【最適解】インフラエンジニアが転職する5つのタイミング!転職リスクや成功のコツも解説|インフラ転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・インフラエンジニアのベストな転職タイミングはいつ?
- ・今の自分の状況で転職しても後悔しない?
- ・転職を成功させる方法は?
インフラエンジニアの転職において、今転職しても後悔しないか、不利になるのではないかなど不安があり、なかなか一歩を踏み出せない方は多いかと思います。
実際、弊社サービス利用者からも「転職したいんだけど、どのタイミングがベストなの?」といったご相談をよくいただきます。
事前に読みたい⇒インフラエンジニアの転職を完全網羅!未経験・経験者まとめてこれ一本|インフラ転職ガイド
目次
1.インフラエンジニアの転職に最適なタイミングとは?
インフラエンジニアの転職に最適なタイミングや狙い目の時期について分かりやすく解説します。
1-1.ベストタイミングは人それぞれ
インフラエンジニアが転職するベストなタイミングは、個人のスキルや経験、状況によって異なります。
また、ブラック企業にいる場合は年数に関係なく早急に転職する必要があります。
このように、インフラエンジニアの転職には「何年目がベスト」という明確な基準はありません。
転職を迷うときは、以下のポイントを確認してみてください。
- ・転職することが目的になっていないか
- ・何に迷っているのか
- ・今転職しないとデメリットがあるか
- ・今あるメリットを手放しても得たいものがあるか
これらを整理して明確な答えがあるのなら、転職を後悔しにくいです。
一方で、はっきりした答えがない場合は転職を待ったほうが良いといえます。勢いで辞めると、「前の会社のほうが良かった」「期待していたイメージと違った」と後悔しかねません。
1-2.狙い目はココ!1月~3月と6月~9月は求人数増
転職で狙い目のタイミングは、1月〜3月と6月〜9月です。日本では一般的に3月が年度末、9月は上半期の終了にあたり、次年度や下半期に向けて採用が活発になります。
そのため、1月〜3月と6〜9月は求人が増え、選択肢が広がるので転職しやすい時期です。
ただし、外資系企業の場合は会計年度のはじまりが1月となり、10月〜12月に求人が増える傾向にあります。
とはいえ、求人の多い時期はライバルが多いので、競争も激化します。「競争率が高いと不安」という方は、5月と11月〜12月がおすすめです。
この時期は新しい環境に適応できなかった方が辞めてしまい、ポジションに空きが出やすくなっています。
需要が高い1月~3月と6月~9月を狙うのも良し。転職市場の穴場である5月と11月~12月も選択肢の1つ。
2.インフラエンジニアの転職タイミング5つの判断基準
ここでは、インフラエンジニアが転職のタイミングを判断する基準を5つ紹介します。
2-1.転職の目的が明確である
インフラエンジニアが転職する判断基準の1つは、目的がはっきりしていることです。
目的が明確であれば企業選びの軸ができ、転職理由や志望動機に説得力が出るので転職に成功しやすいです。
例えば、以下の目的が挙げられます。
- ・下流工程から上流工程に挑戦したい
- ・正当な評価が受けられる会社で年収を上げたい
- ・大規模プロジェクトに携わりたい
一方で、「今の会社・仕事がイヤだから」といった漠然とした理由だと、企業選びの軸がブレてしまい理想の職場に出会えません。
満足のいく転職をするには、転職の目的や今後のキャリアで実現したいことを明らかにすることが重要です。
2-2.今の会社では成長が実感できない
今の企業でこれ以上インフラエンジニアとして成長が見込めないと感じたら、転職するタイミングです。成長できない環境で働きつづけると、以下のリスクが生じます。
- ・キャリアが停滞する
- ・スキルアップできず市場価値が上がらない
- ・仕事のモチベーションが保てない
インフラエンジニアは様々なプロジェクトを通じて経験値を上げることで、キャリアアップしていく職業です。
しかし、同じ企業にある程度勤めると業務内容や扱うスキルが決まってきて、キャリアの停滞感を感じることがあります。
身に付けられるスキルに限界を感じ、「もっと経験を積んで力を伸ばしたい」と思ったら転職活動をはじめてみてください。
2-3.アピールできるスキルがある
スキルや強みをアピールできると思ったときも、インフラエンジニアの転職タイミングの1つです。
企業は即戦力を採用したいと考えているため、あなたのスキルを正しくアピールできれば、転職の成功率は高くなります。
具体的には、以下のスキルや経験があると評価されやすいです。
「監視・運用」の経験しかない、スキルに自信がないという場合は資格の取得がおすすめです。
客観的にスキルを証明できるだけでなく、成長意欲もアピールできるため、企業から高評価が得られます。
2-4.職場やプライベートの変化
職場やプライベートで環境が変わったタイミングも、インフラエンジニアの転職にベストです。
職場の変化としては、以下のケースがあります。
- ・会社の方針が変わった
- ・労働条件の変更
- ・他社との合併による待遇の悪化
- ・業績悪化による不安
プライベートの変化には、結婚や出産・育児、介護などが挙げられます。特に家庭を持つようになると、ワークライフバランスや経済面を意識せざるを得ません。
環境の変化に伴い、残業や夜勤がない職場、平均年収や将来性の高い企業への転職を考える方が多いです。
2-5.明らかなブラック企業である
明らかなブラック企業にいる方は、タイミングを気にせずできるだけ早く転職活動をはじめたほうが良いです。
- ・長時間労働
- ・パワハラやセクハラ
- ・休日出勤続きで代休もない
- ・残業代や給料が支払われない・低すぎる
- ・経歴詐称させられる
ブラック企業で働きつづけても、心身ともにすり減りストレスを抱えるだけです。体を壊してしまうとキャリアにも大きな影響を及ぼすため、そうなる前に行動する必要があります。
SES企業で働いている場合は、まず営業に案件を変えてもらえないか相談してみてください。
ユニゾンキャリアは、IT業界に精通したアドバイザーが1人ひとりの状況をヒアリングしたうえで、転職やキャリアのアドバイスをいたします。
ご相談だけでも可能ですので、インフラエンジニアの転職でお悩みがあればお気軽にお問い合わせください。
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3.インフラエンジニアが転職するメリット
インフラエンジニアが転職により得られるメリットを3つ紹介します。
3-1.年収アップの可能性がある
インフラエンジニアは転職により、年収アップする可能性があります。
一般的には、年齢や経験を重ねるごとに年収が上がりますが、エンジニアはスキルが評価の対象になります。
転職した場合としない場合を比べると、生涯賃金で1,000万円近くも差が出るともいわれています。
そのため、年収を上げていきたいならさらなるスキルアップに向けて、積極的に転職活動をすることが大切です。
「あと数年働いたら年収が増えるはず…」と転職をためらっている方は、自身の市場価値だけでも確かめることをおすすめします。
3-2.キャリアの幅がグッと広がる
キャリアの幅が広がることも、インフラエンジニアが転職するメリットに挙げられます。理由は大きく3つです。
- ・専門性が高まる
- ・より高度な仕事に挑戦できる
- ・新たな経験やスキルが身に付けられる
転職すると不満や不安の解消だけでなく、インフラエンジニアとしての経験をさらに深められます。
そのため、成長を求める方にとって転職は大きなチャンスです。
3-3.働きやすい環境が手に入る
あなたが望む働き方を実現しやすいことも、インフラエンジニアが転職するメリットです。
- ・リモートワークができる
- ・夜勤やシフト勤務がない
- ・残業が少ない
- ・フレックス勤務がある
- ・時短勤務ができる
- ・産休・育休が取得できる
自由度の高い企業へ転職すれば、ワークライフバランスを大切にしながら自分らしい働き方が実現できます。
あなたに合った環境で働くことはモチベーションアップにつながり、成長の機会も増えていきます。
結果として、仕事の満足度が増し、より充実したキャリアを築いていくことが可能です。
4.【経験年数別】インフラエンジニアが転職するリスク
インフラエンジニアが転職する際は、リスクも考慮することが重要です。経験年数別に考えられるリスクを解説します。
4-1.インフラエンジニア1年目の転職リスク
インフラエンジニア1年目で転職すると、採用に影響する可能性があります。採用担当者は勤続年数が短い応募者に対して、「またすぐ辞めてしまうのでは?」と懸念を抱くからです。
企業は長く働いてほしいと考えているため、仕事に対する意欲が低いと思われると内定は難しくなります。
特に、「転職の理由や目的」「今の企業では叶えられない理由」「応募先なら実現できる根拠」は、採用担当者が重視しています。
また、キャリアプランを伝えることで長期的に一緒に働くイメージを持ってもらえるため、採用担当者の不安を払拭することが可能です。
あなたの人柄やモチベーションが伝われば、内定は獲得できます。
4-2.インフラエンジニア3年目の転職リスク
インフラエンジニア3年目以降の転職は、年齢の割にスキルが低いと採用されないリスクが高まります。
20代であればスキル不足でも成長のポテンシャルを見て、採用されることは多いです。
しかし、30代以上になると即戦力が期待されるため、スキルの低い人は転職が厳しくなります。
さらに、後輩の育成やプロジェクトリーダーを任される機会が増えることから、マネジメント経験もあると好条件で転職しやすくなります。
インフラエンジニア3年目の転職で必要なスキルや成功させるコツを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
5.インフラエンジニア転職成功3つのカギ
インフラエンジニアの転職における成否のカギは、タイミングだけではありません。転職を成功に導く3つのポイントを解説します。
5-1.スキルアップと資格取得は超重要
インフラエンジニアが転職を成功させるためには、スキルアップと資格の取得が重要です。
エンジニアは技術職のため、アピールできるスキルや資格を取得することで採用担当者から高評価が得られます。
具体的には、以下の知識やスキルが必要です。
- ・ハードウェアの知識・スキル
- ・ソフトウェアの知識・スキル
- ・スクリプト言語やSQLのスキル
3年目以降の転職では上記に加えて、マネジメントスキル、顧客折衝(せっしょう)能力が必要になります。
転職に役立つ資格は以下のとおりです。
資格 | 概要 |
CCNA |
インフラエンジニアの入門資格で、ネットワークに関するスキルを証明するベンダー資格
|
LPIC |
Linux技術者としての技術力を証明するグローバル資格
|
CCNP |
ネットワークの深い専門知識を証明するベンダー資格
|
ネットワークスペシャリスト試験 |
ネットワーク分野で最高難度の国家資格
|
AWS認定資格 |
クラウドサービスシェア世界No.1であるAWSに関する資格
|
紹介したようなスキルや資格を持っていれば、年収アップやキャリアアップは十分に狙うことが可能です。
市場価値を高めるためにも、転職する・しないに関わらず日ごろから学習することをおすすめします。
5-2.長期的なキャリアプランを考える
転職後のキャリアプランを考えることも、インフラエンジニアの転職成功に重要なポイントです。
自身の目指すキャリアや将来の目標を見据えて転職活動することで、企業選びに失敗しにくくなります。
キャリアプランを立てるときは、以下のポイントを参考に考えてみてください。
- ・スペシャリスト・ゼネラリストの中で進みたい方向性を定める
- ・キャリアの棚卸しをして、今の自分に不足しているスキルを知る
- ・目標を実現するルートを計画する
インフラエンジニアにとって転職はキャリアアップの大きなチャンスです。
一方でリスクも伴うため、目先の好条件に惑わされずに長期的な視点から企業を選ぶ必要があります。
5-3.徹底した選考の対策と情報収集
インフラエンジニアの転職成功には、情報収集と選考対策が不可欠です。
準備不足だとミスマッチが生まれたり、効果的なアピールができなかったりする恐れがあります。
転職する際に調べるべき情報は多岐にわたります。
- ・給与
- ・使用技術
- ・福利厚生
- ・事業内容
- ・ビジネスモデル
- ・企業の文化やビジョン
- ・労働環境や人
- ・成長性・将来性
これらの情報は、転職サイトや企業のホームページ、口コミサイトで手に入ります。
しかし、信頼性が高く深い情報を得るには、転職エージェントや社員に直接話を聞いてください。
ユニゾンキャリアでは面接の対策も企業ごとに徹底して行うため、自信を持って選考に臨めます。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
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6.【経験者必見】インフラエンジニア転職に迷ったら?
「タイミングや成功させるポイントは分かったけど、転職はどうしよう…」と悩む方もいますよね。そんなときは、なぜ転職に迷っているのか理由を明確にすることが大切です。
6-1.転職が上手くいかなかったら…という不安
インフラエンジニアが転職に迷う理由の1つは、「上手くいかなかったらどうしよう…」という不安です。
- ・自分のスキルが通用するかな
- ・実務経験が足りていないかも
- ・良い転職先が見つかるのかな
- ・新しい環境でやっていけるだろうか
転職は新たなキャリア・環境へのチャレンジなので、不安を感じることは当たり前といえます。
不安を和らげるためには、徹底した自己分析が効果的です。
あなたがやりたいことや希望する待遇・環境を明確にして求人を比較することで、転職して良かったと思える企業に出会える可能性が高まります。
6-2.明確なキャリアが描けていない
インフラエンジニアとして明確なキャリアが描けていない場合、転職に迷いが生じやすいです。
- ・自分に合っている企業が分からない
- ・この会社で将来も大丈夫かな
- ・転職を繰り返しそうで怖い
目指すキャリアや目標が定まっていないと進むべき方向が分からず、転職を先延ばしにしがちかと思います。
キャリアに迷ったら、携わりたい業務や技術、将来なりたい姿を考えてみてください。
3年・5年後の具体的なキャリアプランを描ければ目指すべき場所が明確になり、転職の迷いも少なくなります。
6-3.今よりも良い環境にいけるか分からない
今より良い環境にいけるか分からないことも、転職に迷う理由に挙げられます。
- ・年収が下がったらどうしよう
- ・希望する働き方ができなかったらイヤだな
- ・職場の人間関係が心配
- ・社風が合わず苦労するかもしれない
上記のような不安から、環境は変えたいと思いつつも慣れた職場を離れられず、行動できないケースは少なくありません。
不安を減らすには、転職前の情報収集を入念に行う必要があります。
自分で調べるのが難しいときは、IT専門の転職エージェントであるユニゾンキャリアへご相談ください。
企業についての懸念点など、面接で採用担当者に直接聞きづらいようなことまで把握しているので、まずはお気軽にご相談ください。
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7.インフラエンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア
インフラエンジニアの転職するタイミングに迷ったら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。
キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。
質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。
さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。
- ・応募書類の添削・アドバイス
- ・自己分析のアドバイス
- ・強みや経験のアピール方法の伝授
- ・企業ごとの想定質問リスト作成
- ・模擬面接の実施
プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。
オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に弊社へお問い合わせください。
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7-2.インフラエンジニアのキャリアアップ成功事例
-転職で叶えたかったことはなんですか?
実は、年収を上げたい以外に特に無くて…。やりたい業務もまだ全然定まっていないですし、働き方も絶対こういうのが良い!というのは無いんですよね。
前職で色々エンジニアの人と知り合ったことで、エンジニアって思っていたより色んなキャリアの選択肢があることに気付いたので、これから決めていけたらいいなと思ってます!
-選考を進めるうえで役に立った業務経験やスキルはありますか?
ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得したことはやっぱり評価されましたね。不器用ながら勉強した証なので。
資格を勉強したときの知識も割と残っていて、そのおかげで自分が携わっていた案件の説明もスラスラできました。
あと、小規模ではあるんですがリーダー経験があるので、そこも評価されました。ただ、マネジメント経験が大きく評価された訳ではなくて、業務理解度が高いからリーダーに任命された、ということを話したらそれが評価に繋がったみたいです。
自分の携わっている案件や業務の内容を理解していることが、なによりも重要視されるんだなと思いました。キャリアアドバイザーの酒井さんにも業務のアウトプットは重要だと言われて、実際にその通りでした。
転職体験インタビュー:下流工程から上流工程へのキャリアアップを実現!面接対策とキャリアアップ方法を具体的に教えてくれました
転職の成功事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。
エンジニア転職に詳しいアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役