
サイバーセキュリティに関する知識を証明する国家資格

 
未経験者が資格取得を目指すなら、CompTIA Security+がおすすめです。情報セキュリティ分野の資格の中でも初心者向けなので、取得しやすくなっています。

また、グローバルに通用する資格のため、海外や外資系企業で働きたい方は取得を目指してみてください。

2-5.クラウド領域のスキルと資格

クラウド領域で求められる知識・スキルは、以下のとおりです。

知識・スキル 詳細
パブリッククラウド
AWS・Azure・GCPなどを使用・構築するスキル
Infrastructure as Code(IaC)
インフラ設定をプログラム化し、作業を自動化するスキル
仮想化技術
VMwareやHyper-Vなどを扱うスキル
コンテナ技術
DockerやKubernetesなどを扱うスキル
プログラミング
クラウド環境の構築を自動化するためのプログラミング知識・スキル
PythonやJava、Rubyがよく使われている
クラウドネイティブなアプリケーション設計の理解
クラウド環境で動作することを前提としたアプリケーションの設計に関する知識

 
近年はクラウドサービスの普及により、インフラエンジニアに対してクラウドに関する知識を求める企業が増えています。クラウドエンジニアを目指していなくても、クラウドについて学んでおくことで活躍の場を広げることが可能です。

クラウド知識の習得におすすめの資格を紹介します。

資格 詳細
AWS認定クラウドプラクティショナー
Amazon社が提供・認定するAWSの入門者向け資格
Microsoft Certified Azure Fundamentals
Microsoft社が提供・認定するAzureの入門者向け資格
Associate Cloud Engineer
Google社が提供・認定するGCP(Google Cloud Platform)に関する資格

 
AWS・Azure・GCPは、クラウドサービスにおいて高いシェアを誇るため、クラウドエンジニアを目指すなら身に付けておきたいスキルです。

ちなみに、2022年に実施された株式会社MM総研の「国内クラウドサービス需要動向調査」によると、日本で最も利用者の多いクラウドサービスはAWSとなっています。

3.インフラエンジニアの仕事は領域をまたぐ

インフラエンジニアを細かく分けると様々な種類があるものの、実際の現場では複数の領域をまたいで活躍することが多いです。

例えば、「ネットワークとサーバー」「セキュリティとクラウド」のように関連する領域の知識が求められます。

そのため、特定の領域だけではなく、幅広い知識・スキルを習得することが大切です。

未経験者がインフラエンジニアへ転職するにあたって、はじめから職種を決める必要はありません。現場で様々な領域の経験を積めるため、働きながら将来どんなエンジニアになりたいのか決めていけば大丈夫です。

クラウドに関しても、ネットワークやサーバーの業務を通して触れるので、将来的にクラウドエンジニアを目指すこともできます。

ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職・就職支援サービスです

アドバイザー全員がIT業界に精通しており、業界の仕組みやインフラエンジニアの職種・仕事内容、キャリアプランについて分かりやすく説明いたします。

そのうえで、1人ひとりと入念な面談を行うため、自身に合った企業・職種でキャリアをはじめることが可能です。

相談から内定まで「完全無料」でサポートいたしますので、インフラエンジニアへの転職で悩みや不安のある方はお気軽にお問い合わせください

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4.インフラエンジニアのキャリアプラン

インフラエンジニアのキャリアパスは、大きく「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」の2つに分かれます。ここでは、それぞれの特徴や求められるスキルを解説します。

4-1.ゼネラリストを目指すキャリア

ゼネラリストとは、「多岐にわたる分野の知識やスキルを持っている人」や「プロジェクトを統括する人」のことです。

顧客の課題を広い視野でとらえ、全体のバランスを考えながら解決していく役割を担います。

具体的には、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとして、技術的な意思決定やインフラ全体の最適化を主導することが求められます。

ゼネラリストへのキャリアパスは、下流工程から上流工程へ上がっていくパターンが一般的です。

インフラエンジニアの働き方

 
インフラエンジニアとして様々なスキル・経験を重ねていくことで、ゼネラリストへステップアップできます。

ゼネラリストに必要な知識・スキルは以下のとおりです。

ゼネラリストとはいえ、基礎となるのはインフラエンジニアとしての経験・スキルです。

業務上はエンジニアとしての仕事は少ないですが、技術力があればプロジェクトをまとめるうえで最適な選択ができるようになります。

ゼネラリストを目指せるかどうかは、働く企業によって変わってきます。そのため、転職時はキャリアパスが整っている企業を選ぶことが大切です。

インフラエンジニアのキャリアパス3種を徹底解説!未経験からのルートも完全攻略|インフラ転職ガイド

2024.10.23

4-2.スペシャリストを目指すキャリア

スペシャリストとは、特定の分野で高度な知識・スキルのあるエンジニアを指します。ゼネラリストがマネジメント業務を行うのに対し、スペシャリストは技術を追及していくのが特徴です。

インフラにはネットワークやサーバー、クラウドなど様々な領域がありますが、スペシャリストはいずれかに特化します。

特定の技術面をリードする「テックリード」や統括的な設計責任者として、インフラ構築プロジェクトを先導する立場です。

スペシャリストになるには、特定の領域で技術を極めていく必要があります。「この領域に関しては誰にも負けない」といえるくらいの知識とスキルを身に付けることが重要です。

組織内外から「この分野はこの人だよね」と頼られるくらいその道を極めていけば、高年収も期待できます。

ただし、IT技術は進化が速いため、スペシャリストとして生きていくには最新技術を学びつづけることが必須です。

IT技術の継続的な学習が苦ではない方は、スペシャリストを選択肢の1つとして検討してみてください。

5.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア

インフラエンジニアとしてキャリアを積んでいくうえで、企業選びが重要なカギとなります。IT業界の3割がブラック企業と言われてます。

ブラック企業に入ると、精神的・肉体的に体調を壊してしまいます。結果として、キャリアを台無しにするエンジニアも少なくありません。

インフラエンジニアへの転職を成功させるには、あなたに合った優良企業を選ぶことが重要です。

どんな企業が良いのか分からない」「選考に受かるか不安」など悩みがある方は、IT業界に精通した転職エージェントを活用してみてください。

5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです

優良企業から確実に内定を取るために、IT業界・インフラエンジニアの説明や企業選び、選考の対策まで徹底的なサポートを行っています。

弊社はブラック企業との取引が一切なく、優良企業の求人のみ厳選して紹介します。

例えば、IT業界でよくある以下のような怪しい企業を紹介することはありません。

  • ・エンジニアのスキルが身に付かない
  • ・研修として家電量販店で働かされる
  • 残業や休日出勤が常態化している
  • ・サービス残業させられる
  • ・法的に問題のある企業

また、弊社は転職を強制したり急かしたりすることは一切ありません。1人ひとりの意向に合わせて転職活動を進めていくため、無理なくあなたのペースで取り組むことが可能です。

オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEなどでもサポートしています。ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください

5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

吉敷美翔様インタビュー

-転職しようと思ったきっかけは何ですか?

引っ越しが1つのきっかけにはなりましたね。

元々福岡に住んでて、関東に引っ越すってなった時に、これを機に業種も変えてみようかな~と思ってインフラエンジニアになりました。前の仕事が嫌だったとかではないんですけどね。

前職は接客というか販売というかをやってたんですけど、7年ぐらい働いて色んなお客さんを一通り経験して、個人的にはやりきった感があって。

で、同じ接客業というよりかはパソコンを扱う仕事がいいかなと思って、最初は事務職も考えたんですけど、まあ将来性とかを考えてエンジニアかなって。わりと軽い感じで決めちゃってます(笑)

-転職活動にかかった期間を教えてください!

実は転職活動する時、めちゃめちゃさまよってて…。

転職するとはいえ、めちゃくちゃやりたい仕事があるっていうわけじゃなかったので、本当なんかひたすらいろんな業種受けて、みたいな感じでした。

というのも、転職活動を始める時に、落ちるからとりあえずたくさん受けた方がいいよって言われて、結構な数を申し込んだんです。

そしたら何受けてるかだんだんわかんなくなって、面接が始まる1時間前ぐらいに、その会社のこと調べて、「あ、今からこの会社受けるんだ。」みたいな転職活動でしたね…(笑)

なのでもうエンジニア以外にも5社ぐらい全然違う業種とか受けました。

一応転職活動は3週間ぐらいで全部終わったんですけど、そのなかでエンジニアの転職活動をしていたのは2週間ぐらいだけなんですよね。

-今はどんな案件に携わっていますか?

まず2月に会社に出向して、最初の2ヶ月はそれこそファイアウォールの穴開けとかメーリングリストの作成とかをやってたんですけど…。

4月から運用設計書作ってって言われてえっっ!て感じですよね(笑)一応前のシステムを公開するんで、このセキュリティの審査を通すために新しいシステムの運用設計書を作ってくださいって。

そもそも運用設計書が何かみたいなところもわかんなかったので、まず設計書を読んで、あ、なるほどこんな感じなのかっていうところからのスタートでした。

先月も成果物を1人で55個ぐらい作ってるし、他部署からの問い合わせの対応もしてるし、また別の設計書も作ってほしいって言われたりとか、パラメーターシート作ったりとか、みたいな感じですね。

やっぱ自分から言わないと最初ってやることないので、やらせてくださいって言って業務を振ってもらっていたら、未経験からスタートして2ヶ月で上流工程の業務に携われることになりました(笑)

正直忙しいんですけど、やりがいはありますね!とても自分に合っている仕事だと思います。

最初は自分に何が合っているのか分からなくてユニゾンキャリアさんに相談したんですが、ドンピシャの職種を紹介してもらえて本当にありがたいです。

転職体験インタビュー:携帯ショップ店員からインフラエンジニアに!エンジニアの種類や仕事を詳しく教えてくれて、具体的に働くイメージができました

転職成功事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー

ユニゾンキャリアではただ求人を紹介するのではなく、キャリアプランの構築から一緒に行い、理想を実現するためのサポートをいたします

インフラエンジニアってどんな仕事?」「おすすめの優良企業はどこ?」などちょっとしたご相談も大歓迎です。

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この記事の監修者

監修者画像

エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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