【エンジニア未経験】の転職はおすすめ?やめとけ?なるためには?予備知識から転職活動まで完全網羅|エンジニア転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアは未経験からの転職は可能?
- ・エンジニアの未経験の転職で注意すべき点は?
- ・未経験からの転職に有利不利はある?
IT業界は深刻な人手不足から求職者優位の状況であり「高収入を目指せる」「リモートで自由な働き方ができる」といった魅力から未経験でエンジニアを目指す方が増えています。
結論から言えば、エンジニアは未経験からでも十分転職可能ですが、専門性の高い職種であるため、転職活動は入念な準備が必要です。
事前に読みたい⇒エンジニアに向いている人の性格や特徴を解説!転職で注意すべきこと|就職・転職者職業ガイド
目次
1.未経験からエンジニアになるには?
未経験からエンジニアになるためのステップは、大きく分けて3つです。
エンジニアになるための流れを詳しく知りたい方は⇒エンジニアになるには?未経験の転職者が目指せる年齢や職種、勉強方法から企業選びまで解説|エンジニア転職ガイド
1-1.エンジニアの職種・種類を選択
まずは、自分が目指すエンジニアの種類を選択します。エンジニアの種類を理解していないと取るべき対策が大きく異なるからです。
エンジニアの職種は大きく「インフラエンジニア」「開発エンジニア」の2つに分類されます。
初めはインフラエンジニアとして、ネットワークやサーバーの領域をメインに仕事を請け負い、次第に専門領域に分かれていくようなイメージです。
社会インフラの1つであり、需要が高く、高年収で未経験でも目指せます。
開発エンジニアは使用できるプログラミング言語によって選択肢が決まり、Javaであればバックエンドエンジニア、C言語であれば組み込みエンジニアのように分かれていきます。
また、開発には主に業務アプリケーション、スマホアプリケーション、Webアプリケーションの3つのジャンルがあります。
未経験からの転職難易度はかなり高く、少なくとも資格取得をしていないと書類も通らないというのが現状です。
未経験から目指せる職種としては、「バックエンドエンジニア」からがおすすめです。6か月程度で取得できるJava Silverという資格を取ると可能性があります。
転職の難易度や人生における仕事の目的、やりがいなどを加味して職種を選択することをおすすめします。
1-2.資格取得を目指して学習
エンジニアとして必要なスキルを身につけるのには、資格取得が効果的です。
資格があれば、採用担当者から一定の評価を受けることができます。加えて、資格を取得していなくても学習内容を明確に答えられれば、採用担当者は意欲が高いことも知ることができます。
結果として、転職で有利になり、実際の業務でも活躍が可能です。
専門分野で言えば、インフラエンジニアなら「CCNA・LPIC」、開発エンジニアなら「Java Silver」がおすすめです。ただ、開発エンジニアは自分がやりたい領域の言語に関する資格を取るようにしてください。
1-3.ITエンジニア専門の転職支援にお任せ
未経験からエンジニアを目指す場合、専門的な転職支援サービスを利用します。
ITエンジニアは職種としては技術職に該当するため、現場を理解した支援サービスでなければ実情を把握できていない可能性が高いです。
また、企業の内部情報を把握しているため自身の転職希望条件に合った企業を探しやすく、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
一方で、総合型の転職エージェントは、扱う求人数や領域が多いため、詳細の部分で弱い傾向があります。求人を探すという面では有利なケースもありますが、的確な支援まで網羅していないことも少なくなく、技術領域は苦手なことが多いです。
一見すると、求人数の多い総合型にメリットがあるように思えますが、限られた領域においては特化型の転職支援に軍配が上がります。
エンジニアは専門性の高い職種であるため、転職時に注意すべき点も多くあります。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の就活・転職支援サービスを行っています。
「未経験でエンジニア転職できるか不安」「企業選びの方法がわからない」という方は、まずは、お気軽にご相談ください。
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2.未経験のエンジニア転職がやめとけと言われる理由
未経験からエンジニアを目指す際に「エンジニアはやめとけ」という言葉を耳にしますが、決して未経験から転職が不可能であるからというわけではありません。
詳細はこちら⇒【驚愕】未経験でエンジニアはやめとけ?理由と原因、転職のポイントを解説|就職・転職者職業ゴシップ
2-1.IT特有のブラック企業の存在
未経験がエンジニアになるのは「やめとけ」と言われる要因の1つに、IT業界に特有のブラック企業が存在します。
IT業界は成長産業であり、新しい企業が次々と生まれている状況です。そのため、IT業界の約3割はブラック企業といわれていたりします。
新しい企業が多いということは、前提として売上を上げなくては潰れてしまう企業が多いということです。何としても売り上げを上げるために、労働時間が長くなったり、社会モラルに反する企業が出てくることが当然多くなります。
具体的に言えば、「エンジニアになるためにはコミュニケーション能力を磨く必要がある。だから1年間研修をしながら、エンジニアになれるようにしよう。」というような言い方をしてくる企業が存在します。
このような企業はエンジニアの案件を持っておらず、研修も大した内容を行っていません。
IT業界には何も知らない人を利用してずるいことをしている企業が存在するので、企業の情報を持っている転職支援サービスを受けるというのがとても大切です。
2-2.多重下請け構造の弊害
IT業界は多重下請け構造という産業構造になっています。
分かりやすく言えば、クライアントから元請け企業に委託された業務が2次請け企業、3次請けと何層にも渡って再委託される仕組みです。
多重下請け構造の中でも下層になるほど、作業は単純化していき、スキルアップが難しい傾向にあります。
また、より高単価の上流の仕事を受けるために、企業は優秀なエンジニアがいると見せかけるため、経歴詐称を強要し案件を獲得する企業も存在します。
経歴詐称は法律的な観点からも完全に黒であり、そのことを気に病んでしまうエンジニアもいます。
こういった企業に入社してしまうリスクを排除するため、ITエンジニア専門の転職支援が重要なのです。
2-3.未経験エンジニアは増えすぎ?
IT業界では深刻な人手不足により、エンジニア未経験でも積極的に採用する企業が増えています。
しかし、未経験エンジニアが増えている中で一部では「未経験エンジニアが増えすぎ」といった否定的な声があるのも事実です。
実際に、未経験からエンジニアを目指す人は増加傾向にあり、競争は激化しています。しかし、実際は求人のほうが増加率が高く、増えすぎという話は有り得ません。
転職サービスdodaの「転職求人倍率レポート(2024年6月)」によると、IT・通信業界の転職求人倍率は6.86倍と求職者1人当たり、約7件の求人があるとわかります。
そのため、未経験からでも気にせずエンジニアの転職活動をして、問題ありません。
3.未経験のエンジニア転職はおすすめな選択
未経験のエンジニア転職がおすすめの理由について紹介します。
3-1.エンジニアは高年収の職業
エンジニアは高年収が期待できる職業であり、スキルや資格取得ができればキャリアアップできます。
経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、日本のIT人材の平均年収は598万円です。
同じく国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円で、エンジニアの年収はおよそ140万円ほど高いとわかります。
このようにエンジニアは高年収が狙える職業であることは明確です。しかし、IT業界は短期間で新たな技術が開発され、トレンドの移り変わりが激しい業界でもあるため、高年収を目指すためには、常に新しい技術を学び、スキルアップを怠らないことが重要です。
3-2.エンジニアは働き方の自由度が高い
近年はリモートワークを導入する企業も増えており、働き方の自由度は高くなっています。
なかには、国内に住んでいればどこに住んでいてもOKの企業もあり、出社へのストレスなく働くことが可能です。
注意すべき点として、未経験から入社してすぐにリモートワークとなるわけではなく、自走できるスキルがあることが前提です。
しかし、実務経験を積んでスキルアップできれば、フリーランスとして独立することも可能です。フリーランスエンジニアは高いスキルと実務経験が求められるものの、正社員より高年収を狙うことが可能になります。
4.未経験がすべきエンジニアの転職活動の流れ
未経験からエンジニアへの転職活動の流れをフェーズごとに紹介します。
4-1.自己分析から企業選択の流れ
未経験からエンジニア転職を成功させるためには自己分析が重要です。
自己分析では、自身の強みや弱み、興味関心が明確になり「転職活動の軸」が定まることで、適切な企業選びが可能になります。
まずは過去の経験や学習歴、得意分野などを洗い出し、整理します。
また、自分1人で自己分析が難しい場合は転職支援を利用することで、客観的な視点で意見をもらえるため、自分では気付けない部分も把握できます。
4-2.書類選考から面接対策の流れ
エンジニア未経験者が書類選考を通過するためには履歴書と職務経歴書の作成が必要です。
基本的に履歴書は条件面を見るための書類、職務経歴書は面接に呼ぶかを判断するための書類です。
そのため、職務経歴書に記載したことが面接のベースとして聞かれます。
書類と面接は繋がっていることを前提に、面接の場面から逆算して書類を作成することが大切です。
4-3.内定獲得から退職までの流れ
内定を獲得したら現職の退職に向けた準備が必要です。
現職では引き継ぎ業務や、有給休暇の消化など、スムーズな退職のための調整が求められます。上司に退職の意思を伝え、後任者の育成や、業務の引き継ぎを計画的に進めます。
また、内定獲得後は現職の退職の手続きだけでなく、エンジニアとしての勉強も行わなければいけません。
採用された企業から提示された書類の提出などは期限ギリギリではなく、余裕を持って提出するのがマナーです。
目安としては1か月程度は事前に見積もって行動することをおすすめします。
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5.ストップ!未経験にありがち?危険な転職ニーズ
エンジニア未経験でも転職は十分可能ですが、求める条件によっては転職失敗になりかねません。
5-1.未経験でいきなりリモート?そりゃ無理だわ
エンジニアは働き方の自由度が高い職種ですが、未経験者がいきなりリモートワークを求めるのは現実的ではありません。
リモートワークはエンジニアとしてのスキルや知識があり、自走できることが絶対条件の働き方です。
リモートワークを求める気持ちもわかりますが、自分が経営者の立場であれば右も左もわからない人にいきなりリモートワークをさせないと思います。
そのため、初めはリモートワークを前提とせず、スキルを身につけることを意識するのが重要です。
5-2.研修を求めすぎるとブラック企業にズッポリ
「知らないから」という理由で研修を求めすぎる傾向が未経験者には見られます。
研修が充実している企業に入ることは悪いことではありませんが、就活と転職では捉え方は大きく異なります。
先ほど、例に挙げたブラック企業は未経験者の研修ニーズを利用して、人を集めています。
「充実の研修」「安心の研修」などの言葉には細心の注意を図ることが大切です。1年間の安心の研修などは完全にブラック企業の誘い文句です。
5-3.AI?ゲーム?未経験でなれるのはヤバ会社
未経験でいきなりAIやゲームの開発ができるという企業は、ブラック企業の可能性が高いです。
AIエンジニアはデータサイエンスの知識、機械学習、ディープラーニングなどの高度な知識が必要であり、ゲームエンジニアもグラフィック、物理演算、AIなどの高度な知識が必要です。
そのため、未経験者がいきなり目指せる職種ではありません。
未経験はエンジニアとしての知識が薄いため、何も知らない人を集めるためだけに広告を打っている可能性が非常に高いのです。
AIエンジニアやゲームエンジニアは将来的にスキルや知識をつけて目指すことは可能ですが、未経験できるというのは大半がブラック企業であることを頭に入れておいてください。
6.未経験からのエンジニア転職「有利・不利」
未経験からのエンジニア転職に関してよくある疑問についてまとめています。
6-1.女性が未経験からエンジニアになるのは不利?
女性が未経験からエンジニアを目指すことに有利・不利とはありません。エンジニアの能力は性別で決まることはなく、スキルと実力で決まります。
また、近年は女性エンジニアの活躍が目覚ましく女性のエンジニア転職は増加傾向にあります。
実際に「一般社団法人 情報サービス産業協会の調査」によると、2023年時点でIT企業に勤務するエンジニアの女性比率は22.6%、2016年の同調査では女性エンジニアの割合は13.1%です。
上記図を見てわかる通り、女性エンジニアの人数は8年間でおよそ10%増加していることがわかります。
今後のIT業界の人材不足により女性のエンジニアは今後も増加していくと予想されています。性別に関わらず自分の可能性を信じて挑戦することが大切です。
6-2.未経験の文系出身はエンジニアになれない?
結論から言うと、文系出身者でもエンジニア転職で不利になるということはありません。
エンジニアは技術面だけでなく、チームでプロジェクトを進めるためコミュニケーション能力も重要な要素となります。
エンジニアは理系出身の方が有利な面もありますが、出身学部関係なく採用する企業が多いです。
また、文系出身のエンジニアはプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなどマネジメントの仕事に回ることも少なくありません。
エンジニアとしての市場価値は出身学部ではなく、どれだけ実務経験があるのかで決まります。そのため、エンジニアとしてのスキルを磨くことが何より重要です。
6-3.第二新卒は未経験のエンジニア転職で圧勝?
第二新卒の未経験者はエンジニア転職市場で一定の優位性があります。
企業側も社会人としての基礎的な部分を教えなくて良いため、教育コストを抑えることができます。
実際に第二新卒の未経験者向けの求人も増加傾向にあり、27歳までを第二新卒扱いにする企業も増えてきています。
特に25歳前後は転職最適年齢であり、エンジニアの転職を検討しているのであれば早めに活動することがおすすめです。
7.エンジニアを目指すならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアはIT専門の就活・転職支援サービスです。エンジニア未経験の転職でお困りの方はお気軽にご連絡ください。
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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7-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例
ー転職しようと思ったきっかけはなんですか?
元々漁師をやっていたのですが、腰を悪くしてしまい漁師ができなくなりました。
次は何をしようか?ってなった時にゲームを作りたいと思って転職活動をしたんですが、さすがにちょっと難しいか~ってなって…
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ー転職活動時の経歴について教えてください!
高校卒業後、すぐに漁師になり3年と9ヶ月続けました。漁師を辞めて半年間は、職業訓練校に通って、その後ゲームエンジニアになるために転職をスタートしました。
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転職体験インタビュー:【未経験からSIerに内定】PC完全初心者の漁師からインフラエンジニアに!
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役