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インフラエンジニアへの転職の秘訣3選!大手企業の求人情報も紹介

インフラエンジニアの転職方法

未経験がインフラエンジニア転職で気を付けるべきことってなんだろう…

✓本記事の流れ

  • ・インフラエンジニアに求められるスキルとは
  • ・インフラエンジニアの転職に求められるスキルとは
  • ・インフラエンジニア転職を成功させる方法

全く知識がない状態からインフラエンジニアへの転職・就職活動はとても不安ですよね

間違った知識で転職・就職活動を行うと失敗するリスクが高まり、あなたのキャリアに傷がついてしまう可能性があります。

本記事では具体的に未経験からインフラエンジニアになる方法や気を付けるべき企業について解説していきます。

先に読んでおきたい:インフラエンジニアとは?仕事内容をわかりやすく解説!

目次

1.インフラエンジニアとは?

インフラエンジニアはIT業界における基盤(インフラストラクチャー)を整備するエンジニアです。

IT業界のインフラは主にサーバーやネットワークを指し、これらを一般の人やクライアントが快適に使えるように、設計から運用までを行います。

そのため、インフラエンジニアといってもさまざまな専門分野にわかれており、チームで協力しながら仕事をしていきます。

ここでは、そんなインフラエンジニアの具体的な種類や詳細な仕事内容を確認していきましょう。

1-1.インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアの4つの職種

インフラエンジニアには大きく分けて上記画像の4種類があります。

それぞれどのような領域を得意としているのか、どのような仕事をしているのか見ていきましょう。

●ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはネットワークを構築するのが主な仕事であり、クライアントの要望に応えてネットワーク環境を設計・運用します。

構築に必要な機器の選定や回線の種類、スケジュールなどを決めて納期に間に合うように作業をしていきます。

構築した後は実際に安全かつ快適に利用することができるのかを確かめ、問題が発生した時は迅速に問題を発見し対処するまでが仕事です。
【→関連記事:ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!

●サーバーエンジニア

インフラで代表的なサーバーを構築するのがサーバーエンジニアです。

ネットワークと密接な関係にあるサーバーエンジニアですが、クライアントの要望に沿ったサーバーの構築を行うのが仕事であり、機材の設置やスペックの設定などを話し合いながら決めていきます。

また、設置後はしっかり運用できるのか監視をしたり、セキュリティのチェックやバックアップの対応まで行うことが多いです。

取り扱うサーバーの種類は多く、以下のようなものがあります。

  • ・データベースサーバー
  • ・Webサーバー
  • ・ファイルサーバー
  • ・アプリケーションサーバー

【→関連記事:サーバーエンジニアの仕事内容とは?転職方法や必要な知識・スキルも解説

●セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアはシステムを安全に使うことができるよう、システムセキュリティの設計から構築までを行ったり、サイバー攻撃を防ぐための施策を考えるのが仕事です。

セキュリティシステムを構築するときはクライアントとよく話し合う必要があるため、プログラミング能力だけでなくコミュニケーション能力も求められます。

また、システムの脆弱性を調べるためにさまざまなテストを行うため、テスト関連の知識も必要になるでしょう。
【→関連記事:新卒でセキュリティエンジニアになれるの?就職で必要なことを解説

●クラウドエンジニア

クラウドエンジニアはクラウド環境における、サーバーやネットワークなどのインフラを整備するのが主な仕事です。

クラウド環境上でインフラ整備を行うことのほかに、クラウド環境そのものを構築することも仕事になります。

近年はクラウド化の動きが活発になっていることから、需要の高いエンジニア職種のひとつです。

【→関連記事:クラウドエンジニアの仕事内容って?スキルと将来性についても解説

以下の記事では、インフラエンジニアのそれぞれの職種の年収や求められるスキルについて解説しております。
【→関連記事:インフラエンジニアの4つの種類|仕事内容や求められるスキルを解説

1-2.インフラエンジニアの仕事内容

続いては、インフラエンジニアの具体的な仕事内容について見ていきます。

インフラエンジニアの仕事内容は大きく4つの工程に分かれており、全ての工程を担当する場合もあれば、それぞれの工程で担当するエンジニアが異なる場合もあります。

ここでは、そんなインフラエンジニアの仕事について工程ごとの特徴を見ていきましょう。

●要件定義

要件定義ではクライアントの要望に沿ったシステムを実現するために、どのような内容のシステムを開発していくのかを決めていきます。

プロジェクトの基盤となる部分で、4つの工程のうち最も重要と言ってよいでしょう。

そのため、要件定義は経験やスキルが豊富なエンジニアが担当することが多いです。

●設計

設計工程では要件定義を踏まえた上で、使用する機器やOSなどを具体的に選定していきます。

さらに、どのようなシステムを構築していくのかを洗い出し、この後に行われる構築工程の作業が円滑に行えるように設計書に落とし込んでいきます。

構築工程は設計書に沿って行われることから、漏れなく機能を実装できるように、必要な機能を全て洗い出す必要があります。

●構築

構築工程では要件定義と設計にて完成された設計書をもとに、実際にインフラを構築していきます。

構築作業では実際にインフラが整備され利用できるところまで行うため、エンジニアとしてのスキルがもっとも問われる部分です。

また、インフラ構築では、ただ構築するだけでなく正常に動作するのか確認・テストをするところまで行います。

●運用・監視

運用・監視工程では、構築されたシステムが問題なく動作しているか監視することが主な仕事となります。

トラブルが発生した場合は作られているマニュアルをもとに問題解決をしていくことが多いため、エンジニアとしての経験が少ない社員が配属されることが多いです。

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2.未経験からインフラエンジニアになれるのか?きついって聞くけど本当?

結論から言うと、未経験からインフラエンジニアになることは十分に可能です。
【→関連記事:【決定版】新卒未経験からインフラエンジニアに転職する秘訣3選!

IT業界はスキルを重視していることもあり、経験のない人では選考を受けることすらできないと思われがちですがそんなことはありません。

特に現状のIT業界は常態的に人手不足となっており、人員を補うために未経験でも募集している企業が多くあります。

会社にもよりますが、未経験採用の場合は研修制度を設けていることも多く、未経験からでも十分に仕事ができるようになれるでしょう。

未経験からインフラエンジニアの転職を目指すなら、自分であらかじめ資格取得をしたり、求められるスキルについて勉強しておくと選考を有利に進めることができます。

ただし、インフラエンジニアとしての仕事は、システムの安定稼働やセキュリティ対策など、非常に重要かつ責任ある仕事です。

そのため、きついと感じることもあるかもしれませんが、その分やりがいも大きく、自分自身の成長にもつながるでしょう。

未経験からでもインフラエンジニアになることは十分に可能ですが、そのためには熱意や努力、そして忍耐力が必要です。

自分自身のキャリアアップのためにも、ぜひチャレンジしてみましょう。
【→関連記事:インフラエンジニアはきつい?未経験やデータセンター勤務がきつい現実とは?

3.未経験からインフラエンジニアに転職する方法

続いて未経験者におすすめの転職方法について、3つ解説していきますので参考にしてみてください。

3-1.転職支援しているスクールを探す

スクールであれば、インフラエンジニアに必要な知識を勉強しつつ、転職に向けた準備をすることができるというメリットがあります。

転職支援をしているスクールは就職希望者の状況に合わせて就活サポートをしてくれるだけでなく、採用企業へ推薦もしてくれます。

自分で就職先を探すよりも圧倒的に効率がよく、そのうえスキルや知識を蓄えることができます。

デメリットとしては、スクールによっては高額な費用がかかることです。

お試しでスクールを利用してみたい場合は、まずは無料スクールを利用することを検討しましょう。

2023年現在のITエンジニアを目指す方におすすめのプログラミングスクールについては、以下の記事で詳しく解説しております。
【→関連記事:プログラミングスクールおすすめ30選!元エンジニアが各社を徹底比較【2024年最新版】

ユニソンカレッジは、未経験からインフラエンジニアになりたい方向けのカリキュラムを無料で受講できるスクールです。

もちろん転職支援も行っておりますので、気になった方は是非利用してみてはいかがでしょうか。

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3-2.転職サイトを利用する

転職サイトには多くの求人が掲載されており、自分が気になる求人に直接応募することができるという特徴があります。

転職サイト各社で扱っている求人が異なるため、より多くの求人を見たい場合は2〜3個の転職サイトを利用することをおすすめします。

転職サイトを利用する際は、転職サイトだけでなく転職エージェントも併用するとより効率的に情報収集することが可能です。

参考までに、おすすめの転職サイトを下記表に記載しますので活用してみてください。

おすすめ転職サイト

【→関連記事:IT・Webエンジニアおすすめ転職サイト27社ランキング!人気サイトを徹底比較

3-3.ITに特化したエージェントを利用する

ITに特化した転職エージェントを使うことで、自分に適した求人を探してもらう方法もあります。
【→関連記事:【プロ厳選】IT転職エージェントおすすめランキング一覧!全25社の人気サイトを徹底比較【最新版】

ITに特化していれば、IT業界についてさまざまなアドバイスをくれるだけでなく、自分がどのような企業に就職すればよいのかサポートしてくれます。

加えて、面接対策や履歴書の添削まで幅広く対応しているエージェントが多いため、利用してみるとよいでしょう。

また、大手転職エージェントよりも小規模な転職エージェントの方が1人の求職者に対してしっかりとしたサポートをしてくれる傾向にあります。

大手転職エージェントは求職者の多さからアドバイザーが足りていないこともあり、場合によっては質が低いこともあります。

小規模エージェントにて自分の悩みを相談するほうが、自分の希望する求人を見つけやすくなるでしょう。

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4.大手企業のインフラエンジニア求人の探し方

大手企業のインフラエンジニア求人を探す方法として、以下の3つを紹介します。

大手企業の求人を探す方法

  • ・転職エージェントを利用する
  • ・転職サイトや求人情報サイトを活用する
  • ・業界イベントやセミナーに参加して、人脈を作る
  • ・インフラエンジニアを募集する大手企業の採用ページで定期的に調査する

4-1.転職エージェントを利用する

インフラエンジニアの大手企業求人を探す場合、IT業界に特化した転職エージェントの利用することがおすすめです。

転職エージェントを通じて大手企業のインフラエンジニア求人に応募したい場合、まずは転職エージェントを選定することが大切です。

転職エージェントには、一般的な転職サイトとは異なり、求人情報にアクセスできるだけでなく、企業とのマッチングをサポートしてくれるメリットがあります。

転職エージェントの仕組み

転職エージェントの仕組み

転職エージェントに登録したら、担当のキャリアアドバイザーと面談を行い、自分自身の希望条件やスキル、キャリアプランなどを相談しましょう

キャリアアドバイザーは、あなたに合った求人情報を紹介してくれるだけでなく、面接対策や履歴書の添削などもサポートしてくれます(完全無料サービスです)

また、転職エージェントは、求人情報にアクセスできるだけでなく、一般的な求人サイトには掲載されていない非公開求人にもアクセスできることができます。

このように、転職エージェントは大手企業のインフラエンジニア求人に応募する上で有効な手段なので、ぜひ一度考えてみてください。

4-2.転職サイトや求人情報サイトを活用する

転職サイトや求人情報サイトも活用することができます。

有名な転職サイトや求人情報サイトには、大手企業の求人情報が掲載されていることがあります。

キーワード検索やフィルタリング機能を使って、インフラエンジニアの求人情報を絞り込んで探してみましょう。

4-3.業界イベントやセミナーに参加して、人脈を作る

業界イベントやセミナーに参加することもおすすめです。

大手企業は、業界イベントやセミナーで自社の技術や仕事について紹介することがあります。

そこで企業の担当者と直接話をする機会が得られるかもしれません。

自分の興味や能力をアピールし、求人情報を聞いてみることも有効です。

4-4.インフラエンジニアを募集する大手企業の採用ページで定期的に調査する

大手企業の公式ウェブサイトや採用サイトを定期的にチェックすることも重要です。

多くの大手企業は、自社のウェブサイトや採用サイトに求人情報を掲載しています。

そこで、キーワード「インフラエンジニア」や「ITインフラ」などを使って検索し、求人情報を探しましょう。

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5.未経験インフラエンジニアにおすすめの転職エージェント3選

未経験からインフラエンジニアに転職したい方におすすめの転職エージェント3選をご紹介します。

✓インフラエンジニアにおすすめ転職エージェント

・ユニゾンキャリア

・リクルートエージェント

・レバテックキャリア

他にもインフラエンジニアになりたい方向けにおすすめの転職エージェントがございます。以下の記事でご確認ください。
【→関連記事:【2023年11月最新】インフラエンジニアにおすすめの転職エージェント15選を徹底比較

5-1.ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアはIT専門の転職エージェントであり、未経験からIT業界を目指す方へのサポートに特化したサービスを展開しています。

ITに精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、IT業界に関わるノウハウを多く持っています。

また、未経験者の就業決定率95%を誇っており、ユニゾンキャリアを利用したほとんどの人が、未経験からIT転職を達成しています。


5-2.リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは非公開求人20万件以上も持っている転職エージェントで、ネットでは見つけることができない自分だけの求人を紹介してくれます。

IT業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、未経験者でも的確なアドバイスを受けることができます。

在職中でなかなか転職活動が進められなくても、リクルートエージェントのアドバイザーが日程の調整などを代行してくれるため、安心して転職活動が可能です。

5-3.レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、在籍しているアドバイザーの評価が特に高い転職エージェントです。

利用者3,802人の90%がアドバイザーに満足していると答えており、質の高いアドバイザーが自分に適した求人を探してアドバイスしてくれます。

また、年7,000回もの企業ヒアリングを実施しており、専任担当者はもちろん現場で活躍しているプロジェクトマネージャーやエンジニアにまでヒアリングをしています。

そのリアルな情報から適切なアドバイスをしてくれるのがレバテックキャリアの大きな特徴といえるでしょう。


6.【未経験者要注意!】転職・就職しない方がいい企業の特徴

ここからは転職・就職活動の際に注意するべき点として以下2つの企業をご紹介します。

ブラック企業に気を付けよう

  • ・ITの業務ができない企業
  • ・スキルシートを詐称する企業

このような会社を避け、自分が入社してよかったと思える会社を見つけましょう。

6-1.ITの業務ができない企業

IT企業を名乗る会社の中には、未経験者の研修と称して家電量販店やコールセンターに長期間派遣させるところがあります。

家電量販店やコールセンターではプログラミングはもちろん、インフラエンジニアの仕事にも関われないため、無駄な時間となってしまいます。

そのため、研修制度が設けられている企業でも口コミなどを参考にして事前に調べておくようにしましょう。

家電量販店や携帯ショップに派遣させるSES企業は絶対やめとけ|SES

2024.09.04

6-2.スキルシートを詐称する企業

SES企業によくあるケースで、契約を結んだクライアントに派遣するエンジニアの経歴やスキルを詐称することがあります。

詐称して派遣された場合、自分では対応できない仕事を任されたり、仕事が思うように進まず注意されるなどの問題に発展してしまいます。

そのような企業を見分けるには、企業口コミサイトや転職エージェントを利用して避けるようにしましょう。

【SES企業の闇】経歴詐称はもう辛い…。潜むリスクに備えろ!「対策と脱出法を徹底解説」|SES

2024.09.04

7.インフラエンジニアの年収は高いのか

ここからはインフラエンジニアの年収について確認していきましょう。
【→関連記事:【2023年最新】インフラエンジニアの平均年収は?1000万までの上げ方も解説

今回は転職時の年収と平均年収について、どのような差があるのか詳しく解説していきます。

7-1.転職時の年収

未経験から転職した際の年収は、一般的に250万〜330万円程度といわれています。

1年目はまだ実践的なスキルを持っていないため、いきなり400万円を超えるような年収を得られるわけではありません。

しかしながら、未経験から転職をして2年目で前職の年収を超えたという人も見かけるほどIT業界の年収は高いため、転職後は自分のスキルを磨くことに集中して仕事をこなしていくと年収はおのずと上がっていくでしょう。

7-2.インフラエンジニアの平均年収

インフラエンジニアの平均年収は、求人ボックスのデータによると539万円になります。

国税庁のデータによると日本の平均年収は443万円のため、比較すると100万円程度高い数値といえます。

そのため、インフラエンジニアとしてスキルを磨きつつ、仕事をこなしていけば日本の平均年収よりも高い年収を獲得することができるでしょう。

また、専門性の高いスキルと経験があれば1,000万円近い年収を目指すこともできるため、転職後も勉強を続けることが大切といえます。
【→関連記事:インフラエンジニアで年収1000万円は可能?具体的なキャリアパスを解説

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8.インフラエンジニアの転職に求められるスキル

続いて、インフラエンジニアの転職時に求められるスキルについて見ていきましょう。

インフラエンジニアの中でも職種によって担当領域が異なるため、どのエンジニアを目指すのかによって必要になる知識は異なります。

8-1.サーバーの知識

サーバーエンジニアやクラウドエンジニアを目指すなら、サーバーの知識が必要不可欠です。

特にLinux、WindowsといったOSの構築スキルが求められることが多いため、各OSについて勉強するといいでしょう。

また、OSの知識に加えて、ケーブルの配線などサーバーを効率よくつなぐ方法も勉強しておくとよいです。

サーバーにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴なども理解しておくとスムーズに作業できるでしょう。

8-2.ネットワークの知識

インフラエンジニアの職種に共通して、ネットワークに関する知識を身に付けておくことは大切です。

ネットワークはITインフラにおける中枢的な部分のため、基本知識を学習しておくだけでも十分仕事に役立ちます。

中でもネットワークエンジニアを目指す場合は、ネットワーク機器やプロトコル、ネットワークセキュリティなどの知識を勉強しましょう。

また、ネットワークはサーバーと密接な関係にあるため、サーバーと合わせて学習するとより効率的といえます。

8-3.クラウドの知識

近年、クラウド化が活発になってきていることから、全てのインフラエンジニア系職種でクラウドの知識が求められるようになってきています。

中でも、クラウドに特化したクラウドエンジニアを目指すのであれば、幅広いクラウド知識が必要になります。

クラウドに関する知識は勉強しておくと市場価値の高い人材になれるでしょう。

代表的なクラウドサービスは以下の通りです。

代表的なクラウドサービス

  • ・AWS
  • ・GCP
  • ・Microsoft Azure

クラウドの普及により、インフラエンジニアに求められる役割が変わると言われています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
【→関連記事:クラウドの普及によるインフラエンジニアに求められるスキルの変化

8-4.セキュリティの知識

セキュリティエンジニアを目指すなら、セキュリティの知識は必ず勉強しておきましょう。

システム構築において重要となるテスト関連のスキルも重要であり、セキュリティを学びつつ、テストを行うことでどのようなところを改善できるのか理解していくとよいです。

セキュリティエンジニアとして転職を目指すのであれば、CCNA Cyber Opsといったセキュリティ関連の資格を取得しておくと選考の際に評価されやすいです。

8-5.プログラミング

近年ではインフラエンジニアにもプログラミングスキルが求められるようになってきています。

クラウドサービスが活性化してきている中で、クラウド環境下ではインフラ構築作業を自動化させる動きが盛んになってきています。

この自動化を行う際に、プログラミングスキルが必要になってくるのです。

Bashを始めとしたシェルスクリプトや、Python、Rubyなどの言語を勉強しておくと良いでしょう。
【→関連記事:インフラエンジニアにプログラミング言語が必要な理由は?

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9.転職の際におすすめの資格4選

ここからはインフラエンジニアに転職する際におすすめの資格試験について解説していきます。
【→関連記事:インフラエンジニアの資格16選|取得の順番や難易度など一覧で解説!

資格試験にチャレンジして客観的に自分のスキルをアピールしていきましょう。

  • ・CCNA
  • ・LPIC(LinuC)
  • ・AWS認定試験
  • ・ネットワークスペシャリスト

9-1.CCNA 

試験概要

詳細

試験時間

120分

合格率(%)

非公開

合格ライン

正答率約65%以上

出題数

102問

出題形式

選択形式、ドラッグ&ドロップ

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

36,960円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ


CCNAは、シスコシステムズ合同会社が提供しているインフラエンジニア向きの資格試験です。

主に、ネットワーク関連の知識やサーバー、セキュリティといった部分の知識が問われます。

世界的に認知度の高い資格試験のため、転職時にアピールポイントとして活用できるでしょう。
【→関連記事:【2023年最新版】合格に導く!CCNAのおすすめ参考書を解説

9-2.LPIC(LinuC) 

試験概要

LPIC

LinuC

試験時間

90分

90分

対象試験

101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること)

101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること)

合格率(%)

50%前後

非公開

合格ライン

正答率65%~70%以上

正答率65%以上

出題数

約60問

約60問

出題形式

選択問題

選択問題

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

101:16,500円(税込)

102:16,500円(税込)

101:16,500円(税込)

102:16,500円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

全国のテストセンター

開催時期

通年

通年

URL

公式ページ

公式ページ


LPIC(LinuC)は、OSであるLinuxの基本知識を身に付けることができる資格試験です。

試験レベルは易しめですが、インフラエンジニアに必要なOSの基礎知識を網羅できるため、非常におすすめといえます。

LPICは海外でも活用することが可能で、LinuCは日本でのみ使うことができます。

LPICとLinuCの違いやおすすめの参考書・勉強法などについては、以下の記事で詳しくまとめております。
【→関連記事:LinuCとLPICの違いは?どっちがいい?おすすめも紹介

9-3.AWS認定試験 

試験概要

詳細

試験時間

90分

合格率(%)

非公開

合格ライン

700点以上(1000点満点中)

目安勉強時間

1ヶ月~

出題数

65問

出題形式

単一/複数選択

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

約12,100円(税込)※ドル計算のため費用は上下する

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ


AWS認定試験はクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Service)に関する資格試験です。

難易度ごとにそれぞれ12種類の試験がありますが、まずは最も低いレベルである「Cloud Practitioner」を受験しましょう。

インフラエンジニアに必要なクラウド関連の知識を身に付けることができます。
【→関連記事:インフラエンジニアに必要なAWSスキル【元エンジニアが教える】

9-4.ネットワークスペシャリスト 

試験概要

詳細

試験時間

午前Ⅰ:9:30~10:20(50分)

午前Ⅱ:10:50~11:30(40分)

午後Ⅰ:12:30~14:00(90分)

午後Ⅱ:14:30~16:30(120分)

合格率(%)

14%前後

合格ライン

正答率60%以上

目安勉強時間

実務経験有:20時間~40時間

初学者:200時間以上

出題数

午前Ⅰ:出題数:30問

午前Ⅱ:出題数:25問

午後Ⅰ:出題数:3問

午後Ⅱ:出題数:2問

出題形式

午前Ⅰ:多肢選択式(四肢択一)

午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)

午後Ⅰ:記述式

午後Ⅱ:記述式

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

7,500円(税込)

受験場所

全国

開催時期

4月

URL

公式ページ


ネットワークスペシャリストはネットワーク関連の資格試験で上位に位置しており、専門的な知識が問われる資格試験です。

転職までに取得するのは難しくても、転職後にコツコツ勉強して取得することを目指しましょう。

この資格を取得することで、プロジェクトの企画〜保守まで幅広く深い知識を身に付けられるのが特徴的です。

さまざまな仕事に役立てることができるでしょう。

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10.インフラエンジニアへの転職の選考対策

インフラエンジニアへの転職の選考対策としては、志望動機を考えることが重要です。

企業は、自社のビジョンや価値観に共感し、その実現に貢献できる人材を求めています。

自分自身がどのような理由でインフラエンジニアになりたいのか、どのような価値観を持っているのかを明確にすることが必要です。

また、面接対策も欠かせませんよね。

面接では、自分自身のスキルや経験だけでなく、コミュニケーション能力やチームワークなども評価されます。

そのため、自分自身の強みやアピールポイントを整理し、具体的なエピソードや事例を用意しておくことが大切です。

さらに、インフラエンジニアに必要なスキルや知識についても把握しておくことが重要です。

インフラエンジニアに求められるスキルは多岐にわたりますが、主にネットワーク・サーバー・ストレージ・セキュリティなどが挙げられます。

自分自身がどのようなスキルを持っているのか、どのようなスキルを身につけたいのかを明確にしておくことが必要です。

インフラエンジニアに転職する際の志望動機の作り方のコツについて、以下の記事で詳しく解説しております。ぜひ参考にしてみてください。
【→関連記事:【例文で解説】インフラエンジニア未経験の志望動機の書き方を解説

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11.まとめ

未経験からインフラエンジニア転職を成功させるには下記の方法がおすすめです。

転職するには

  • ・転職支援しているスクールを探す
  • ・転職サイトを利用する
  • ・ITに特化したエージェントを利用する

特に転職スクールや転職エージェントを使うことをおすすめします。

転職スクールや転職エージェントは、IT専門のキャリアアドバイザーが自分に合った転職先を提案してくれます。

業界研究や企業研究のサポートも手厚いため、情報収集をする上でもおすすめの手段です。

転職サイトを利用する際は2つ以上の媒体を活用することで効率よく転職先を見つけられるでしょう。

おすすめの転職エージェントは以下の通りです。

おすすめの転職エージェント

  • ・ユニゾンキャリア
  • ・リクルートエージェント
  • ・レバテックキャリア

それぞれ特徴があるため、自分の環境に合わせて相談してみましょう。

もし未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、IT専門の転職エージェントを利用するとより自分にマッチした求人やアドバイスを受けることができるため、おすすめです。

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この記事の監修者

監修者画像

エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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