インフラエンジニアの転職を完全網羅!未経験・経験者まとめてこれ一本|インフラ転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニア未経験でもインフラエンジニアに転職できる?
- ・インフラエンジニアの転職活動のコツは?
- ・インフラエンジニアの求人選びのポイントは?
サービスやシステムの運用に欠かせないIT基盤を扱うインフラエンジニアは、IT業界を支える「縁の下の力持ち」です。
スキルアップや資格取得によって大幅な年収アップが見込めるインフラエンジニアは、魅力溢れる職種として注目されています。
事前に読みたい⇒インフラエンジニアの仕事内容~上流工程・下流工程を要件定義から監視までわかりやすく解説~|インフラ職業ガイド
目次
1. 未経験からインフラエンジニアになるには?
インフラエンジニアの転職難易度や年収相場など、エンジニア未経験者が転職を考える際に知っておくべき情報をまとめました。
1-1. 未経験からの転職難易度は中程度
結論からいうと、インフラエンジニアは未経験者でも転職することが可能です。
ほかの職種と比較しても、インフラエンジニアへの転職の難易度は中程度で、決して高くはありません。
大きく二つの理由があり、一つ目の理由はインフラエンジニアの業務内容です。
二つ目の理由は、未経験者でも資格を取得で転職のハードルを下げられる点です。
転職前にCCNAを取得しておくと、入社後スムーズに業務にあたれます。
ただ、難易度は高くないといっても、年齢・職歴・学歴などの条件は採用選考に大きく影響するので、その点は留意するようにしてください。
1-2. 未経験が目指せる年齢は25±2歳が最適
インフラエンジニアへの転職は第二新卒にあたる25歳前後で行うのが理想的です。
また、若い世代は一般的に知識や技術を吸収するスピードが速いといわれているため、変化の多いIT業界の採用選考で有利な傾向があります。
もちろん、30代での転職も不可能ではありませんが、未経験者向けの求人には35歳以下の募集制限が設けられていることが多いです。
そのため、資格取得といった学習面での対策が必要になります。
1-3. 未経験の転職時の年収相場
未経験でインフラエンジニアになった場合の年収相場は300万円〜330万円程度です(※企業規模や勤務地によって差があります)。
よく「エンジニアになったら高収入が得られる」という理由でエンジニア転職を志す人がいますが、未経験者がいきなり高年収を提示されることはありません。
ただ、インフラエンジニアは資格取得やスキルアップが昇給に直結しやすい職種です。
しかし、より高度な業務である構築・設計・要件定義などの上流工程を担当するようになれば、平均年収は約400~1,000万円まで上がります。
未経験から高年収が提示されるわけではなく、年収の上り幅が大きいというのは押さえておいてください。
1-4. 未経験の転職で必要なスキル・資格
インフラエンジニアの業務で必要なスキルと知識は下記のとおりです。
- ・ネットワークとサーバの基礎知識
- ・ネットワーク関連の基礎知識(TCP/IP、OSI参照モデルなど)
- ・LinuxやWindowsサーバの操作経験
ITの基礎知識は資格の勉強を通して習得することができます。インフラエンジニアを目指す未経験者におすすめの資格は「ITパスポート」と「CCNA」です。
ITパスポートはITに関する入門レベルの基礎知識を持っていることを証明する資格です。ネットワークとサーバに関する知識が試験の出題範囲に含まれています。
CCNAはネットワークの基礎知識とスキルを証明する資格です。インフラエンジニアの実務に役立つ学習内容であるため、転職前に取得しておくと入社後の業務がスムーズになります。
資格の取得はインフラエンジニアの転職において必須ではありません。しかし、企業の面接ではインフラエンジニアの業務に関連するITの基礎知識が問われることがあります。
そのため、資格を取得していなくても、面接官の質問に答えられる程度の勉強は必要です。
2. インフラエンジニアの転職は未経験者におすすめ
エンジニアの職種の中でも、インフラエンジニアは未経験者が目指す職種として特におすすめです。
理由として、転職難易度・業務内容・将来性の三つが挙げられます。
まず、インフラエンジニアは未経験者が目指せるエンジニアの職種の中でも転職難易度が低めです。
そのため、未経験者の採用が積極的に行われている状況です。
エンジニアの職種としてよく挙がるのが、Webエンジニアやシステムエンジニアなどの開発エンジニアの二つですが、未経験からの転職は狭き門です。
そのため、完全未経験からエンジニアを目指す場合、インフラエンジニアの方が未経験者をより多く受け入れています。
言わずもがなインフラエンジニアは年収が高い職業として知られています。社会基盤を司るサービスのため、職業的な安定性も高くなっています。
このように、転職しやすく、キャリアアップ・年収アップが見込め、安定性もあるインフラエンジニアは、エンジニアの転職を考える際に最も注目すべき職種です。
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3. インフラエンジニアのキャリアアップ転職
インフラエンジニア経験者がキャリアアップ転職をする際に知っておくと役立つ情報をまとめました。
3-1. 経験者が転職すべきタイミング(経験年数)
インフラエンジニア経験者の理想の転職のタイミングは三年目です。
エンジニア業界では、三年目のエンジニアは一人前として認められる傾向があります。
もし、様々なプロジェクトに参加できてスキルが身に付く状態なら無理に転職をしないほうが得策です。
仮に、転職のタイミングに悩んでいる場合は、業務の内容を判断基準にスキルが付く、付かないで判断するのがおすすめです。
また、必ず3年必要というわけでもなく、業務内容が監視・運用ばかりで、キャリアアップできなさそうという場合は、転職活動を始めることを推奨します。
3-2. 経験者の年収アップ目安
転職する際の年収アップの目安は、現在の年収の1.2倍〜1.5倍程度が一般的です。
企業がインフラエンジニアへの提示年収を決める際に重視するのは、リーダー経験の有無と上流工程経験の有無の二点です。
これらの経験があると、チームをまとめる力やプロジェクト全体を俯瞰する力があると評価され、高い年収を提示されやすくなります。
そのため、転職活動においては自身のスキルや実績を見直したうえで、企業にしっかりとアピールすることが重要です。
※年収の上がり幅は事業規模や地域によっても異なる。東京の年収が最も高い。
3-3. 経験者が準備すべき書類関係
エンジニア経験者が準備すべき書類は、履歴書・職務経歴書・スキルシートの三つです。
職務経歴書には、過去のプロジェクト詳細・担当業務・成果を明記します。過去の実績を示すことは、企業へのアピールになるのはもちろん、年収アップにも繋がります。
スキルシートには技術スタック・資格・トレーニング歴を詳細に書くことが重要です。
インフラエンジニアの場合、ポートフォリオの提出を要求されるケースはほとんどありません。
4. インフラエンジニア経験者は運用から構築へ
インフラエンジニア経験者は、転職を通して設計・構築フェーズへのキャリアアップを目指すのがおすすめです。
下の図は、インフラエンジニアのキャリアパスと年収の目安を表しています。
同じ職種であるにも関わらず、キャリアによって年収に大きな差が出ます。
よって、転職活動では上流工程業務をメインに扱う企業を目指すのがベストです。
採用選考では下流工程業務で得たスキルや実績を企業に提示し、自身の将来性をアピールします。
また、採用選考では実績だけでなく、取得資格も評価対象となります。内定獲得や年収アップに大きく貢献する要素なので、現職での業務と並行して力を入れるようにしてください。
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5. インフラエンジニアの求人選びのコツ
ブラック企業の求人を避け、優良企業の求人を見極めるためのポイントを解説します。
5-1. 受ける企業の取引先は超重要
転職先の企業を選ぶ際は、その企業の取引実績を確認することが重要です。取引実績は企業の信頼性や安定性を測るバロメーターです。
取引先として大手企業や優良企業の名前が挙がっている企業は信用度が高いため、取引実績のある企業の求人に応募することをおすすめします。
また、大手企業・優良企業との取引期間や関係性も調べるとより安心です。
取引実績は企業の公式サイトにアクセスしたり、転職支援エージェントに相談したりすることで確認できます。
企業の実像を知る重要な手がかりになるので、必ず調べるようにしてください。
5-2. 研修が半年以上はブラック企業
IT企業の中には、エンジニアに転職できると謳って人を集め、採用した社員にエンジニアの仕事とかけ離れた内容の業務を強要するブラック企業が存在します。
ブラック企業は求人や面接の内容に特徴があります。
まず求人の内容ですが、ブラック企業は「長期間の研修がある」という旨のPRを行う傾向があります。
面接の特徴として、内定までの流れが非常にスムーズなことが挙げられます。
面接官から質問を深掘りされることなく、すぐに内定が決まった場合は、ブラック企業である可能性が非常に高いといえます。人員の穴埋めを目的に誰彼構わず採用し、入社させた社員に長時間労働をさせがちです。
もし面接中に「ブラック企業かもしれない」と感じた場合は、逆質問の時間に具体的な案件内容を確認するようにしてください。釈然としない回答であれば辞退するのがベストです。
5-3. 経験者はプライム案件比率をチェック
インフラエンジニア経験者の場合は、プライム案件の比率が高い企業を転職候補先に選ぶことをおすすめします。プライム案件はエンジニアにとって多くのメリットがあるためです。
まず、プライム案件では上流工程を担当する機会が多いです。要件定義や設計を通して、プロジェクト全体を俯瞰する経験ができます。クライアントと直接コミュニケーションが取れるのもプライム案件のメリットです。
キャリアビジョンを実現させるためにも、プライム案件の比率は必ず確認するようにしてください。
6. インフラエンジニアの転職成功事例
インフラエンジニアとして活躍している三名のインタビューを一部抜粋して紹介します。インタビューを読みながら、転職活動や業務のイメージを膨らませてください。
6-1.未経験からインフラエンジニア
─インフラエンジニアを選んだ理由を教えてください!
ユニゾンキャリアさんを利用した際に、担当のキャリアアドバイザーの佐瀬さんがインフラエンジニアと開発エンジニアのメリットや将来性、仕事の内容などを詳しく説明してくれました。
その話を聞いて、自分はインフラエンジニアでやっていこうと決意しました。
─現職で大変なことはありますか?
周りのエンジニアの技術レベルが高く、ついていくのが大変で、毎日壁にぶつかっています…。
ですが、先輩社員にフォローしていただいて、分からない部分は丁寧に教えていただいてます。
─今後のキャリアパスを教えてください!
将来的には最新技術のAWS(Amazon Web Service)を極め、プロジェクトマネージャーになりたいと考えています。
目の前の目標は、一人称で仕事をできるようになり、サーバーもネットワークも両方のスキルを持ったエンジニアになることですね。
6-2.インフラエンジニアでキャリアアップ
─転職して叶えたかったことを教えてください
転職活動を始めた一番の理由は、自分自身のスキルセットを拡大し、具体的にはお客様と直接関わり、システム設計から商品知識、顧客折衝に至るまで、一連のプロセスを通じて価値を生み出す能力を高めたいと考えたからなんです。
─転職の結果はどうなりましたか?
転職の結果、SES企業から独立系のSIerに入社することが決まりました。
年収もアップして、上流工程の業務にもチャレンジできるようになったので、今回の転職には本当に満足しています。
─現在の業務内容は?
今の私の仕事は、主に官公庁や金融系のお客様を担当していて、私が所属するチームではルータの更改作業や構築設計を行っています。
ルータの更改作業や構築設計に関しては、技術的な深みとともに、プロジェクト全体の流れを理解する上流工程に携わることで、設計の初期段階から実装に至るまでのプロセス全体に深く関与することができるんです。
これによって、単に技術的な作業をするだけじゃなくて、プロジェクトの全体像を見据えたうえで、より効果的な提案や改善策をクライアントに提供することができるようになりました。
転職体験インタビュー:SES企業から独立系SIerにキャリアアップ!仕事の幅を広げて、更なるグロースを目指す
6-3.インフラエンジニアで年収アップ
─転職しようと思ったきっかけを教えてください!
1年間でCCNAというネットワークの資格と、LPICというサーバの資格を取得するという目標を立てて、実際に取得できたのでキャリアアップのためにもう一度転職しよう、と思って転職活動を始めました。
─年収はどれくらいあがりましたか?
今回の転職で約140万円上がりました。
エンジニアとしての経験は1年ほどしか無いのにかなり年収が上がって、この業界のうま味を感じましたね(笑)
─選考を進めるうえで役に立った業務経験やスキルはありますか?
ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得したことはやっぱり評価されましたね。
あと、小規模ではあるんですがリーダー経験があるので、そこも評価されました。業務理解度が高いからリーダーに任命された、ということを話したらそれが評価に繋がったみたいです。
自分の携わっている案件や業務の内容を理解していることが、なによりも重要視されるんだなと思いました。キャリアアドバイザーの酒井さんにも業務のアウトプットは重要だと言われて、実際にその通りでした。
転職体験インタビュー:【年収140万円UP】エンジニア経験1年3ヶ月で下流から上流へキャリアアップ!
転職事例をさらに知りたい方はコチラ⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
7.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
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7-1.キャリアプランから業界理解までお任せ
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役